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「追放された雑用係の俺、《真理の鑑定眼》で隠れた天才を集めたら最強パーティになっていた」  作者: きりざく


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13/30

第13話 呼び出し——補佐の失脚、手順で縛る

いつも読んでいただきありがとうございます!!


第13話は――「呼び出し」回。

鍵庫監督(かぎこかんとく)補佐を“喋らせる前に”手順で縛り、封緘<ふうけん>番号で逃げ道を消していきます。


そして、証拠の移送中に入る“奪取”。

相手が焦って動いた瞬間、痕が残る――この快感をぜひ!!


それでは、第13話をお楽しみください!!


ギルドの朝は、さらに冷たくなっていた。


掲示板の紙がまた一枚増えている。

昨日より短い文で、昨日より重い。


監察(かんさつ)中の聴取(ちょうしゅ)を開始」

鍵庫(かぎこ)関連の権限(けんげん)一部停止」

「証拠の移送(いそう)封緘(ふうけん)番号で管理」

妨害(ぼうがい)は重罰」


噂じゃない。

公文が、空気を押しつぶしている。


俺は一歩だけ立ち止まり、紙の端を見る。

昨日の勝ちが、今日も残っている。

残っている限り、逃げ道は増えない。


「……外から見える勝ち、ってやつだな」


ハルトが小さく息を吐いた。


「見える勝ちは、味方を動かす」


俺が言うと、ハルトは肩をすくめる。


「相変わらず、短いな」

「短くて足りる」


セリアは掲示板を見上げ、目を細めた。

昨日の膜の疲れが抜けきっていない。それでも、背中は折れていない。


封緘(ふうけん)番号……。番号まで、もう決まったんですね」

「決める。迷った瞬間に崩れる」


俺たちは応接の扉へ向かう。

灰色の外套が先に見えた。


ヴァレル。

監察(かんさつ)官。


人より手順を見ている目。


「来たか」


短い。だが、その一語で全員が動ける。


ギルドマスターが横に立つ。

昨日の会議の後、寝ていない顔だ。

それでも目だけは冴えている。怒りと覚悟が混ざっている。


「呼ぶぞ」


ギルドマスターが言った。


鍵庫監督(かぎこかんとく)補佐。――呼び出す」


名は言わない。

言えば“個人の話”に逃げられる。

今日は役職線で潰す。手順で縛る。


ヴァレルが紙束を差し出す。


「対象者呼出(よびだし)状。監察(かんさつ)立会いでの聴取(ちょうしゅ)。拒否はできない」


俺は紙に視線を落とす。

文字は少ない。余計な情緒がない。

公的な文は、余計な言い訳の余地を減らす。


「連れてくる導線は?」

「最短。だが証拠(しょうこ)も同時に押さえる」


ヴァレルが言い、俺の袋を見た。


「封緘札と粉は?」

「ある。球も」


袋の口を指で押さえる。

札の束。白粉と黒粉。現場タグの束。そして球。


「バインド・ボーラ(投擲拘束具(とうてきこうそくぐ):粘糸が広がる)」


殺さず止めるための道具。

会話で殴らず、手順で詰める。

血は噂になる。噂は逃げ道になる。


ギルドマスターが顎で示す。


「まずは鍵庫(かぎこ)だ。補佐は鍵庫の奥の部屋にいる。今朝も“点検”の名目で動いている」


点検。

昨日からその言葉が、やけに薄く聞こえる。


ヴァレルが歩き出す。


「触れる者は最小。運ぶ者は運ぶだけ。封緘番号はその場で発行する」


「番号をその場で?」

セリアが聞く。


「この場で決めないと、誰かが“先に決めたことにする”」


ヴァレルの声は淡々としている。

淡々としているほど、確定になる。


鍵庫へ向かう廊下は、昨日より人が少なかった。

少ないのに、視線は増えている。


目が増える。

口が減る。

そういう空気だ。


