後書き school
異世界転生は浪漫。現代の義務教育の知識からネットにあふれる知識。そういった知識があれば異世界にいって活躍できる、知識チート! NAISEI! NOUGYO! そう思っていた時期が転生者にもありました。
テーマ:転生者が珍しくもない現実世界と比べて遜色ない発展を遂げた世界に転生者が行ったなら
そういうことで転生したからなんだって言うんだという世界。むしろ転生者がそこまで珍しくもなく確認される世界に転生した人間のお話です。もっとも通常の転生と異世界転生は厳密な意味合いでは違ってきます。
そもそもなぜ異世界に転生することになるのかと言うのを疑問に思うことはないでしょうか。通常転生というもの事は自分たちの住む世界で認知されていることであり魂が別の世界に移動するのは奇妙に思うことでしょう。なぜそうなるのか、それはその魂が異世界に転生するという特殊な運命にあるということではないでしょうか。多くの物語における異世界転生者はほとんどが騒動や事件に巻き込まれます。魔王を倒したり世界を救ったり。それは多くのそういった人物が出るのが物語である以上しかたがないのかもしれません。しかし、つまりはそういう運命になることが異世界転車は決まっているのではないかと考えることができるのではないでしょうか。まあこの世界ではそこまで極端なものではないですがやはり騒動には巻き込まれる模様。
ところで転生した場合だいたいは赤ん坊時代から子供のころの話が続きますが……長いとは思いませんか? なので私はばっさりと必要ない子供時代はカットする形が多いです。必要なら書くでしょうけど。まあ書かない理由は必要ないとかそういう者よりも私自身子供の心理や周りの関係性、目線などそういうものが書けないからと言うのもありますが。
ベース世界。ベース、基本になる世界に事です。ようは現実世界の事ですね。私の住む、私の世界。私にとって世界とはすなわち現実世界の事であり、すべての世界を生み出す基礎となるベースの世界です。多くの現実世界に似た世界はベース世界、またはベース世界に近いか似ていると表現されることのが多いです。
中心世界は…………ちょっと説明が難しいですね。まだ中心世界は一度も出したことのない情報ですので。私の作品におけるすべての原点、妄想の中心……と言うのは言い方が違いますか。私の作品は全て同じ世界のお話です。今までの世界を丸として無数の丸で世界は点在しているとして、私のすべての世界はその丸を大きく包む丸、大きな世界の中にある世界。映画の宇宙人が出る黒服の男のあれの銀河を内包しているあれみたいな感じで考えると分かりやすいかも? 最初は中心世界だけでしたが妄想を発展させていく中、世界の数がどんどん増えていった結果大きくまとめる世界が必要になった形です。その発信源、原点となるのが中心世界。そういった理由だけではなくいろいろと能力なり種族を増やす場合なりといろいろと試す場でもあるので。
そういえば今回は中心世界に近いので色々とだしていない設定がいくら出ているかもしれません。別の世界を含んだ大きな観点での話はあまりなかったはず。
能力に関してはこの世界では数が減っています。確か中心世界では六能力ですが、その中心世界でしか適用できない二能力があるので四つの種類しかない……はず。なおその四つには珠眼や超能力、無能力などは含まないのですが。
この世界においては世界根源という呼び方を使用していますが正確には根源。魔術と魔法に関してもそうですがちょっとした影響のある作品があります。根源は例えば火とか水だとその系統や種類しか使えませんが応用範囲が広く利便性の高い能力です。多くの人間はこの能力を持っています。
魔術は系統がありますが根源よりも幅が広く系統外の魔術も使用できます。そのかわり様々な知識や技術が必要で能力使用の手間も根源ほど楽ではないです。特に強い力となると魔法陣や詠唱が必要となったり。まあ才能やエネルギー量しだいですが。
気は肉体強化などを主題とした生命的な部分に関わる能力。能力そのものの内容は専門的で幅が狭いものですがその分効率が良く強化率も高いです。でもぶっちゃけ特徴が薄いという。まあ生まれつき武術を修めるような運命を持った人が持つことが多い能力かな。
霊能。これは幽霊関連以外はどうしようもないのでは、と考える可能性はあると思いますが実際には人間も霊体を持っているのでそちらに攻撃できる以上問題なし。そもそも基本的な生命体は霊体持ちなのでよほど特殊な存在以外には有効です。また、魂の力でもありその存在の持つ特徴を持っているとか、有名な漫画のあれもこの能力に含まれるとかいろいろとあります。
