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子供警察  作者: tkkosa
4/14

その3



○登場人物


  成宮保裕・なりみややすひろ(特別刑事課、過去に事件でトラウマを抱えている)


  金井睦美・かないむつみ(特別刑事課、成宮と同期、あっさりした性格)


  成宮心・なりみやこころ(成宮保裕の妹、兄と同じ事件でトラウマを抱えている)


  正代豪多・しょうだいごうた(特別刑事課、リーダーとして全体をまとめる)


  薬師川芹南・やくしがわせりな(特別刑事課、自分のスタイルを強く持っている)


  住沢義弥・すみさわよしや(特別刑事課、人間味のある頼れる兄貴肌)


  井角・いのかど(特別刑事課、正代とともにリーダーとして全体をまとめる)


  根門・ねかど(特別刑事課、頭脳班として事件に向かっている)


  六乃・ろくの(特別刑事課、頭脳班として事件に向かっている)


  壷巳・つぼみ(特別刑事課、成宮と同期、頭脳班として事件に向かっている)


  但見・たじみ(特別刑事課課長)


  筑城晃昭・ちくしろてるあき(麻布警察署少年課、成宮と過去に事件で接点がある)


  大床・おおゆか(麻布警察署刑事課、成宮と過去に事件で接点がある)


  鍋坂・なべさか(子供警察署長)





