りんけーじ303 スレイプニルとの闘い
りんけーじ303 スレイプニルとの闘い
「フフフ、私は今までの者とは違うぞ」スレイプニルは不敵に笑った。
そして、4本ある前足を高く上げると、いなないた。
すると、馬の姿から人間の姿へとメタモルフォーゼした。
銀色の長髪をなびかせた美少女だった。
「くっ、このままじゃ、出口にたどり着けないわね」鈴乃は白い壁を見上げた。
「スレイプニルは、空間を捻じ曲げられるんや」マリスが説明した。
「つまり、私たちが進もうとした方向の空間を捻じ曲げて、出口を消してしまうと」えるが、質問した。
「せやな。親分」マリスが答えた。
「じゃあ、スレイプニル本体を倒すしかないな、弱点はないのかな?」俺はマリスに質問した。
「電気属性の攻撃に弱いんや。ただ一つ、厄介なのは、あいつは、足が早いんや。普通の攻撃では、軽々と避けてしまうんや」マリスは答えた。
「そうなんですか。何とか足を止めたいですね」あかねは腕組みした。
「私にいいアイデアがあります」ヴァールが前に出た。
ヴァールがみんなに作戦を説明した。
「それなら、いけるかもしれないわ」鈴乃がヴァールの方を見た。
「よしっ!じゃあ、われとえる、マリスで攻撃開始じゃな」凜はえるとマリスにドラゴン・フォームに変わる様に命じた。
そして、えるに飛び乗った。
えるとマリスは、羽根を広げると、飛び上がった。
空中から、えるは炎、マリスは水で攻撃を始めた。
「させるか!」スレイプニルは、再び馬の姿になり駆け出した。
案の定、スレイプニルは、えるとマリスの攻撃をたやすくかわした。
ヴァールも、ウンディーネを召喚し、水攻撃を始めた。
しかし、スレイプニルは、すべての攻撃をかわし、平然としていた。
「この程度の攻撃では、効かないな!」スレイプニルは、不敵に笑った。
「くうっ!」凜が歯ぎしりをした。
そうこうしているうちに、床は一面水浸しになった。
「みんな今よ!」鈴乃が叫んだ。
えるとマリスはさっと地上に降りた。
俺たちは、それぞれえるとマリスに乗った。
鈴乃は帽子から箒を出した。
「よしっ!サンダーボルト!」俺は剣を抜き振り上げた。
「クレアーティオ」鈴乃も杖を振り上げた。




