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りんけーじ237 ヴァナコンダの最後

りんけーじ237 ヴァナコンダの最後


煙の中に小山の様なものが見えた。

俺は恐る恐るその小山の様なものに近づいてみた。

それは、息絶えたヴァナコンダだった。

「俺が、仕留めたのか?」俺は鈴乃に質問した。

鈴乃は、首を縦に振った。

どうやら、俺の攻撃の方が早かったらしい。

俺はヘナヘナと座り込んだ。

「間一髪じゃったのう」凜が俺の頭を撫でた。

ヴァナコンダには、ちょっと、可愛そうな気もしたが、最後は生きるか死ぬかの闘いになったので、仕方なかった。

「無事でよかったですわ」ヴァールが涙ぐんだ。

「腕を、上げたわね」鈴乃が口を開いた。

俺は右手に握ったままの剣を持ち上げた。

確かに、前よりは、攻撃が素早くなったように感じた。

アシュフォードの剣は、キラリと光った。

「さすがセンパイお見事でしたね!」あかねが俺に手を差し伸べた。

俺はあかねの手を借りて立ち上がると、剣を鞘に入れた。

「ヴァナコンダ討伐成功!」俺たちは叫んだ。

やがて、ヴァナコンダは、消え去るとそこには、宝箱が残った。

俺たちは、宝箱を開けた。

そこには、金銀財宝が光り輝いていた。

「おお、さすがは、難敵だっただけに、お宝も凄いのう!」凜は、ダイヤモンドやルビー、サファイアの指輪やネックレスなどをじゃらじゃら身に着けて喜んでいた。

財宝は、えるの竜の袋にしまった。

「この森には、まだまだ魔物がおる」マリスが辺りを見回した。

確かに、この森はまだまだ瘴気にあふれていた。

「さあ!次のターゲットを探して進みましょう!」鈴乃は、杖を振り上げた。

俺たちは、先に進んだ。

やがて、人の背丈より大きな葉が生い茂る、低木地帯に出た。

「なんて大きな葉なんでしょう。まるで私たちが小人になったみたい」鈴乃は、辺りの葉を見て驚いた。

「確かに、遠近感がおかしくなる所だ」俺は答えた。

「何とも摩訶不思議なところよのう」凜が葉をかき分けた。

「えい、こんな所では歩くよりえるに乗った方が楽じゃ」そう言うと、凛はえるをドラゴン形態に変化させ乗り込んだ。


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