りんけーじ255 ミミとしっぽ
りんけーじ255 ミミとしっぽ
そうこうしているうちに、文化祭当日になった。
「昨日、イブと話しあったんだけど、よりリアリティを出すために、今日だけは、みんなにネコミミとしっぽを魔法でつけることにしたの」そう言うと鈴乃は「みんなこっちに集まって」と声を掛けた。
そして魔法の杖を取り出すと呪文を唱えた「ケット アウレス エト カウダム!」そして杖を振った。
杖から光の粉が飛び出し、みんなにキラキラと降り注いだ。
あかねを見てみると、カワイイネコミミとしっぽが生えていた。
人間の耳はそのままで、ちょうどカチューシャを付けたように、頭にネコミミガ生えていると言った感じだった。
しっぽは、スカートの後ろの穴(ここから尻尾を出すんだろうと開けてあると思っていた)
からにょきっと生えていた。
「あかねちゃん、ミミとしっぽを動かしてみて」鈴乃が声を掛けた。
そういう鈴乃にもネコミミとしっぽが生えていた。
「これ動くんですか?」そう言うとあかねは、ネコミミをぴょこぴょこ、しっぽをフリフリと動かせて見せた。
「大丈夫そうね」鈴乃は満足そうだった。
鈴乃の瞳をよく見ると、猫目の様になっていた。
「いいみんな!今日は、1日カワイイ猫ミミメイドになって、来たお客様に、サービスするのよ!」鈴乃が右手の拳をにぎりしめた。
「そう言う鈴乃がネコになっていないにゃん!」イブが突っ込んだ。
「わ、わかったわ」そう言うと、鈴乃は一度深呼吸をした。
「それじゃサービスするにゃん!」鈴乃口からニャン語が飛び出した。
「にゃん!」みんな答えた。
一組目のお客が入ってきた。
女子高生2人組だった。
「お帰りなさいませ、ご主人様」イブが対応して見せた。
「こちらに、お掛けくださいませにゃん」
イブがスムーズに案内して見せた。
「うわぁ~カワイイメイドさん、このミミとしっぽもよくできているわね、まるで本物としか見えない」案内された女子高生が感想を言った。
「ほんとそうね」もう一人の女子高生が相槌を打った。
「ありがとうございますにゃん」イブはニコッと笑った。
そして、メニューを取り出すと「お飲み物のお食事はこちらになりますにゃん」と説明した。




