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第34話 託児所無事終了しました

夜ご飯は焼肉ピザパーティにした。特製焼肉タレが好評。私は塩にわさび派だが、わさびがないこの世界。いつか探し出せればいいなぁ。


ここでも、子供達はピザ人気。ピザ釜は前回同様複数作り、自分の好きなトッピングのピザを焼くことにした。

人気は照り焼きチキンピザ。女の子たちはデザートピザ。シュガーと生クリーム。マシュマロピザ。

デザートコーナーもある。好きなものを給仕に取ってもらってください。


お兄さまたちにも、焼肉ピザパーティーに参加してもらった。ここでも、自分の好きなトッピングでピザ作り。


護衛騎士にも、自分でトッピングしたピザ作りを体験させてみた。豪快に作っていた。

みんな楽しそうでよかった。

みんなが楽しそうだと、私も楽しい。


夕方、両親たちが帰ってきました。続々とお迎えに来ました。お土産を持たせて、笑顔でバイバイ。


最後は国王一家と魔導士親子。

「今日は楽しかった。無理を言ってすまなかった。みんなも楽しんでいてよかった。我々夫婦も楽しんだ。小さいフェルナンドと親子のふれあいも楽しんだ。本当にありがとう」


「本日はありがとうございました。まさか国王陛下や王妃様自らがお越しいただくとは。みなさまが楽しまれて本当に良かったです」

 

「明日は家族団欒で、休みとしてある。ゆっくり団欒を楽しむように」


「ありがとうございます」


「あと、収支報告書や物質の原理なども報告するように。特にアイリ嬢よろしく頼むよ」


「父と兄に任せますので、2人におっしゃってください。お願いします」


「アイリ、なんのことだ?報告することってなんだ」


「後で説明いたします。お父さま。頑張ってください」

丸投げする気満々のため、ゆっくり説明します。


みんな帰っていった。無事終わった。よかった。本当によかった。肩の荷がおりた。はぁー。


「みんなご苦労であった。みんな一丸となって本当によくやってくれた。本当にありがとう。アイリ、アレクセイすまなかったな。」


「お父さま、うちでする催しは当分なしでお願いします。お兄さまもですよ」


「アイリちゃん、お母さまのお茶会はいいかしら、ね?」


「大々的なものではなければ良いのではないのですか。なんだか、規模が大きくなりすぎるのですが、お父さま、お母さま、お兄さま」


「なんだか、話が大きくなってしまうのだよ。なぜだろうなぁ」

 ほんと、なぜ大きくなってしまうのよ。自重して自重。派閥内で断れないのもわかるけどー。


「お願いです。今度は10人以内に抑えてくださいね。お父さま、お母さま」


「ど、努力はするけど、な、派閥の人数もあるし、人数が増えたらごめん、アイリ」


「そ、そうね、努力はするわ。私も人数調整は難しいかしらね。あなた」


「そうだよな、調整が難しいなぁ」


「うちはクラス仲がよいからなぁ。今度女性陣も来たいと言っていたしなぁ」


「お兄さま、そういうのは学園内でやってください」


「じぁ、アイリ、学園に出張に来い。パーティ会場を提供するから」


「もう、知りません。もう疲れたから、次のことは考えない。もう寝ます。明日、ゆっくり起きていいですか?」


「そ、そうだな,疲れたからそれぞれ持ち場に戻って欲しい。本当に今日はありがとう。」


私は部屋に戻り、ベットにドサっと寝転んだ。令嬢の行動ではないね。誰も見てないからよしとしよう。

ミリーが何か言いたそうだけど。

「ミリー、紅茶入れて欲しいの」

「はい、かしこまりました」


「お疲れ様です。アイリ様。みんな楽しんでいらしてましたね」


「そうね、終わって良かった。疲れたわよ」


「ふふふっ。アイリ様は楽しいことをいろいろ考え出せる天才ですね。」

 「そんなことはないよ『全部前世の知識だもんね』」


「お嬢さま、料理もとても美味しかったです。あんな美味しいものを食べて幸せでした。」

まぁ、あんなことで、幸せを感じてくれるならいいけどね。


「もう、こんな大きい催しはなしにして欲しい。早く領地に帰る準備しなくては。準備だけでもしておいて損はないわ」


お父さまやお母さまを急かして領地に帰らないと。いつ帰れるか聞かなければ。

 

朝食の時にお父さまに尋ねた。


「お父さま、もうそろそろ領地に行きたいのですが。いつ行ってよろしいでしょうか」


「そうだな、アレクセイが夏休みの頃みんなで帰ろうと考えている」


「みんなというのはお父さまもご一緒に帰れるのですか」


「ああ、一緒にみんなで帰ろうと思う」


「やったぁー」


「まぁ、それまで、王都でアイリのデビュタントのことや学園入学の準備もあるから、そちらも進めておいて欲しい」


「学園入学はいいのではないですか?デビュタントも別に参加しなくても良いのでは」


「何を言っている、アイリ。学園入学も、デビュタントも行うからな。病弱設定はありえないぞ、わかったか」

 

「えー」

えーと言いながら、自分の気持ちの中で、学園行ってもいいかなぁと、変わってきはじめている。


「アイリ、お前もう病弱設定無理だからな。みんなお前が元気すぎるのを知っているからな。

母上もお前のデビュタント衣装のデザインをテオドール氏と考えているから無理だろ」


「アイリ。デビュタントと学園入学は貴族の務めだ。諦めなさい」

お父さまとお兄さまに諭された。


「それと、今後アイリ,レティシア嬢とマリアナ嬢とのお茶会があるではないか。楽しみにして帰っていったではないか」


「!えーと、お兄さま。じょうだんではなかったのですか?スルーして良いですか」


「はぁ、スルーって?放置するわけにいかないだろう。レティシア嬢がお茶会の招待状出すと言っていたよ。あの2人とはもう喋れるだろう?」


「そうですけど」


「2人楽しみにしていたよ。多分俺たちもカイデールとロベルトと一緒にいると思うから」


「お兄さまも一緒ならよかった?ですかね?招待状がきたら出席する返事をだします」


「俺に渡してもらえれば、学校で渡すよ」


「はーい」


「アイリちゃん、お茶会に招待されたのなら,ドレスと髪飾りなど考えましょう。楽しみだわ。アイリちゃんを着飾ってあげたいわ」


「お母さま、助言よろしくお願いします。お茶会のこと、全くわからないので、心配です」


「そうね、お茶会の作法や令嬢としての所作をみっちりと教えていかないとね。アイリちゃん」

ひょえー、墓穴掘ってしまった。令嬢としての所作。確かにレティシア様やマリアナ様との所作違いすぎるな。私の態度は令嬢ではない。会社員の態度だよね。

そういうところがお貴族さま、面倒なのよ。誰か助けてー。


でも、無事終わってよかった。誰1人怪我することもなく、楽しんでいた。今日一日、お疲れ様でした。ぺこ



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