りんけーじ186 りあと電車
りんけーじ186 りあと電車
結局1日ショッピングセンターを満喫した俺たちは、帰路に就いた。
次の日俺たちは、プールに行く約束をした。
電車とバスを乗り継ぎ行くことになった。
「今日も、猛暑日か」夏の朝のムッとした空気の中俺は、駅に向かった。
える、マリス、ヴァール、えるとリアは、凛の家に居候させてもらっているので、一緒に駅に向かった。
りあは、電車を見て、興奮していた。
「うわあ、これ、てつでできたへび?」りあは反対方向に来た電車を眺めまわした。
「ふふふ、えるが、最初に電車を見た時と同じ反応をしているのう」と凛が笑った。
「ますたー!しーっ!」とえるは顔を真っ赤にして言った。
「あの時は、えるが、電車と戦おうとして、止めるのに、大変じゃったのう」とうんうんと頷いた。
「おなかから、ひとがでたりはいったりしてるー」りあ、乗り降りする乗客を見て驚いていた。
ヴァールは「りあ、これは電車って言う乗り物でこれから行くプールに私たちを連れて行ってくれるのよ」と説明した。
「へー」と、りあは目を輝かせた。
「次の電車に乗るわよ」ヴァールが、りあの手を握った。
「たのしみー」りあは、ぴょんぴょんした。
「そう言えば、マリスは驚かんかったのう」と凛が言うと、「ちっちっちっ!わらわは、異世界ネットでこっちの世界のこと観察していたんや」マリスは得意げに答えた。
電車に乗り込むとフワッと涼しい空気が流れた。
「あー!すずしくて、きもちいい~!」麦わら帽子被った、りあの髪の毛が揺れた。
発車メロディーが鳴り、ぷしゅーっと自動ドアが閉まった。
ウ~ンと電車が動き出すと、りあは、窓の方を見た。
流れる景色に目を奪われた。
「すごい!まちがとんでいくー」りあは、景色に合わせて頭を左右に振った。
途中の乗り継ぎ駅で、俺、鈴乃とあかねが合流した。
「おはよう!今日も暑いわね」鈴乃は汗をハンカチで拭った。
「おはようございます!皆さんお揃いですね」あかねが眩しそうに眼を細めた。
「おはよう」俺もみんなに挨拶した。
「今日は、りあちゃんも一種ね!」鈴乃はニコニコと笑った。
「えへへへ」りあはクルクルと回って照れた。
電車を乗り換え、バスに乗ると、プールに向かう人々が増えてきた。
バスに揺られていると、やがてプールの停留所のアナウンスが流れた。
りあは、バスに乗った時から、ブザーを鳴らしたくてしょうがなかった。
ヴァールが押していいよと、頷いた瞬間、りあはブザーを押した。
ブザーが鳴ると、ピンポーンと鳴ると、りあは満足そうに振り返った。




