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第26話 カイルとレオンのお誕生日会

 もうすぐ、双子の弟カイルとレオンの誕生日。4歳になる。まだまだ、ぷくぷくのかわいい盛りの弟たち。

お誕生会をしなくては。


その後がお兄さまの誕生日。3人とも春生まれである。という私は冬生まれ。


「カイル、レオンもうすぐお誕生日だね。4歳になるね。」


「「うん、よんしゃい」」

と指を四つ出してアピールした。かわいいぞ、お前たち。


「じゃー、お誕生日ケーキ作るからね。楽しみにしていてね」


「ケーキ?」

2人して、横にコテンと、シンクロしていた。


「そうだよ、ケーキ、レッドベリーをいっぱい使ったケーキにしようかなぁ。カイルもレオンもレッドベリー好きだもんね」


「「うん」」

ここでもシンクロ。かわいい。


料理長がすかさず疑問を投げかけてきた。

「アイリ様、お誕生日ケーキとはなんですか」


「お誕生日のための特別なケーキなの。生クリームとレッドベリーをふんだんに使ってかわいいデコレーションをして、出してみようかな。今度作りましょう。市場をもう少し探してみましょう。珍しい素材もあるかもしれないですし」

 

「はい」

「作ることが楽しみです」


あとは誕生日プレゼント。生活魔法の裁縫を使って、あの子達が今興味があるものを作ろうかなぁ。ぬいぐるみか。でも、4歳じゃ、ぬいぐるみはダメか。ドラゴンのぬいぐるみカッコよくないか?それとも乗り物か?乗り物??ん?ここにはプラスチックはないから木で作った乗り物を作るか。なんかいい考えっぽくない?


ドリガン親方だな。

よし、お兄さまとジェラードに相談だぁ。


「お兄さま、相談です」

 

「また、唐突になんだ?」


「お兄さま。カイルとレオンたちのお誕生日プレゼントを用意したいのですが、ドラゴンのぬいぐるみか木でできた乗り物か滑り台を考えているのですが」

 

「そうだな、もうすぐカイルとレオンの誕生日か。また、突飛なことを考えだしたな」


「えー、突飛って。ただ、木の乗り物、ロープで引っ張っても動かしたり、足で蹴っても動ける車輪付きの乗り物ですよ。足で地面を蹴ることで、足腰を強くする効果があります。もしくはブランコ、滑り台、シーソー」


「そうなのか?考えてみるのもいいな。アイリのことだから、もう絵を描いたりしたのか?」

長方形の形に車輪を描いたり絵を見せる。本当は電車の絵を描いたり、トラック風の絵を描きたかったが、長方形にドラゴンを描けば良いかな。絨毯の上で、動かすと傷がつくから、外限定になるかな?滑り台の方がいいかな。ブランコ、それともシーソーか。


「本当にアイリは色々考えるなぁ」


「前世の知識です。遊ぶ道具がいろいろあったのです。カイルとレオンがそれで遊んでいる姿を想像するだけで悶絶してしまうわ」


「また、よくわからない表現だが、父上に相談してみよう。庭にこういった遊び場を作るのは楽しそうだ、体重の強度を考えれば大人でもいけそうではないか」


そうだね、大人も楽しめるよね。ブランコと滑り台。海の近くのブランコで、海に向かってブランコに乗っている写真、挙げている人いたね。いいよね。

チュービングも大好きだった。スリル満点。って、まずは子供用の安全性を考えないと。大人でも大丈夫なら、安全バッチリだけどね。


「ジェラード、父上に時間をとってもらえるよう手配を頼む」


「かしこまりました。旦那様の許可がでましたら、ドリガン親方の手配をいたします」


「助かる、頼む」

なんだか、みんなもワクワクしてきたようだ。


「まったく、色々やることが多いな」

 

「あの子達を楽しませたいなぁと思ったのよ」


「まぁ、そうだな。色々体感や体験をさせ、将来の道筋を見つけてくれればと、思っている」


「おー、次期当主っぽーい」

コツン、痛っ。頭を軽くコツンとされた。デコピンだよ、それ。


「痛いなぁ、か弱い乙女に何するの」

ジェラードが戻ってきて、父の執務室に行くことになった。


「ジェラードから、大体のことは聞いた。いいのではないか。ドリガン親方と相談し、安全なものを作るように」


「「はい」」


ドリガン親方と早速話し合い、安全性を考慮した大人でも耐え切れるブランコと滑り台を作成した。ブランコの支柱の耐久、留金,ボルトなど基本となるところの安全性を考えた。椅子の部分は体が落とされないような構造、椅子を支える縄にするかチェーンにするか色々考えた。魔物の皮も耐久性があるらしい。おー、魔物の皮。冒険者ギルド。ファンタシーー。