俺は床の縁、手すりの端、扉の取手。

触りたくなる場所だけに黒粉を軽くなぞった。

指の筋と油膜は、嘘をつきにくい。


「また粉か」

ギルドマスターが苦く笑う。


「粉は嘘をつかない」

「お前はそれしか言わないのか」

「それで足りる」


鍵庫の扉の前に着く。

厚い木。金具は新しい。だが、鍵穴の縁だけ妙に擦れている。


ヴァレルが扉の前で止まった。


「ここから先は監察導線。ギルド側は立会いのみ」


ギルドマスターが頷く。


「わかった。……だが、逃げるなよ」

「逃げない。逃げ道を潰すだけだ」


俺は札を取り出した。


「シール・オブ・セキュア(封緘札(ふうけんさつ):剥がすと痕が残る)」


扉の取手の根元。

鍵穴の縁。

そして蝶番側の端。

最低限の三点だけに貼る。


触れる場所だけを封じる。

封じすぎれば、誰も動けなくなる。

動けないのは手順じゃない。


ヴァレルが指先で札の位置を確認し、頷いた。


「よし。開ける」


ギルドマスターが鍵を回す。

触れない角度。

触れたら痕が出る角度。

それが、そのまま手順になる。


扉が開いた。


鍵庫の中は、冷えた金属の匂いがした。

棚の列。封筒の箱。台帳。

奥に小さな机があり、その前に男が一人いた。


背筋が妙に伸びている。

服は整っている。

そして――机の上の紙の角だけが、折れている。


鍵庫監督(かぎこかんとく)補佐。


俺は顔より手元を見る。

紙の角。指の位置。目線の動き。

嘘は口じゃなく、先に手に出る。


補佐がこちらを見た。

一瞬だけ口角が上がる。

その笑いは、勝った者のものじゃない。

逃げ道を探す者の笑いだ。


「朝から大勢で、ずいぶんと騒々しいですね」


言葉は丁寧。

だが、椅子から立とうとしない。

立たないのは、逃げる準備だ。


ヴァレルが紙を見せる。


監察(かんさつ)官ヴァレル。対象者補佐。聴取(ちょうしゅ)を開始する。同行しろ」


補佐の眉が微かに動いた。


「……補佐に対して、随分な扱いだ」

「扱いは手順で決まる」


俺が言う。


補佐の視線が、俺の袋へ落ちる。

札と粉を見た目だ。


「封緘……。それがあなたの趣味ですか」

「趣味じゃない。逃げ道を塞ぐ」


補佐が小さく息を吐いた。


「私は命令されただけだ。鍵庫の運用は、上から――」

「口は後」


ヴァレルが切った。


「先に封じる。触るな。勝手に動くな」


補佐の手が机の引き出しへ伸びた。

ごく自然な動き。

自然すぎる動き。


だから、危ない。


「止まれ」


俺が言う。

だが止まらない。


引き出しが少し開き、紙が見えた。

封筒。印。鍵束の細い光。


捨てるか、隠すか、握るか。

どれでも同じだ。逃げ道を作る動きだ。


俺は札を滑らせるように貼った。


引き出しの縁。

引き出しが閉じる位置。

そして机の角。


「シール・オブ・セキュア(封緘札(ふうけんさつ):剥がすと痕が残る)」


補佐の指が止まった。

止まった瞬間、目が冷える。


「……勝手なことを」

「勝手じゃない。監察立会いだ」


ギルドマスターが低く言う。


「触った痕が残る。お前が触れば、お前の痕だ。言い訳ができなくなる」


補佐は薄く笑う。


「言い訳など。私は何も――」

「触るな」


ヴァレルが二度目を言った。

二度目は、命令になる。


補佐はゆっくりと立った。

立つ動きは優雅。だが、足の向きが廊下じゃない。

窓側へ半歩寄る。

逃げの導線を確かめている。


ハルトが無言でその半歩の先に立った。

出口じゃない。

導線の切り方だ。


「最短で行こう」


ハルトの声は短い。


補佐の目が、ハルトの足元へ落ちた。

そして、その目が俺の方へ戻る。


――焦りが混ざった。


俺は短く鑑定した。


《真理の鑑定眼》

――補佐(人族)

