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りんけーじ309 不死身のヘンリエッタ

りんけーじ309 不死身のヘンリエッタ


「ぐっ!」ヘンリエッタの攻撃はすさまじかった。

鞭の様にしなる両手は先が槍の様に鋭く、俺目掛けて飛んできた。

花びらもブーメランの様に、繰り返しブーンと唸る様な音を上げ繰り返し襲ってきた。

ドスドスドスとオリハルコンの盾の盾に当たり、吹き飛ばされそうになるのを、必死に踏みとどまった。

オリハルコンの盾だから耐えられている感じだった。

しかし、一瞬できた隙にえるとヴァールが攻撃体勢に入った。

「今じゃ!える!」凜がえるに合図を送った。

えるは、頷くと、火竜にメタモールフォーゼし、一気に息を吸い込むと、強烈な火炎を吐き出した。

ヴァールも火の精霊サラマンダーを召喚した。

「フランマエ・プルガトリー!」ヴァールは右手を上げた。

サラマンダーを体を高温で真っ赤にすると、炎を口から放射した。

二つの炎が交錯し、威力は倍増し、ヘンリエッタへと飛んで行った。

それに気づいたヘンリエッタは、「ジェンマエ・クリアスタリ・グラチアリス!」と叫ぶと、薔薇のつぼみを閉じ、全身を氷で覆いつくした。

火竜とサラマンダーの強力な火炎はヘンリエッタに命中した。

強烈な爆発音が轟き、ヘンリエッタは白煙に包まれた。

「やったのかのう?」凜が目を凝らした。

白煙が消えるとそこには、黒焦げになった薔薇があった。

つぼみがぼとりと落ちた。

地面に落ちたつぼみはムクムクと枝を伸ばした。

そして、花を開くとそこには、無傷のヘンリエッタがいた。

「ふん、お前たちの攻撃はその程度か」ヘンリエッタは不敵に笑った。

「クッ!手強いわ。流石に女王ね」鈴乃は歯ぎしりした。

「次は、こっちから行くぞ」ヘンリエッタは、再び鋭い槍の手を伸ばし、花びらを飛ばして連続攻撃を仕掛けてきた。

「このままじゃ、らちが明かない。どうすれば」俺は走ってオリハルコンの盾でヘンリエッタの攻撃をかわしながら考えた。

俺は、一度みんなと合流した。

「何か、いい手はないか?」俺はみんなに尋ねた。

「あいつは、ああは言っているけど、やはり火炎攻撃は効いていると思うの」鈴乃は顎に手を当てた。

「弱点はおそらく、再生する一瞬。つぼみを破壊すればいいと思うの」鈴乃が提案した。

「よしっ!もう一度やってみよう」俺は、再び駆け出した。


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