 マンションの一室、はやる思いを抑えながら飛びこむように部屋へ入っていく。心内


はここ数年にないほど健やかだった。胸に両手をあてて成し遂げた成果に身を安らげて


いく。己の本物を外へと放てている開放感から自然と表情はゆるみ、自分自身の存在を


確かめていった。


 人を殺すことでこんなにも安息を得られるなんて。心に刺さった棘を抜けるようにな


れるだろうと予想はしていたけれど、実際に体感する感覚はまた格別のものがあった。


別に、人を殺すことに快楽を感じてるわけじゃない。そんなものはただの悪でしかない。


憎むべき悪、そんなものにこの心を侵されるわけがない。悪である人間の排除、それで


しかこの感覚は得られない。正義の糾弾でしか意味は為さないのだから。


 この世界では毎日殺人が繰り返されている。当然、その中には様々な形がある。悪か


ら悪への殺人、単なる歪み。悪から正義への殺人、最も理不尽。正義から悪への殺人、


罰の執行。正義から正義への殺人、論理の超越。無論、この手で行われているのは正義


から悪への殺人。そう、罰の執行。道理にあわない身勝手な悪に汚されてしまった正義


の復讐。


 窓の外を眺めてみる。上いっぱいの夜空。綺麗な彩り、暗黒の闇、捉えかたは人それ


ぞれだろう。それならこの空を架橋としたい。面とは向かいあわなくても、口に出して


話さなくても通じ合える者たちとを繋ぐ橋。正義をかかげていることで心苦しい思いを


させられている同じ境遇の人たちと繋がっていられる、そう思えるだけで力になる。独


りじゃないんだ。みんながいるんだ。


 そうだろ、マジュニア。君も独りなんかじゃないんだよ。君のような苦しい思いを知


っている人間、分かってあげられる人間がいるんだよ。その人たちと君はこの空を通じ


て繋がっているんだ。だから、辛くなったときには顔を上げて。信号を出してくれれば


いつでも駆けつけるから。




 翌日、警察へ向かう時間が少し遅れてしまった。寝坊じゃない。起きる時間に変わり


はないがなんとなくだらだら時間を過ごしてしまった。連日の捜査による疲労が大きい。


昨日も帰宅は日付が変わった後だったし。今回は長期戦になりそうなので息を抜く時も


必要になってくる。長期戦を予想してる時点で弱気になってるところがあるのは否めな


いかもしれないが、ティアラという人物は明日や明後日に見つかる気がしないのが本音


だった。コンビートも口をわらなさそうだし、有力な情報を得るには時間がかかるかも


しれない。学生ならそう遠くには行かないだろうし、人間としても成熟されてない分だ


け警察に分があると思っているが、今回ばかりはかなりの強敵であるとふんでおいた方


がいい。


 気の引き締まりきらないままに特別刑事課の扉を開くと異質な光景が目に入る。部屋


にいた全員が中央にある大型ビジョンを見ている。画面に映されているのはニュース番


組。職業柄、事件モノのニュースには自然と目が行く。特に少年犯罪は自分を捜査側へ


置き換えて考える癖がついてしまっている。この内容の事件ならこうやるだろう、とい


うふうに。


 大型ビジョンから伝えられていたニュースは宮城で起こった殺人事件の様子だった。


昨晩にマンションの1階で一家の3人が何者かによって殺された。凶器は銃とみられ、


それぞれが複数箇所を撃たれ、通報をした隣人も銃を撃ちならすような音がして異変を


察したと報道のインタビューにこたえていた。死亡したのは父親と母親と長男、玄関の


鍵が開いていたことから犯人はそこから侵入したものとしていた。


 「ひっどい事件だなぁ」


 金井が息をつくようにこぼす。右手には紙パックのバナナジュース、その傍らにはカ


ツサンドの空き袋がいつものようにあった。


 「まぁ、顔見知りの犯行だろう。玄関から侵入したんなら知っている人間のはずだ」


 根門さんの言葉は全員の意見と一致した。時間帯からして顔見知り以外の人物が玄関


から堂々と家に入ることは難しいだろう。


 それでこの事件にまつわる話は区切られた。数ある殺人事件の一つとくくっていたか


ら。しかし、これが後々に自分たちへと繋がってくるものであるとはこのときは思いも


しなかった。


 展開が変化したのは13時前、午前のコンビートへの取り調べが終わった後のことだ


った。収穫の無さにどうしたもんかと思ってると但見課長が特別刑事課の面々に集合を


かける。


 「今朝の宮城での殺人事件は知ってるか」


 前置きのように言った課長の言葉にそれぞれが今朝のニュースを思い起こす。


 「一家の父親と母親と長男が自宅で何者かに銃で撃ち殺された事件だ。犯行時刻は昨


晩の19時過ぎ、凶器はおそらく散弾銃とされている。犯行当時に家にいなかった次男


は警察で身柄をあずかっている」


 報道では明かされてなかった部分までを含めて事件の概要を話された。報道で複数箇


所を撃たれたと言っていたが散弾銃とはむごい。


 「それで、その事件がどうしたんですか」


 「実はその保護されている次男のことで気にかかる事実が浮かんできた。警察は当然


その次男も犯人の対象として目を向けて調べているが現場を捜査しているときにとある


名前があがった。次男の部屋の捜査でパソコンに登録されていたサイトの中にあったも


のだ」


 パソコン、サイト、気にかかる単語があがってくる。


 「ボルト・フロム・ブルー」


 課長の言葉に全員の意識が高揚した。さっきはただ漠然と画面を眺めていただけの事


件が今ここに繋がった偶然のような確率に。しかも、捜査にあぐねている現在の状況に