【総合:B/戦闘:31/索敵:44/判断:72/魔力:26】

【HP:68/MP:41】

【スキル:鍵束管理/手順改竄】

【危険度:7/状態:緊張/欠陥や原因:命令の束縛(上位)】


「束縛がある」


俺が言うと、補佐の瞳が微かに揺れた。

揺れが答えだ。


セリアが小さく息を吸う。

膜を薄く張る準備をしている。

薄い膜。逃げ足だけを鈍らせる膜。


ヴァレルが手袋をはめた。


「机の上の物は監察保管とする。触るのは私とギルドマスターのみ。運ぶのはレイン」


「運ぶだけ、だな」

ギルドマスターが言う。


「運ぶだけ。触らせない」


俺は机の上の封筒に黒粉を軽く振った。

指の筋が薄く浮く。

潰れた筋。焦って握った筋。

それだけで、後の逃げ道が減る。


ヴァレルが封筒の表面に札を貼る。


「封緘番号、発行。――一番」


札の端に小さな刻みが入る。

番号は言葉じゃなく、物になる。


俺は封筒を布の上に乗せ、そのまま袋へ入れた。

袋の口にも札を貼る。

開けたら痕が残る位置。


「シール・オブ・セキュア(封緘札(ふうけんさつ):剥がすと痕が残る)」


補佐が笑った。


「過剰だ」

「過剰じゃない。過不足だ」


俺が言う。

足りなければ逃げられる。多すぎれば動けない。

だから、手順でちょうどにする。


ヴァレルが補佐へ向けて言った。


「同行。拒否は拘束」


補佐は一瞬だけ迷い――迷いを消した。

そして頷く。


「わかりました。……ただし、私は補佐です。鍵庫監督の名誉を傷つけるような――」

「名誉は手順の後だ」


ギルドマスターが言い切る。


俺たちは鍵庫を出た。

廊下の空気がさらに冷える。

視線が、補佐に刺さる。


刺されるほど、逃げ道が減る。


監察室へ向かう導線は短い。

だが今日は“証拠”が一緒だ。

証拠が動くときが、一番狙われる。


ハルトが先に角を見る。


「曲がり角、二つ。非常階段、右。裏口、左。……動くならここだ」


「動くなら止める」


俺が言う。

言葉は短く、動きは早く。


――そのとき。


廊下の先、窓の影が揺れた。

人影が二つ。

ギルド職員の服に見える。だが歩幅が違う。

慣れている歩幅。現場の歩幅。


「来る」


ハルトが言った瞬間、影が走った。


狙いは俺じゃない。

補佐でもない。

袋だ。


証拠の袋。


一人が正面から突っ込む。

もう一人が壁際から回り込む。

手には短い棒。打って落とすつもりだ。


「セリア」


俺が言う。

セリアは頷く。

膜が薄く張られる。空気が少しだけ重くなる。

足の運びだけが鈍る程度の薄さ。


「止まって……!」


セリアの声は震える。

だが膜は揺れていない。支えている。


正面の男が足を取られ、半歩遅れる。

その遅れで、ハルトが間に入る。


「袋は触るな。触ったら痕が残る」

「知るか!」


男が棒を振る。


ハルトは半歩ずらし、打撃を肩で受け流した。

受け流しながら、男の手首を掴む。

捻らない。折らない。

動きを止めるだけ。


壁際の影が俺の袋へ手を伸ばす。


その指が袋の口の札に触れた瞬間――


赤く滲んだ。


「……痕だ」


俺が言う。


影が一瞬止まる。

止まった瞬間、目が泳ぐ。

逃げ道が削れる音がする。


俺は球を抜いた。


「バインド・ボーラ(投擲拘束具(とうてきこうそくぐ):粘糸が広がる)」


投げる。


球は床を跳ね、影の足元へ滑り込む。

次の瞬間、粘糸が爆ぜた。


白い糸が広がり、足首と膝を絡め取る。

影が倒れ、床に転がった。


「ぐっ……!」


倒れた拍子に、袖から小さな札が落ちた。

紙片。短い指示。


ヴァレルが即座に言う。


「触るな。レイン、手順で拾え」


俺は黒粉を振った。

紙片の端に指の筋が浮く。

潰した筋。焦って握った筋。


紙片を布の上に置き、札を貼る。


「シール・オブ・セキュア(封緘札(ふうけんさつ):剥がすと痕が残る)」


封緘番号は増える。

増えるほど、逃げ道は減る。


正面の男が暴れようとする。

だが膜が薄く足を鈍らせ、ハルトの手が外れない。


「……離せ!」

「離したら走るだろ」


ハルトの声は冷たい。

冷たいほど、確定になる。


俺は倒れた影を短く鑑定した。


《真理の鑑定眼》

――奪取役(人族)