他の能力に関しては置いておきましょう。能力関連はその系統の能力が出た時にでも。
入学直後にわざわざ戦闘シーンを入れたのはこの世界における能力を使った戦闘、強さがどの程度かわかりやすくするため。なお、この戦闘をしている二人は特に出番はないです。この結構滅茶苦茶な戦闘ですがこれくらいできても世界の強豪と比べると足元にいるかどうかレベル。学校で上位でも世界には上がいます。というか今までの作品で何人も神様でていますがあのレベルの強さの存在がいる世界です。神様も最強ではないんです。
能力とは別にそのエネルギー源に関して。これは一般的に気と魔術に分けられる二つをもとにしていたり生命と精神のエネルギーをもとにしているもの。もともとは同じ世界を生み出すために使われたエネルギーですがそのエネルギーは世界に拡散した力と生命体などの物質に変化したエネルギーの二つに分かれます。そのうち世界に換算した力は物質の隙間に吸収され、物質に宿っていた力は生命体が所有するようになっていき今の希世力と生霊力になりました……という設定を今思いつきました。まああまり詳しく設定を決めても仕方がないので。これくらいの設定なら割と変わります。
そしてこの二つの力を合わせると元の世界を生み出す力に……は戻らず、その存在のもつ力そのものというものになります。存在力。決して存在の力とは言ってはいけません。性質も種類も違いますし別作品です。あれの影響を受けている者もなくはないのですが。
なお、能力によって使う力が違います。能力側の適正によるものですが、四能力のうち魔術と根源が希世力、霊能と気が生霊力。このおかげで幽霊が生者に付きまとう理由が生霊力を求めるためとか言う設定が。多分希世力は自由に使えそう。
体育測定………………を隠れ蓑にした存在判定。そもそも身体特徴の類は医療系や身体系、情報系能力を使えば測定できます。わざわざ面倒な方法を使わなくても不可能ではないです。それ以上に重要なのが存在判定。存在とはその個人そのものを示し、その内包する過去今未来とその存在の持つ肉体霊体魂生命その全てに宿る力そのもの、その一存在のもつそれを判定するための物。なぜそんなことを、と思うかもしれませんが中には自分の能力を隠していたり別の物が存在内部にいたりといろいろ世の中にはあるのです。魂の中に魔王が眠ってて放っておいたら復活して世界を阿鼻叫喚にとかなったら本人も関係者も巻き込まれる大多数の人間にとっても嫌でしょう。能力を使えると対抗される危険があるので能力を封印して判定します。一応身体測定も本来の目的ではありますけどね。あまり測定する意味はなかったりしますけど。存在力を使うと肉体強化されますし、気などの能力でも肉体強化されます。元々の力を測る意味はあまりないんですよね。
なお、能力封印系の能力は珍しいです。なくはないですが、そもそもある程度以上に強いと大規模なものでも抵抗や無効にされるなんてざらにあるので格上にはあまり強い能力じゃないんです。一応格上に通用すれば有利になれる能力ではありますが。
ところでティーリさん、主人公の母親さんはこの測定そのものがブラフと言っていますが……まあこの時点で調べると楽なだけでここで調べる必要性はないのでここ以外で調べてる場合多いからそんなことを言っているんだと思います。私が詳しく設定してないから適当ぶっこいてるだけじゃねーの、というのは半分くらいあたりです。
主人公の能力は存在力。極めて限定的ながら万能性の高い能力です。もっともその自覚は本人にはないですが。存在力という能力が万能なのではなく存在力そのものが結構な万能性を持っている……いえ、何でもできるという意味合いでの万能性ではないのですが。そのあたり詳しく言うと何か別の話になりそうです。
主人公能力と共に母親と能力間てしてくれた人の能力が話されていますが、この世界において能力の下位互換は恐らくほぼないと思われます。下位互換はないですが上位互換はあります。ただそれも能力そのものの差ではなく能力の源の差でしょう。説明されていない能力の中にいくらかある特殊能力の類がありますので。
学校生活書きづらい。そんな愚痴はさておき登場キャラが一気に増えていっきにうごかすのは大変です。七人……いえ、八人同時は大変。どこでどのキャラが動いているかを把握しなければならないので。
