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よくじょう、せんじょう2(仮)

本日2本目

こう言う場面は

考えやすい

変態妄想キノコな作者です。


よろしくお願いします。

よくじょうにおける

せんじょうに

援軍は現れず

未だ俺は孤立無援で

戦い続けていた。



敵は

頭の中に陣取る

煩悩と呼ばれるもので

これまで闘ってきた中では

最強の相手と言えるだろう。


何度も、何度も、シュミレーションするのだが

これに打ち勝つ方法が思い浮かばない。



そうだ

閃めいた。


これは妹だ。


そう、

この、自分の腕の中にいる全裸の少女は

王都にいる

俺が原因となった

事故で体が動かなくなった

本来は金髪なのだが

今は黒髪の妹だ。



自分に

暗示をかけて

『作業』を進める。



未だ、救いの手が現れることはなく

俺は一人で進軍を始める。


そう

服を脱いだ後

彼女のタオルを取り

いつも世話をしている様に

向かい合わせに

抱きあげる。


左手はお尻、右手は背中に添える。


右手も

左手も

何かに打ち震えているが

油断はしない。


少女を落とさないように

俺は油断せず

少し力を込める。



『妹』の寝息と、体温と、鼓動を感じながら

浴槽に沈み込み、彼女を沈めてしまわないように

膝と胸で支えながら

髪を洗う。


一週間、山中でサバイバルをしていたはずなのに

ほとんど痛みがなく、ツヤツヤな髪に指を通すと

するりと抜けていく。


頭、小さいなあ

隊長の半分くらいしか無いぞ。



髪の後は

顔の汚れだ。


素手で

一度泡で包むようにして

汚れを浮かし

柔らかい布で泡を

落として行く。

優しく優しく。


次は体

こちらも泡を素手で包み込むようにして

汚れを浮かせるように

上から下へ順に


……

首も腰も細いなあ

ああ痩せているのに

胸もお尻も反則級の柔らかさだ

……いや

無心

無心だ。


そう


ただ

ただ

無心で『作業』をしなければ。


小さな体を一通り清めた

大きな達成感により

「ごちそ……」と言いかけ

慌てて口をつぐみ

最後にシャワーで泡を落とし

一通り『作業』を終了する。


綺麗になった『妹』の体から水滴を拭き取り


リビングに移動して

ソファーに彼女を寝かせ

改めて、何処かに異常が無いか

確認する。


その体は

イノシシとの戦いで受けたものはおろか

毛ほどの傷もなく

透き通るほど白く

少し痩せていて

それでも

完璧とも言える造形の

成人には少し足りない

美しい肢体であり

声も出せず

魅入ってしまう。



「ん、魔方陣?」

美しさに我を忘れ

呆然として眺めていたのだが

彼女の下腹部に薄っすらと

痣の様に魔方陣が浮かんでいるのに

気がついて

思わず呟いてしまった。


背中側を確認すると

同じ様に腰のあたりにも

若干、文様が異なる魔方陣があった。


その魔方陣の文様は

かなり複雑で

これまで幾多の文献を見てきた

俺でも容易に解読が出来ない。


「お召し物をお持ちいたしました。

いくら暖房を入れていても

裸でおられては

お二人とも風邪を引かれますよ」


突然

後ろから声をかけられ

飛び上がるほど驚き硬直する。


引きつった顔のまま

ギギギと音がするほど不自然に

振り返ると

怪しい笑みを貼り付けた

エプロンドレス姿の

赤髪の女性が立っていた。


孤独な戦い(?)

続けるウラキに現れたのは

果たして

敵か

味方か


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