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エピローグ

 イーサン、獣人、皇帝派の軍人達の全員はカールス・コルデアスが率いる近衛兵によって捕縛となった。


「いやあ、インタビューされる側になるとは思ってもいませんでしたよ」


 あれから数日後、新聞部のジニー先輩は自身の額を叩いて申し訳なく言う。

 今は昼休み、食堂近くのベンチで私はジニー先輩から先日あった誘拐事件のインタビューを受けていた。


「新聞部は大丈夫なんですか?」

「風当たりはきついですけど……まあ、問題ないでしょう。いち部員が起こしたことですし。それに彼は事件の前に退部届を出していたんですよ」


 それはイーサンが覚悟を決めていたということか。


「それのおかげで新聞部は他の新聞部からインタビューもされることはなくったと」

「いえいえ、今は新しいネタで皆さんの興味はそっちにいっているんですよ」

「新しいネタ?」

「なんでもマルコシアス商会が将軍の御旗を盗まれたそうですよ」

「えっ!?」

「いやあ、たびたび強盗にあるから何かと思ったら、それが狙いだったんですね。驚きです。どうしてマルコシアス商会は将軍の御旗なんて持っていたんでしょうか?」

「待ってください。皇帝派は捕まったんですよね?」

「ええ。でも、皇帝派の残党は意外とあちこちいますからね」


 それでも強盗する一派はいなくなったと安心していたのに。

 これだとアニメオリジナルストーリーが始まっちゃうよ!

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