【総合:D/戦闘:38/索敵:52/判断:41/魔力:9】

【HP:57/MP:12】

【スキル:運搬奪取/撤収合図】

【危険度:6/状態:焦燥/欠陥や原因:期限付き命令】


「期限がある。撤収合図を持ってる」


俺が言うと、影の喉が鳴った。

言い返せない。

鑑定は言葉より早い。


ヴァレルが紙片を見下ろす。


「……この書式。鍵庫監督系統の線が濃い」


ギルドマスターが歯を食いしばる。


「焦って奪いに来た。つまり、証拠は効く」

「効くから奪いに来る」


俺が言う。

勝ちが、また外から見える形になった。


セリアがふらりと膝をついた。

膜を張ったまま、息が乱れている。


俺は瓶を取り出さない。

この場で新しいものは増やさない。

だが、既にある。


セリアの胸元には、昨日の支給がある。


「飲め」


セリアは頷き、瓶を取り出した。


「リカバリー・ポーション(回復薬(かいふくやく):HPを中回復。重傷完治・骨折即治癒・欠損再生は不可。危険手当の消耗品枠でギルド支給)」


栓を抜き、一息で飲む。

顔色が少し戻る。

劇的じゃない。

中回復は、線を戻すだけだ。


「……大丈夫です」

「大丈夫じゃないから飲んだ」

俺が言うと、セリアは小さく笑った。


ヴァレルが二人の奪取役を見た。


「拘束。監察室で聴取。命令の線を同時に掘る」


ギルドマスターが補佐へ目を向ける。

補佐は、何も言わない。

言わないのに、目だけが動く。

袋と、紙片と、赤い痕。


焦りが顔に出ている。


「……見てるだけで、詰んでいくな」

ハルトが小さく言った。


「詰むようにする」


俺は短く返した。


監察室の前に着く。

扉は厚い。音が漏れない。

ここなら、縛りも、言える形に変えられる。


ヴァレルが鍵を回す。

迷いがない。迷いがないほど、逃げ道が消える。


中へ入る。


机の上に、封緘番号の台帳が置かれている。

番号は増えるほど強い。

増えた分だけ、逃げ道が減る。


ヴァレルが言う。


「対象者補佐。奪取役二名。聴取を開始する」

「……私を、同列に扱うのですか」

補佐が言った。


ヴァレルは感情なく返す。


「同列ではない。手順が違う。お前は鍵庫監督系統の責任者線だ」


ギルドマスターが机に紙を置いた。

紙には新しい印がある。

だが触れる者は最小だ。


「職務停止。権限停止。監察保管。――今日、ここで文書で確定する」


補佐の顔が一瞬だけ歪む。


「……補佐の権限を止めれば、鍵庫は回らない」

「回るように回す。回らないのは、お前が回してないからだ」


ギルドマスターの声は低い。

低いほど、怒りが確定になる。


俺は補佐の手元を見る。

指先が微かに震えている。

震えは、縛りの強さだ。


ヴァレルが紙片を並べた。

奪取役の指示。封筒。鍵束の封緘袋。

全てに札が貼られ、番号が付いている。


「封緘番号、一番から四番まで。欠番なし。触れた者は記録する」

「……そこまで」


補佐の声が薄くなる。


「そこまでだ」


俺が言う。


「逃げ道は、増やさない」


ヴァレルが補佐へ視線を落とす。


「問う。誰の命令だ」

「……言えません」

「言えない理由は?」

「……契約が……」


補佐の喉が鳴る。

縛りがある。