滑り台は、そんなに高くはないが、大人が3人ぐらいは滑れる広さと耐久。


そして、車輪付きの乗り物も作ってしまった。ゴムがあればいいけど、まだゴムの樹が見つかっていない。探さないとね。


弟たちの誕生日パーティーは外の遊び場もあるので、ガーデンパーティーにした。


同じ派閥の方々を呼んでいる。カイルとレオンと近い歳の子がいる。こういう交流をして、学園までの礎を作って行くのだね。


「今日は我が息子、カイルとレオンの誕生日会にお越しいただきありがとうございます。細やかではありますが、開催いたします。カイル、レオン挨拶できるかい」

「「はい(あい)」」


「「このたびは!わたくちたちのおたんじょうびかいにお、おこちいただきましてありがとうございましゅ(ちゅ)4ちゃいになりまちた。」」

えらいぞ、えらいぞ。よく挨拶できました。かわいいぞ。みんな笑顔で挨拶を聞いていた。


「カイル、レオン挨拶上手いぞ」


「「あい!」」

拍手喝采である。かわいい、弟たちよ。


じゃー、誕生日ケーキの登場である。四角いケーキ2段重ねにしましたよ。家で収穫したレッドベリー、ブルーベリー、桃のコンポートなどをふんだんに使い、見た目も豪華なケーキよ。すごく甘いレッドベリーとブルーベリーができたのよ。それを使ったケーキ。

2人とも目がキラキラしている。

さぁ、蝋燭4本に火をつけて、ふー、してもらいましょう。


ここで、外にピアノを設置したので、ハッピーバースデートゥ◯◯の歌でも歌ってあげましょう。もちろん、お父さま、お母さま、お兄さまそして執事、侍女、護衛騎士、メイド、庭師たち一緒に歌を歌ったよ。練習しましたとも。


そして、ふーふーしてもらいました。かわいい。

はい、拍手パチパチパチ。

楽しいね。


ウエディングケーキ入刀ではないが、2人に入刀させ、お互い食べさせ合い、味見させた。おいちーと喜んでいた。良き良き。一旦、ケーキはみんなに配るために厨房で、切り分ける。

そしてご歓談の時間です。みんなで料理、飲み物、デザート、挨拶回りとどうぞどうぞ、ご自由にお過ごしください。


また、私は裏方に徹する。今度は、プレゼントの見せ場だ。これ重要。ドリガン親方とジェラードと最終チェック。事故を起こしてはいけない。騎士団長デイズ、副団長ラミアスも最終チェック。


本日の参加者からのプレゼントを渡されたあと、うちのプレゼント紹介。

そのあとは、同じ年代の子達を集めて、遊ばせて、カイルとレオンの交流会をする。忙しいな、この企画。


さぁ、うちのプレゼント紹介。注目!

ブランコと滑り台、車輪付き乗り物。

あと、私が作ったドラゴンのぬいぐるみ。これは私の趣味だからどうでもいいやつ。


 2人や他の子供達ならびにお兄さまの友達は目をキラキラされて喜んでいた。まずはブランコ。2人を椅子に乗せて、軽く背中を押してブラブラさせた。キャッキャ、キャッキャと大喜び。今度は滑り台、キャーしていた。車も乗っていた。そしてドラゴンのぬいぐるみと戯れていた。戯れた2人可愛すぎ。


さあ、お友達と交流会の始まり。護衛騎士や侍女さんたちに乗り方や押し方など安全に遊ぶためのルールを説明していたので、スムーズにみんなで遊んでいた。みんなで順番にブランコに乗ったり、滑り台をしたり、車に乗ったり色々である。女の子にはウサギと猫とくまのぬいぐるみを作ってあるので、そこで遊んでもらった。ドラゴンに興味のある女の子もいた。


ピアノに興味のある子もいたので、一緒にお歌と踊りを教えていたら、みんなでお歌と踊りをすることに。みんな可愛すぎ。ちびっ子かわいいぞ。

それをみていた大人たちも笑い合った。

兄たちは、その間、ブランコと滑り台にハマっていた。乗り物はやめておいてね。成人したものがやるんじゃないぞ。そこの君たちだよ!!

(派閥内の学校の友人も数人来ていたので、遊んでいた兄でした、まったく)


楽しいお誕生会ならびに交流会だった。よかった、楽しんでくれて。

最後はケーキを配りお開きになりました。

遊んだぬいぐるみもプレゼントしましたよ。

あー疲れました。でも、子供たちの笑顔可愛かったなぁ。特に特に、うちのカイルとレオン。

癒しの何かを持っているのではないか、あの子たち。癒しのオーラを発動している。

くー、かわいい。


また、がんばるぞ。おー。




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