第三話「これから」
「ここ、は、、」
目を開けると朝日に照らされた、街並みが見える
さっきまでいたスラム街や、領主の館など、、、
少し冷たい風が吹いている。
「脱獄成功〜!」
「いや、脱獄簡単すぎだろ〜!てか、どうやって?」
「えっとね、、一度行ったことある所なら、転移魔法が使えるんだ。」
「そ、そうか、ありがとな!」
(つまり、捕まっていたことがあるってことか、、
気になるが聞くのはやめといた方がいいかな)
「ねぇ、ケイはこれから、どうするの?」
「俺、旅に出ようかな、、この街を出るよ」
「何かお礼させてくれ、、」
再び風が吹く。
アンネの長い髪がなびいている。
「お礼、、貴女の旅に、私を連れて行って、、」
「そんなことでいいのか?それは、俺からお願いしたいくらいだけど、、」
「ケイと一緒に行きたいっ!」
それから、一度小屋に戻って、貯めていた貨幣を握りしめて旅に使えそうな物を買いに出かけた。
「アンネ、さん?何を買いますか?」
「もー!アンネって呼んでよね、敬語もなし!」
「わ、わかったよ、アンネ」
「ありがとっ、じゃあ、テントとか買う?あとは食料とかも!ケイはお洋服も必要だね、、」
テントショップ、洋服屋、精肉店、魔道具商店、、
色々なお店を回った。気がつくと日は落ちていた。
ケイは、黒いシンプルな服と、中くらいの銃を身につけている。
「買いすぎちゃったかな、、?」
「残りの貨幣は、銅貨三枚しかないよ〜」
「じゃあ、、出発する?」
「あの丘の上で、一泊してからにしようぜ」
「そうね、夜は魔物が出るのよね。」




