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異常事態(仮)

ブックマーク、評価

ありがとうございます。


大変力になります。

『異常事態発生、フル装備で第二小隊から第四小隊まで、特別格納庫へ急行

その他は命令があるまで待機。繰り返す……』


一斉放送が砦内に流れ

事の緊急さと異常事態を告げる。


俺も隣の事務室に置きっ放しにしていた

魔剣をひっつかみ

部屋を飛び出した。


格納庫は砦の外縁部

深さ50メートルほどの地下にあり

丁度、直径40メートルの

お椀を伏せた様なドーム型をしている。


床の中央部分が直径30メートルほどの広さで

一段低くなっており、魔獣の解体や調査などの作業はここで行う。


その外周部に解体状況の見学や監視、

搬入した魔獣が暴れた時の対処をするため

ぐるりと高さ5メートル、

幅4メートルの通路がある。


有事にはここから魔法や銃により

暴れた魔獣などに攻撃を

行うことができる。


俺が

外周部の通路に到着すると同時に

2度目の爆発が起こり

爆風と炎が吹き荒れるが

隊員達は

機敏な動きで物陰に隠れそれをやり過ごす。


よく訓練されていると感心しながら

第三小隊長のところへ行き

状況を確認する。


「状況は」


「副長! は、報告します。

 夕方搬入したイノシシの解体作業中、

 体内に残っていた魔石に魔術が刻まれていたらしく発動。

 体が変異、溶解して結合しました。そいつが床を溶かし始めたため

 魔術で防壁を展開し、攻撃したところ、跳ね返されました。

 爆発は跳ね返った魔術が防壁を破壊した事によるものです。」


煙が排出されると

直径30メートル以上あるドーム型の

格納庫中央に

猪の足や腕、尻尾を生やした

まるで小山のように大きなスライム状の塊が

グネグネと蠢いている。


天井と壁が少々崩壊しているが

搬入口の扉は無事のようだ。


「被害は」


「対処が遅れた数名が軽傷

 格納庫の天井と壁の一部に軽微なダメージ、

 床がそろそろダメです」


「防壁は」


「強度はあと約1割弱、先ほど

 2度目の発動を行い、別の魔術で攻撃しましたが再び跳ね返され

 防壁に当たり、ほとんど削られました。

 魔力が足りず次の発動まで10分必要です。」


俺は全員に聞こえる様声を張り上げ

指示を出す。


「魔法攻撃は禁止、実体弾による遠距離攻撃で魔石を破壊する。

 40ミリの使用を許可、弾は軟質マテリアル。跳弾に注意、

 必要な人員以外は後退」


軟質マテリアル弾は、魔力は全く持たず

毒性のない水銀状の重マテリアルを弾頭に封入したものである。


銃による攻撃は

貫通力が大きければ殺傷力があると思われがちだが

実は、弾頭のエネルギーを

いかに効率よくターゲット内部に伝えられるかで決まるのである。


軟質マテリアル弾は

目標に侵入した瞬間に大きく変形し

留まることで

体内に衝撃波を発生させ

内部から破壊するため

動物などのソフトターゲットには絶大な効果を発揮するのである。



「了解、フォーメーションはCの1」


「負傷者も下がらせろ」


「了解、急げ」


「バックアップ人員はアサルトライフル、実体弾を準備して待機。

 魔石が現れたら射撃により破壊しろ。しくじるな」


連絡通路を使い40ミリ機関砲が運び込まれ

設置される。

今回は十字砲火を浴びせるのではなく

同一方向からの斉射により

バケモノのスライム状の外皮を吹き飛ばす。


そのあと、金属弾を使い核である魔石を砕き

発動している魔術を停止させる作戦だ。


「ウラキ! 無事か 状況を」


ほぼ準備が完了したところで隊長が飛び込んできた。

毛深いため判別しにくいが顔色がかなり悪い。


「施設、人員とも被害は軽微、目標は変異したイノシシ、

 現在スライム状になり格納庫の床を溶かしています。

 目的は不明、魔法が効かないため

 実体弾で魔石を破壊するところです。

 指揮権渡します」


要点だけ、手短に報告する。


俺の報告に頷いた隊長は

具合の悪さを隠しながら

奮い立たせるよう、声を張り上げた。


「指揮権を受領、全員射撃準備、

 攻撃要員以外は退避、カウントする

 5、4、3、2、1、射撃開始! 」


少し時間が空きそうと言っておきながら

次の投稿(でも、短めでごめんなさい)

これも

皆様のおかげです。


次々と物語の続きが溢れてきています。


でも

入力が間に合わない。


脳波入力

実現求む。


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― 新着の感想 ―
[気になる点] 25Pまで読みました。 最初は、物語がどのように展開していくのかワクワクして読んでいましたが、剣と魔法の異世界なのに、まさかのアサルトライフル。せっかく異世界展開なのに、なぜかイノシシ…
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