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りんけーじ301 フェニックスの剣

りんけーじ301 フェニックスの剣


「くくっ…このフェニックス様が敗れるとは」フェニックスはヴァールに抱きかかえられたまま横を向いた。

いくら太陽の化身と言われたフェニックスでもマリスの大量の水攻撃の前では、太刀打ちできなかった。

「あなた、大丈夫なの?」鈴乃が心配してフェニックスの顔を見た。

「どうやら、生きているらしい。私は不死鳥だからな」フェニックスは、鈴乃の顔を見返した。

「ただ、この戦いで敗れたのは事実だ。勇敢なお前たちに報酬を与えよう」フェニックスは立ち上がると、怪鳥にメタモルフォーゼした。

そして、長い尾羽を一本くちばしで引き抜いた。

すると尾は一本の剣となった。

「フェニックスの剣だ。持っていけ」フェニックスは人間形態に戻ると、俺たちの方に差し出した。

「ソードなら、円正寺君!あなたが受け取るべきね」鈴乃が提案した。

みんな賛同し、頷いた。

俺は、フェニックスからソードを受け取った。

手に持ってみると、驚くほど軽かった。

それは、鳥の羽そのものだった。

鞘を抜いてみると刀身はオレンジと赤で彩られてキラキラと輝いていた。

一振りしてみると、ソードはヒュンと音を発し、しなった。

とても、扱いやすそうだった。

俺はフェニックスに礼を言うと、剣を鞘に納めた。

「対土系と風系攻撃には、効果抜群の剣だ」フェニックスは説明した。

「ただ、水系攻撃には弱い。炎系には五分五分と言ったところだ」フェニックスはそう言うと、再び怪鳥の姿へと変わった。

俺は、剣を竜の袋に納めた。

「では、さらばだ」フェニックスは飛び上がると、火の粉をまき散らしながら、何処かへと飛び去って行った。

「さあ、次の階を目指しましょう」鈴乃はそう言うと、歩き出した。

俺たちは、広間を抜け、階段を駆け昇って行った。

あっという間に次の階層にたどり着いた。

そこには、巨大な馬がいた。

しかし、その馬には違和感があった。

前足が4本あり、後ろ足も4本あった。

「ほおん、スレイプニルやな」マリスには心当たりがある様だった。


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