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りんけーじ305 スレイプニルが仲間になる

りんけーじ305 スレイプニルが仲間になる


あかねが展開したシールドはスレイプニルの8本の足を覆った。

シールドは固まった。

「くっ!なんだこれは?」スレイプニルは足を動かそうと必死にもがいたが、足はしっかりと固定され動かなかった。

あかねは両手を広げてみんなの方を見た「これは、本来の使い方ではないけど、スレイプニルの足止めにはなったと思います」。

「よしっ!これで、電気攻撃が使える」俺はソードを振り上げた。

「私も、行くわよ!」鈴乃もそう言うと、杖をクルクルと回転させた。

「サンダーボルト!」俺は、スレイプニル目掛けて、ソードを振り下ろした。

「クレアーティオ!」鈴乃も同時に杖から黒い稲妻を放った。

青いイナズマと黒い稲妻は螺旋を描きながら、スレイプニルに命中した。

ド、ドーンと轟音が響き渡った。

周囲は黒煙に包まれた後、ひと時の静寂が流れた。

黒煙が晴れると、そこには、8本足の馬が立っていた。

スレイプニルはヨロヨロと2,3歩歩くと、ドサッとそのまま倒れた。

「やったのう」凜が嬉しそうにえるに抱き着いた。

「くっ、ここまでか」スレイプニルはそう言うとメタモルフォーゼした。

「どうやら、私の負けのようですね」美少女の姿になったスレイプニルは左手で右腕を押さえながらフラフラと立ち上がった。

「大丈夫?スレイプニル」鈴乃が声を掛けた。

スレイプニルは頷いた。

「ここでは、私が褒章です。騎士さま」スレイプニルはそう言うと、俺の方に身を委ねた。

「どうぞ、このスレイプニルを存分にお使いくださいませ」スレイプニルのサラサラとした髪が、俺にかかった。

俺は、一瞬ドキッとした。

その瞬間を鈴乃とヴァールはピクッとした。

「ちょっと、あんたたち、なにやってるのよ」鈴乃は、目くじらを立てた。

「そうですっ!離れてください」ヴァールも、鼻息を荒くした。

俺は、慌てて、スレイプニルから離れた。

「ああん、騎士さま、このスレイプニルがあなた様の足となりますから、どうぞ、ご存分に、お取り扱いませ」スレイプニルは><になりながら地団駄踏んだ。

「まあ、確かにスレイプニルが足となってくれるのは心強いと思うんだけど」俺は、鈴乃とヴァールに弁解した。

「そうですよ!騎士さま~。かつてかのオーディン様に仕えたこの私目ですよ。あらゆるものを飛び越えますよ~」スレイプニルは必死にアピールした。


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