りんけーじ253 ヒミツのお着換え
りんけーじ253 ヒミツのお着換え
みんな、ねこみみメイドの服装に着替えた。
着換えている間、俺は教室の外に出された。
教室の中からは、キャッキャウフフな声が聞こえてきた。
「鈴乃さん相変わらずスタイルいいですね!」あかねの声が聞こえてきた。
「そう言うあかねちゃんも胸が少し大きくなったんじゃない?」鈴乃の声がした。
「それは、ヒミツですよ!」あかねの笑い声がした。
「ヴァールさんも、透き通る様な肌で、キレイですね。さわっちゃお!」あかねのいたずらっぽい声が聞こえてきた。
「いやん、ダメですよ!」ヴァールの声が聞こえてきた。
「まるで、おもちの様にやわらかい胸ですね」あかねの声がした。
「まったく!あかねちゃんは!」ヴァールの声がした。
「えるとマリスは、相変わらずデカイの」凜の涙声が聞こえてきた。
「ますたーも小っちゃくてカワイイですよ!」えるの凜を慰める声がした。
「しかたあらへん。竜族はヒト化すると、みんな、乳がでかいんや」マリスの声がした。
やがて、静かになると、「円正寺君中に入っていいわよ」と鈴乃の声がした。
「失礼しまーす」と声を掛け、俺は意を決して部室の扉をカラララと明けた。
そこには、ねこみみメイドの服装に扮した部員がいた。
俺は一人一人を見入った。
鈴乃は、キリリとした印象でカッコ可愛い。
あかねは、妹風な感じで可愛い。
凛は、小悪魔的な猫の感じが出ていて可愛い。
えるは、ネコの気まぐれさが出ていて、可愛い。
ヴァールは、ネコの人懐っこさ出ていて可愛い。
マリスは、ネコの優雅さ出ていて、可愛い。
みんな、それぞれの個性が、出ていて可愛かった。
俺が見とれているとイブがぱんぱんと手を叩いて合図した。
「それでは、講習を開始しますにゃ!」イブは腰に手を当てた。
「先ず、お客さんが来たらこう言うにゃ」イブは笑顔になった。
「お帰りなさいませ!ご主人様!」イブは両手でスカートの端を持ち、片方の足を下げるコーテジー・ポーズを取った。
「さあ、みんなも続いてやるにゃ」イブは周りを見回した。
俺たちはイブを見習い、コーテジー・ポーズを取ると「お帰りなさいませ!ご主人様!」
と声を上げた。
「うにゃ!何回か練習だにゃ」イブは周りを見回した。
俺たちは繰り返し練習した。




