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りんけーじ36 野外活動~女湯編

りんけーじ36 野外活動~女湯編


キャンプ場に戻ると、寝る前に風呂に入ることとなった。

このキャンプ場は温泉浴場が併設されている。勿論男湯と女湯は別だ。

女性陣は連れ立って浴場に行った。

脱衣所で服を脱いでいると、あかねは岸町京子の体をチラッと見ると「さすがは、せんせいナイスバディですねっ!」と、感動していた。

「そうか?」と京子は興味なさげに答えた。 

「鈴乃せんぱいもスタイルいいですよねっ!わたしなんか、胸ちっさいし…」あかねは、鈴乃と自分の胸を見比べてシュンとなった。

「大丈夫よあかねちゃん、これから大きくなるわよ。それにしても、えるはすごいわね、ドラゴンだからかしら?」鈴乃はえるの方を見た。

「?」えるは、意に介していない様だった。凜と並んだえるは、凜が標準クラスなのだが、遥かに堂々としている。

「あわわわ…えるちゃん、す、凄い…」あかねは、えるの胸を見た途端、目を回した。

カララ…と入口のドアを開けると、広々とした浴場にいくつかの湯船がある。じょぽぽぽと湯船にお湯が流れ落ちる音が聞こえ、湯煙からほんのり硫黄の香が漂ってきた。

「うわ~、広~い!」あかねが、周囲見回した。

「はーっ!さすがは、かけ流しの天然温泉ね!」鈴乃が感動した。

「よし」と凜は洗い場の椅子に腰かけると、えるが「ますたー!お背中流しますね♡」と、ぴょこぴょことやってきた。

えるは凜の後ろに座るとボディタオルをブクブクと泡立てた。

「は~い!じゃあ、洗いますよ~」と言うとえるは、凜の背中を優しく洗い始めた。

えるに背中を洗われている凜は「ふははは、こ、これえるっ、くすぐったいのじゃ、くすぐったいのじゃ~、やめんか!」とくすぐったそうに涙を流しながら身を捩った。

「ええいっ!お返しじゃ!える!覚悟するのじゃ!こちょこちょこちょ」今度は凜がえるをくすぐり始めた。

「きゃははは、ま、ますたー、くすぐったいです!」えるは凜にくすぐられて喜んでいる様だった。

「こらこら、温泉で騒ぐな!」岸松京子が二人を咎めた。

「は~い」と言って、凜とえるはシュンとなった。

体を洗った後、あかねは、ちゃぽっと、お湯に入った「ふ~っ、温泉は気持ちいいですね~っ」

「はーっ、ホント癒されるわね~!」鈴乃が自分の肩に片手を回しながら答えた。

「日頃の、ストレスも解消されるな。しかし今日は、凄い事を経験させてもらった。正直まだこれは夢でないかと、わたしは少々思っている」京子が仰向けになりながら言った。

「先生、お疲れ様です。今日は私たちを連れてきてくれて有難うございました」とあかねは、京子の方を見て頭をペコリと下げた。

俺は「あ~あ、男は俺だけか、女湯はいいな~」と女性たちのキャッキャウフフな声を聞きながら、一人寂しく男湯に浸かりながら、健全な男子高校生の妄想を膨らませていた。


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