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第11話 商会立ち上げよう

「父上、私も魔道具作りに協力したいです」

お兄さまも協力してくれることになった。


「父上、王宮魔道具開発部にお願いするより、自分たちで作った方が良いのではないですか?特許など、開発部に取られるより自分たちの利益になることを考えた方がいいと思います。多分、アイリは前世の知識で色々と考えていくだろうし、自分たちの基盤を作った方が良いと思います。」


「そうだな、ジェラード、誰か作ることに特化した者を知っているか」


「そうですね、昔の知り合いに手先が器用なドワーフを知っております。その者に連絡を取ってみましょう。」


「魔道具は自分たちで開発しましょう。父上」


「そうだな、やってみよう」


「お兄さま名義で商会を立ち上げてしまえばいいのではないですか」


「なぜ、アレクセイなのだ」


「お父さまは王宮魔道開発にいるわけですから、本業はそちらなので、お兄さまを商会頭にすれば、利益はお兄さまの商会となり、税金対策になると思うのです。」


「それなら、アイリも名前を入れれば、二分の一になるのではないか」


「私はまだ成人していないので、入らないのでは?」


「いや、成人していなくても登録はできるぞ」


「それなら、私も名前を入れていただいていいですか」


「あら、アイリちゃんはドレスとかのデザインも素晴らしいし、食べ物も美味しいものを考えられるから、そういった部門にも手を広げた方がいいのではないかしら」


「なるほど、母上。魔道具、ドレス部門、食物部門ですか。そうですね、商会として固定の部門ではなく、いろいろやってみるのもいいですね」


「細々とやっていきましょう。あまり手広くやっていくと手が回らなくなってしまい、結局破綻してしまうので、徐々に徐々に広げていけばいいと思います」


「そうだな。まずは、魔道具作りから始めよう。まぁ、母上はドレス部門に力を入れたいかもしれないが」


「そうねぇ、アイリちゃんのドレスのデザインとかを広めたいわ。実はね、知り合いのデザイナーにアイリちゃんのデザインした絵を見せたら、すごくびっくりして、今度会いたいと言っていたの。アイリちゃん、今度会ってくれるかしら」


「お母さま、前世の記憶と素人の考えなので、本業としている人が力になってくだされば、よりいいものが作れると思うの。その方に会ってみたいわ」


「ありがとう、アイリちゃん。ただ変わった人だからびっくりしないでね。学園の時の友人なの」


変わった人ってどんな人なんだろう。頷いた。


「さて、とりあえず、登録するのに名前を決めようではないか」


「「「そうですね」」」」


「ル・ソレイユ(太陽)というのはどうでしょうか?前世のフランス語で太陽という意味です。太陽は常に光輝き、光で導いてくれそうな、そんな意味です。

それとも、エスポアールが希望という意味、そして、ルミエール/リュミエールが光、輝きと意味の言葉があります。ヴィーナスやジュピターやスバル、スピカという星の名前があります。


「すごいな、いい響きだな。そうだな、私は、ル・ソレイユがいい。響きが好きだ。太陽という意味も良い」


「そうね、私はルミエールもいいわね。かわいいかんじもするわ」


「よし、ル・ソレイユ商会とし、ドレス部門ルミエールとしよう」


「お父さま、そうですね、ル・ソレイユ商会としましょう。太陽と光・輝きで導いていきましょう。」


「お父さま、ル・ソレイユとルミエールの紋章を考えていいですか?それを刻印にしたらいいと思うのです。真似されることがないように、真似されても、刻印がある方が自分たちのブランド、正規品とわかるようにした方がいいと思います」


「そうだな、今後模造品が出てくるのは致し方ない。しかし、私たちの商会のものとわかるようなものにしたほうがいいな。紋章か。アイリ、アイデアはあるのか」


「そうですね、ル・ソレイユの方は太陽、光、温かみのある紋章が良い。ちょっと書いて見ますね」


カリグラフィーの字体やゴシック字体、ポップ字体、月桂樹の絵柄、ハートの絵柄、クローバーの絵柄、虹、星色々組み合わせて書いた。私は桜をイメージした紋章を描いた。お母様の好きな薔薇も描いた。

月桂樹 勝利 栄光、輝ける将来

クローバー 幸福

ハート 愛 

虹 希望 紅白の前触れ


ル・ソレイユは月桂樹にカリグラフィーロゴを真ん中に描き、クローバーをルとソの間に描いた。


ルミエールも字体はカリグラフィーで描き、桜か薔薇で迷い、ドレス部門は薔薇の紋章、ゆくゆく食べ物関連を桜にしようと決めた。


商会だけ立ち上げ、商業ギルドへ登録を完了した。


 私は、まず魔道具を作って欲しい。料理には必要である。これ大事。


「お父さま、お兄さま、ハンドミキサーを早く作りましょう。ハンドミキサーを高速で回転させるために一役かっているのが、モータ。 モータは真ん中にあるコイルと、両側にある磁石でできています。 コイルは電気を流すと電磁石になります。 その電磁石が高速で回転することでモータは動いています。このモーターを作れば、色々なものも応用できると思うのです。原動力は魔石ですが。」


「どうやって回すのだ?」


「モーターはコイルに電流が流れることで発生する磁界が磁石と反発/引き合うことで回転します。」

絵を描いて、原理を説明した。懐かしいフレミングの法則、右ねじの法則、電磁誘導などを教えた。きっとお父さま、お兄さまは物理や化学の世界にハマるだろう。化学なら錬金術ができ、ポーションなど作っても良い、だんだん、考えるだけで楽しくなってきたわ。


でも、この世界、魔法だから、そんな物理や化学必要かしら。前世と今世の融合で何かできればいいなぁ。お父さま、お兄さま頑張れ。


前世、実験が大好きだった。ビーカー、フラスコ、メスシリンダーなどあるかしら。錬金で使用するのは、錬金釜?が必要なのかしら。顕微鏡などあるかしら。

まだまだ調べることと、やりたいことが多い。


学園に行きたくはないが、錬金コースに興味がある。学園ではなく、家庭教師を頼まないかしら。

そうですね、うちは貧乏でした。それにせっかく雇ってくれた家庭教師を追い出しましたね。アイリちゃん。家庭教師より、学園の方が安いのですね。ただ、考えてみれば、分解スキルで、物質を作り、錬金して、別の物質を作る。それを元に魔道具を作る。これは良いサイクルになるのではないか。

私は魔力量が多いからポーションなど作っても良いのではないか。そうなると、基礎を学ぶため学園か。そう考えると学校も行くといいかもしれない。






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