私の世界では年齢は全盛期で固定、みたいな独自設定のある世界もありますがこの世界ではどうでしたでしょう。ちゃんとロッケン・アードさんが言っています。もっとも彼は全盛期が子供のころというわけではなく単に見た目を変えられるだけですが。だいたいはある程度大人な年齢で固定されますが本当に子供のころで固定されるケースもあるのでそのあたりは個人個人によります。この設定はゲームや漫画における母親などの女性の見た目の年齢が若いのはなぜか、という理由から思いついた発想。肉体的に地番強い年齢で固定されるのは戦闘メインな人たちにはありがたいかもしれません。年齢による肉体の衰えがないですから。
学校長ロッケン・アードの能力は全能。あらゆる能力を使えます。そのかわり全部の能力はその本来の能力よりも落ちますがそれを底上げする能力もあるので問題なく力を使える……というか、そもそも全能の能力者みたいにすべての能力を扱える者は少々特殊な扱いとなっています。
能力を教える利点はなにができるかわかること。ただ誰かに能力を知られるのは一つの問題と言えるかもしれません。ただよく考えると国や学校には知られてるんだよね、って話ですが。ある程度知名度が高くなれば能力も知られますし。対処方法を考えられることを考えるとあまり言わない方がいい能力もあれば、知られている方がやりやすい能力もあるでしょうし、それこそ対策の対策みたいなものを扱えれば色々と有利で決して知られることが欠点ではないですが、やはり知られない方がいい場合の方が多いでしょう。話がこんがらがってくる。
ジェイ、テトラ、シェルリア、ロフタ、ガンジ、アイル、リファ。主人公を含め訳アリ五人。テトラとリファとロフタは能力が特殊です。一番特殊なのは異例な能力のロフタ、希少性があるのがテトラ、忌避と偏見があるのがリファです。シェルリアはその立場。国内で最上位に近い部分の貴族さん。主人公は異世界転生者。まあ訳ありで固めるのが楽、ジェイとガンジは特にそのあたりの物がないので巻き込まれた形ですね。そういう人間ばかり集まっているので監督役の教師も学校長だったりします。
存在力についての解説。そもそもこういう解説ってその場で適当に考えてたりしますのであれ前言ってたことと違くない? と言うことも多いです。でも根本的な部分ではそこまで変わっていないことも多いと思います。細かい部分が違うことは本当に多いですが。存在力はそもそもオーラの発想に近い物で、存在の強化に使われます。存在の強化とはなんぞやと思うかもしれませんが、ようはそこに在る力を強くすること、存在感の強化、世界に占める存在の密度とか何かを強化します。存在の格上げともいいますか……細かい部分の説明は難しいので省きます。自分でも大雑把に把握している感じで、その場その場で扱いを決めるしか……いや、それはちょっと適当に過ぎますよね。このあたり私も説明に苦慮します。別の作品を例に出すならは某ハンターの念が一番わかりやすいかなぁ……
戦闘訓練は基本。それはさておきこの世界でも銃があります。でも銃は存在力をうまく使い弾丸強化できないので威力が落ちます。銃自信を強化しても威力の強化にはつながりにくいです。不遇。その手の能力であったり長い間使っていたりすると割と扱えますが。そういう意味合いではガンジが使うといいのですけれど。ところでリファは何故使い方を知っているのか。それは彼女能力の関係で知ったわけなのですがそれについてはおいおい。
戦闘では能力をふんだんに使いキャラ性格もあっていろいろ。シェルリアは戦闘できないタイプ、リファは後ろで全体の観察と隙をついた攻撃をする感じ、ジェイやガンジは突っ込むタイプ。テトラはその時その時に合わせて、ロフタは隙をつけるときを狙う、そんな感じかな? アイルはリファと似た感じ。ただリーダーなので全体を見て後ろを守ることを意識していて動きにくい感じでしょうか。詳しくはその場その場で書いていて多分ロッケン・アードが解説していると思います。私もそのあたりよくわかんない。
アイルがリーダーをやるのは性格的には向いていませんが、能力の存在力は存在の格上げを行うため上位者と周囲が認識するので意外と向いています。それは本人が意識して使っているわけではなく自然と発揮されている能力なのでわかっていませんが。意識して使おうと思えば使えますが。