縛りがあるなら、縛りを証拠化する。


俺は短く言った。


「言えないのは、言えないようにされてるからだ」

「なら、言える形にする」


ヴァレルが台帳を叩く。


「契約の刻印。位置。発動条件。期限。――手順で洗う。逃げ道は封緘で塞ぐ」


補佐が目を逸らした。

逸らした先は、机の端。

そこに、もう一枚の札を貼ってある。


触れば痕が残る位置。


逸らした目が、答えになる。


ギルドマスターが紙を広げる。


「鍵庫監督系統の権限停止の範囲。印の使用禁止。点検表発行停止。鍵束の管理は監察保管へ移管」

「……そんな権限は――」

「ある」


ヴァレルが言い切った。


「監察立会い。妨害は重罰。掲示も出ている。公文だ」


公文は強い。

強いから、相手は焦る。

焦るから、奪いに来た。


つまり、もう詰んでいる。


補佐が唇を噛む。

噛みすぎて血が滲む。


そして、口が開きかけた。


「……あの方が――」

「誰だ」


ヴァレルが促す。


補佐の喉が詰まる。

言葉が出ない。

縛りが強い。


俺はそこで止めない。

止めるのは“個人名”だ。

だが今日は、個人名まで行かなくても詰む。


俺は机の端を指した。

そこに置かれた、役職の札。

会議室で見た線が、ここにもある。


「名はまだ呼ばない」

ギルドマスターが眉を上げる。

俺は続ける。


「呼ぶのは、逃げ道を潰し切ってからだ。役職線で潰す。手順で潰す。封緘番号で潰す」


ヴァレルが頷いた。


「同意する。――次は、上位の席だ」


補佐の目が揺れた。

揺れた先が、また一枚の札を見た。


その札には、補佐より上の線が書かれている。

実名じゃない。

だが、席は席だ。


ギルドマスターが低く笑う。


「逃げ道がなくなると、人は目で喋る」

「目も記録できる」


俺が短く言うと、ヴァレルが台帳へペンを走らせた。


紙に残る。

番号に残る。

痕に残る。


残ったものは、燃えない。


ヴァレルが立ち上がる。


「聴取は続行。拘束導線を確定する。ギルド掲示は更新。権限停止を“外から見える形”に固定する」


ギルドマスターが頷く。


「よし。――次は上だ」


俺は一歩だけ前へ出て、結論を置く。


「次は、席を呼ぶ。名は、呼ぶ直前で止める。止めたまま、逃げ道だけを潰す」


補佐が小さく笑った。

笑いはもう、逃げ道じゃない。

震えの隠し方だ。


ヴァレルが扉へ向かい、手順の最後を言う。


「では、次の呼出を準備する。――席の主を、ここへ」


俺は袋を握り直す。

封緘番号の重みが、手に残る。


逃げ道はない。


だから、次は――席を落とす。。。

名は、呼ぶ直前で止めたまま。。。


お読みいただきありがとうございました!


「名を呼ぶ」より先に、「席」を落とす。

会話じゃなく、封緘<ふうけん>と番号と公文で、逃げ道だけを削っていく――この路線が一番刺さる形になりました。


そして相手が“証拠を奪いに来た”時点で、もう答え合わせは始まっています。

次は、さらに上位の席へ――名は呼ぶ直前で止めたまま、手順だけで潰します!


応援コメントよろしくお願いします!

次話もお楽しみに!!

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