も良いタイミングだった。進行に詰まっている中での宮城という遠方からの朗報に喜び


をおぼえたくなるのは自然な心情だ。


 「どういうことですか」


 「分からん。まだその名前があったということしか伝わってきていない。ウチの事件


の事を知っている警視庁のスタッフが宮城の方の事件からあがってきた情報と一致して


いたことを伝えてくれただけだ」


 「じゃあ、どうするんですか」


 「それなんだが、多分向こうではボルト・フロム・ブルーについて詳しく捜査はしな


いと思う。こっちの事件の状況は知らないだろうし、協力を求めても向こうは向こうで


手一杯だろう。申請しても口約束程度にしか受け取られないに決まってる。少なくとも


こっちの満足がいくほどの追求はしてくれない」


 確かに。向こうには向こうの状況がある。事件は向こうで起こってるんだから向こう


の意見が優先されるのは普通のことだ。こっちが同じ状況だったとしてもそうしてるは


ずだ。


 「正代、井角、お前ら2人で宮城まで飛んでくれ。次男へ取り調べできる時間を作っ


てもらえるように警視庁が頼んでくれてる。許可が取れ次第、宮城へ行って話を聞いて


きてくれ」


 停滞しかけていたものが再び進みはじめた気がした。思いもよらぬところからの新た


な展開だがよかった。真実は分からないがここから先へと進んでいければ解明へと向か


える。


 警視庁からの電話が来たのは3時間ほど後のことだった。今日は宮城の方で一日取り


調べたいので明日の昼にしてほしいという連絡。時間は長くないが取り調べを出来るの


だからまぁいいだろう。




 翌日、朝一で正代さんと井角さんは宮城へ向かった。そして、特別事件課では2人が


取り調べを行うまでに被害者の次男とボルト・フロム・ブルーの関連性について調べて


いく。


 ボルト・フロム・ブルーの主な参加者8人の中にいた東北エリアが所在地だった人物


をあらっていく。頭脳派チームを中心に調査した結果、アクセスの記録は宮城の事件が


あった家であることが明らかになった。ハンドルネームはマジュニア。これから取り調


べる次男のことであるのは間違いないだろう。


 マジュニアが掲示板へ書いていたのは進路と人間関係への悩みだった。2歳上の兄が


成績優秀で真面目なため、いつも比較されてきた。兄の通う学校へ入るようにと両親に


言われ続け、必死に勉強をやるのが辛い。兄は器用で勉強を得意にこなすタイプだが、


自分は不器用で勉強なんかうまくこなせないタイプ。なのに、それを強制されて食らい


ついてるのに苦痛を感じている。成績が下がると「もっと勉強に打ちこめ」と叱られ、


趣味に時間をついやすことも禁じられる。反論すると「そんなに家が嫌なら出て行け」


「誰のおかげで今まで生きてこれたと思ってる」と強く言われるだけ。怒りは込みあげ


てくるが大人の力に屈するしかなく吐きだせない。兄は兄でそんなことは知らないよう


にどんどんかしこくなっていく。兄がかしこくなるのに罪はないがそのために自分がこ


うなってるのは事実。怒りは込みあげてくるが兄の責任じゃないから吐きだせない。沸


々とわいてくる怒りの行き場がなく溜めこむしかなくなり、だんだんと限界に近づいて


きた。マジュニアの立ててきたスレッドには追いこまれていく様がそう切々と書かれて


いた。参加者たちからのレスも毎回ある。言葉にしてしまえばよくあるものだが、彼ら


の中では強い力を持ったものなのだろう。マジュニアもこのサイトで吐きだせるから、


みんなのレスがあるから耐えていられると書いている。


 とはいえ、これでマジュニアに3人を殺す動機はあったことになる。感情を抑えこむ


理性をとどめられなくなった瞬間、一線を超える激高が生まれてしまった瞬間が存在す


れば彼は犯罪をおかしたかもしれない。あくまで仮定だが彼の文章を見るとその憎悪が


そこへ向かった可能性は考えられる。


 集めた情報を宮城で取り調べを迎える前の正代さんと井角さんに伝え、あとは朗報を


待つ。コンビートが口をわらず、ティアラの実態もつかめない今、2人に懸けたい思い


は高まる。


 正代さんと井角さんが戻ってきたのは20時頃、すぐに全員が集められて報告がされ


ていく。2人は正午前に向こうに到着し、事件担当者とこちらの事件の概要やサイトの


関連性などの情報を交換し、昼の取り調べ時間の半分をもらって容疑者に聴取し、その


後にも実際の成果や今後の協力の要請などを話し合い、帰路についた。向こうも捜査が


難航してるようで協力的な反応だったらしい。


 まず、宮城の事件の捜査状況から話された。捜査の難航は最も大きな芽が潰れたこと


にあった。向こうの捜査班もサイトに注目し、マジュニアの投稿文章から次男を犯人と


有力視していた。だが、その展望は早々に崩されることになる。次男は犯行時刻とされ


ている時間には塾にいて多くの人間が彼の姿を目撃していた。被害者は銃で撃たれ、銃


声があった時間に次男は塾にいた。警察の読みは完全にはずされた。彼は家族を何者か


に殺されてしまったただの被害者だった。同時に警察は困った展開になった。次男以外


に3人に殺意を抱くほどの感情を持った人物にはあたらなかったため、先の詰まった展


開に入りこんでしまった。


 そして、マジュニアへの取り調べに入る。小さな部屋に閉じこめられるようにしてい


たマジュニアはどこか正常な感覚が備わっていないように感じられた。彼の立場から想


定していた状態で彼はいなかった。沈んでいたのは確かだったが加害者の苦しみも被害


者の苦しみもそれには嵌まらない。異質。家族が殺されてしまった人間にはこれまでに