ところでロッケンさん何本気出してるんですか大人げない。まあこれも一種の教育、本当の上位者の圧倒的強さを実感するのも一つの学び取りです。学校長は全能ですが最強ではないのでこれ以上の上位者は普通にたくさんいますし。
友人。仲間でない友人は珍しいかな。クロトくん。同時に聖女フィゼラさん。まあクリアロードは私の中では特殊な姓ですし。クロトの能力は剣。剣術から武器の強化、剣の作成、剣化など様々な能力に仕える剣と異分野の万能性の高い能力。なお彼の家系は結構剣系統の能力が発生する家系。そして大体は戦闘狂の気質あり。クロト君もそうなので強いアイルは戦闘に巻き込まれることが多々あり。本人はそれが嫌いではないようですが。
実地教育。そしてオークの登場。作品にもよりますがオークの風評被害はいろいろと酷いですね。まあここの世界だと風評レベルで済む話ではなく被害が洒落にならないことになるのですが。
ところでこのあたりでロフタの能力が分かるわけですが、彼の能力は言ったことの現実化、実現。まあ完全にではないですし本人も制御しきれてはいない様子。なお名前の由来はロフタは二口。能力を先に考えて名前を付けたのです。
主人公がキレます。今まででも戦闘なりなんなりを見たことがありますが惨状と言うものを見たことがない、個々とは別の世界で平和に暮らしていた、目の前で起きているあれやこれやを許せない、などの複数の理由の結果。こういう時は感情と本能のまま動き、さらに能力もその影響を受けます。強くなる場合もあるし能力に引きずられることもあるし、といろいろとあります。単独でオークキング討伐は可能ですがそれができる人は大半が強すぎなので大体群れ事一気に殲滅するため死体が残らないことが多いです。なので重要な珍しいまともな死体の資料ですね。
クロケア・アルド・ルラオール。ロッケン・アードは仮の姿、本当はクロケア校長です。まあ学校長である彼が本来の名前を名乗るとバレますし。姿はいくらでも誤魔化せるでしょうけど名前そのままだと意味はないですし。
それにしてもお母さんちょっと調査甘いですね。息子さんと同じチームの人間を詳しく調べないのはどうなのでしょう、情報系能力者として。まあそれをするのは失礼というのもありますし昔ちょっと痛い目を見てあまり過剰には調べないようにしているのかもしれません。転生者ですしある程度は任せてもいいと思った可能性も。普通の人間生活を送って良識が戻っているのかもしれません。
リファの能力は憑依。本来幽霊が使う者と近い所がありますが正確には別物。しかし似ているというだけで偏見が生まれますし、そもそもこの能力を用いて記憶をのぞき見できるなどの問題があり。なので忌避される傾向にあります。リファが銃の扱いを知っていたのはこの能力で銃を使っている能力者の記憶を見たから。しかしそのため銃の欠点は知らなかった模様。まあ使っている人はあまり欠点に関する意識がないのでしかたないです。
これによりオーク戦で異常な状態を見せた主人公に興味を持ち記憶を覗きみる。なおこれでリファには主人公が異世界転生者であることがばれ、主人公にもリファの能力がばれることに。それで問題が起きることはないですが。むしろそれを知ったことで別の有効利用や本人の望む有効利用方法をしてほしいと思うくらい。なお物や何かに憑依し自分の一部を入れて強化とか憑依することによる疑似神化とかいろいろと考えはありますが、これで詳しくはやりません。
戦時訓練。この世界では戦争と言うものが基本在りません。理由に関しては一つは神様の存在があってあまりやりすぎると介入される可能性があること、それと大問題として戦争する利点の少なさ。そもそも戦争を行う場合どうやって相手の戦力を倒すかが問題になります。兵士ではなく強者、たとえばクロトの父親や主人公の母親、クロケアなど。そういった絶対的な強者をどうにかしないといけないので戦争をやるのは大変です。そもそも相手の国に侵攻して何が欲しいのか、と言う話も。まあ、それでも国境付近で小競り合いなどはおきますけれど。主人公の父親はそのあたりの対処をしている立場だったりすると思います。多分。
そして今回もラスボスの竜さん。オークキングが村を襲った理由、逃げた理由の一つである竜さん。主人公たちを竜が追うのは主人公の能力による存在の格上げのせいで脅威として認識されているため。本人が無自覚なので対処しようがなかったりします。
竜はどこかで説明しているかもしれませんが、ブレスを吐ける特殊能力の所持がその認定に必要です。ドラゴンと竜は竜の方が上位の存在。なお龍と竜は別物で龍は神様よりの存在です。
