30/63
能力2
続きです。
書きあがりました。
よろしくお願いします。
僕が
見下ろしているのは
銀髪の優男。
確か
ウラキさんって名乗っていたっけ。
颯爽と僕の前に現れ
イノシシのお化けから救ってくれた
ヒーローだ。
でも
そのヒーローは
真っ青な顔をして
ベッドに寝かされ
色々な管が繋がれて
ピクリともしない。
あの後、何があった?
と考える間も無く
僕の意識は右胸の
血が滲む
ガーゼが当てられた場所の
そこから漏れてくる
黒い何かに
強く惹きつけられ
飢餓感が増し
頭の中がクラクラしてくる。
「ああ、美味しそう……」
無意識に彼の脇に降り立ち
彼の体を触ろうとして
ハッとなり、手を止める。
僕は
一体何をしようとしているんだ?
体に待てと命令し
理性で
無理やり押さえつけようとするのだが
本能に負けてしまう
どうせ突き抜けるだろうと
伸ばした手は
皮膚の感触と
体温が伝わってきた直後に
胸のガーゼを荒く引き剥がしていて
彼の胸に縋り付いて
黒い何かが蠢いている傷口へ口を寄せ
貪るように『ソレ』を啜っていた。
て、に、お、は
のだ
いた
などの使い方と組み合わせ方が
難しいです。
精進精進。