どれだけも目にしてきたがそのどれにも重ならない。この時間が早く過ぎてほしいかの


ようにそわそわしている。何をそんなに落ち着かないのか。緊張感のある慣れない場所


に置かれ、警察からあれこれと攻められるようにしていることがストレスになっている


のか。掴めないまま取り調べは開始された。


 サイトを利用するようになったのは半年前。コンビートと同じ頃だ。日常に詰まって


途方に暮れるようにネットワークに頼ったところ、ボルト・フロム・ブルーへと行き着


いた。内容は違うが傷を負った同世代の声に共感し、自らの悩みをぶつけた。助けを求


めるような思いで。すると、参加者からの温かいレスが並んでいて励まされた。それか


らは毎日訪れるようになる。このサイトが心の救いだった。仲間がいてくれることが何


よりの支えになった。


 その話はとても良いものだった。迷った少年が痛みを共有できる仲間に出会い、救わ


れたのだから。だが、それだけでは済まない。肝心なことがその先にはある。今回の一


家の殺人事件への関与、それが絡んでくるのだから。その事実を問いただしていくとマ


ジュニアは否定を一貫する。当地の警察の取り調べにも同じく否定を続けている。証拠


もあるのだから追求は正直難しい。


 最後にこちらの事件への関与についてを詰めていく。コンビートとティアラの事件に


ついてを伝えるとマジュニアは驚いていた。素人の下手な演技じゃなく素直なものと見


受けられた。しかし、これもマジュニアは否定のみだった。同じ仲間でも一線を超えて


しまった者、そうでない者。悲しそうな目をしながらそう区切った。実際、コンビート


の事件とティアラの事件の犯行時刻に彼は宮城にいる。コンビートとティアラとのプラ


イベートでの親交もないと断言した。ネットワーク上の繋がりはあくまでネットワーク


上のものだと。


 実際に接したマジュニアの印象はいたって普通の純朴な少年だった。こちらの質問に


も黙ることはなく一つ一つ丁寧に答えていく。精神は通常に保ってるように見えた。気


丈に振る舞ったようには見えない。ただ、終始違和感はあった。眼前の少年から伝わっ


てくるような感覚だった。


 結局、これという手掛かりは得られなかった。希望を持たせてくれればと思ってたが


ダメだった。ただ、おかしいのは確実だ。いくらなんでも、事件の起こるタイミングが


よすぎる。コンビートやティアラの事件があったその後。偶然にしてはその流れを疑わ


ずにはいられなかった。


 「宮城の捜査班もマジュニアを疑いたくてたまらない様子でした。彼が犯人であるの


が最もスムーズな流れですから。取り調べのときの様子もどこか腑に落ちない感じでし


たし」


 「ただ、アリバイは完璧だってわけか。共犯者がいる線はないのか」


 「無いと思います。彼の周囲に殺人の実行犯までやるほどの繋がりがある人物はいま


せん。捕まれば確実に重刑はまぬがれない。そんなリスクを冒すまでの関係があるとは


思えません」


 特別事件課の一室に詰まった空気が流れる。あらゆるところから手を伸ばそうとも壁


が立ちはだかってくる。何か突破口はないのか。このままじゃ次に進めない。息をつき、


目をつぶり、全員が頭を悩ませる。学校関係、近所、親族、いろいろと浮かべても繋が


らない。


 「ティアラがやったとか」


 ボソッと呟いた金井の一言にワンテンポ置いて全員が反応した。完璧に不意を突かれ


たから。


 「えっ、何?」


 一斉に注目が集まり、金井は逆に驚いていた。まさかの盲点。ティアラはここ東京に


いるものだと思いこんでいた。そうか、そのまま東京にいるとはかぎらない。都内の多


数の漫画喫茶を通じてアクセスしてるからといって東京に住んでるともかぎらない。勝


手に迷いこんでしまってた。ティアラならマジュニアに手を貸す動機もある。殺人をお


かすことも出来る。散弾銃だって所持しているかもしれない。宮城まで移動してる可能


性もある。


 「あくまで考えの一つにすぎないがその線ならつじつまが合う。いや、今現在最も有


力な線かもしれない」


 コンビートの代わりに怒りの矛先を撃ったようにマジュニアの代わりに、そうすれば


流れは同じだ。本当にティアラの仕業だとしたらどれだけ冷酷な人間なんだ。このまま


にしておいちゃいけない。次の犯罪もあるかもしれない。


 待てよ。


 「もしかしたら・・・・・・ティアラはとんでもないことを企ててるかもしれない」


 考えたくもない、とんでもないもくろみ。


 「どういうことだ、成宮」


 「証拠はつかめてませんが、ウチの仮説が正しいのならティアラはコンビートをいじ


めていた同級生3人を射殺し、マジュニアを追いこんでいた家族3人を射殺したことに


なります」


 つまり、こう考えざるをえなくなる。


 「その次があるかもしれない」


 「次?」


 「次の犠牲者、ティアラにとっては標的がいるかもしれない。コンビートやマジュニ


アの怒りの矛先に手をかけたようにボルト・フロム・ブルーの他の参加者たちを苦しめ


てる人間を片っ端から狙っていくつもりなんじゃ」


 自分の推測を告げると周りからの視線が鋭くなった。あってはならない推測。そんな


ことが現実になってはいけない。だが、今の流れでいくとその考えに辿り着かざるをえ


ない。


 「まずいぞ。そんなことになったらどれだけの犠牲が出るか分からん」


 但見課長の言葉に部屋が凍りつくようになった。締めつけられる思いとともに覚悟を


抱く必要もあった。



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