竜に挑むクロトくん。流石にちょっと無謀ですね。そしてそれを助けるために残る主人公。もっとも無謀ですが主人公の周りの面子を逃がすのにはかなり有効でした。まあフィゼラとともにリファが戻ってきたのですが。リファと竜の対峙は予定通りなので別にいいんですが。
リファの能力による竜への憑依による対処、しかしリファの存在と竜の存在では竜の方が圧倒的に世界における存在規模が大きく、大きな存在の塊にリファの小ささでは潰されかねないという状態、それゆえに憑依しているリファが死ぬ危険があります。なので主人公は存在同庁による一体化を図ります。その結果主人公とリファが混同して……竜リファ主人公の三者が一時的に合一しました。
マリュー。守護魔竜とも呼ばれる最上位世界の天層に住まう創造主の権能の一つ。全ての竜の頂点に立つ桜を象徴とする世界一つと同格の最強クラスの一角。そんな大仰な設定がありますが今回はリファの案内役。主人公の持っていた存在力、その起源部分に存在する世界と同格くらすのエネルギーと強さを持つ桜紋をリファに譲渡し扱わせる役目を持っています。また一時的な混同、同調により竜の力を奪いリファに渡すのも。
紋というのは象徴を起源とする能力で極めて特殊な能力です。その中に刻まれている象徴を持つ存在の力を受け借りたり限定的に行使できたりします。この場合はマリューの能力、絶対的な存在規模を持ち得たり竜を支配できたりします。マリューは竜の頂点ですので。
主人公の母親ティーリとクロトの父親アポロの共闘。というかここでティーリさんの強さがわかります。ただの情報の能力と言われている彼女の能力、しかしその実情報とはあらゆる全ての物ごとに対し干渉できるものでもあります。情報がないものはこの世界に存在しません。存在するということは情報から形作られているのですから。つまり彼女はこの世界のすべての物事に対し干渉できます。こちらでの解説よりも本編に開設がりますので作品中においてはそっちが正しいと思います。存在しなかったことに情報を返還することによる消失、特にブレスみたいな実体よりエネルギー寄りの物に対しては有効。これは人間などの存在を持つ生物にはあまり使えない手法、やっても相当なエネルギーが必要です。アポロさんは単純に強いが顕著なタイプ。なんでもぶった切るって感じで強いです。こっちはあまり解説要らないタイプですね。ただ強いだけですので。
クロケアは強いですが彼には役割があります。全能者、世界とより繋がりの強いタイプの存在は世界持つ運命、流れに巻き込まれ役割を背負わされ自由な動きができなくなる。強者はその力を振るうのにふさわしい舞台が用意され、彼もその力を世界に利用される。運命的なそれは異世界転生者もそうであるものです。
存在同化はリファに対し強く影響を残しています。主人公の一部が内部に残る、桜紋という大きなものを内包した結果主人公と自身の境が少しだけ曖昧になり、主人公に対し同じである感覚が強くあります。別人であることは理解できても他人としての感覚が薄いです。もう一人の自分、というのが近いでしょうか。なのでリファは主人公に対し恋愛感情を持つことはありません。しかしそれはリファと主人公が一緒にならないわけでもない、というよりはリファ的には傍にいるべきだと思っています。同じ存在に近い物であるがゆえに。
シェルリアとの関係がどうなるかは知りませんが、そもそもこのあたりはこの後の話として考えていたところでもあるのですが特に何かあるわけでもないと思ったので書きません。まあ多分何とかしたと思います、リファが。シェルリアの心情に関してはいくらかありますが……基本的に三つ名のせいで人が近寄らないが主人公はリーダー故に積極的に話した関係、最初の案内による恩、命を助けてもらったこと、その他いろいろ。他のメンバーよりも関わることが多かった結果です。
まあそのあたりは特に書かなくてもいいんじゃないかな、苦手だよこういうの書くの。
だいたいこんな感じですかね。この作品は転生したからといって活躍できるとは限らないからな、という内容と私の世界のメイン、大きな中心のお話に近い部分の解説的なお話、そして異世界転生者の運命論のお話などを盛り込んだ作品。だから合間のお話の癖に無駄に長くなりました。あとパティに続いてマリューのお披露目にもなったけど、別にお披露目する必要ないですけど。二人は三王姫と呼ばれる創造主の権能、あと一人もいつか登場する予定。




