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妄想設定作品集  作者: 蒼和考雪
後書きのような何か
483/485

後書き twin

この作品は明確にオリジナルとは言えない作品です。この作品は完全に元にしている作品があります。あるのです。ありました。

今はもとにしている作品は裏技を使っても入手できるかどうかは不明です。というか見れるなら自分が回収しておきたいくらいです。スピンオフの方を。


テーマ:誰かの作品と似通った内容を用いて自分なりに話を作ってみる


もともと私はこの作品の元である作品における姉の子の方が好きです。しかしその妹の方も好きです。両方幸せにしたい、という思いの元、二人を幸せにする作品をということで思い描いた形。もっともそれは結局別の作品、別の物語でしかないのですけどね。

内容的には人間ってやっぱりクソだわ的な内容。無限のエネルギー源としての精霊。意外と現実における環境は確かに環境汚染されているのかもしれないけれどもっとひどい惨状と比べるとどうなのでしょう。もっとも悪と極悪を比べてどうするのって話だと思いますが。


この作品は双子の精霊の姉妹と幽霊とかそういうものを見ることのできる異能持ちの人間が世界に空いた穴を通じて知り合い仲良くなるそんな感じのお話。双子なのに同じ精霊じゃないの、とかツッコミどころかもしれないが気にしない。


主人公は特殊な能力を持っていますがむしろ厄介なものです。見れないものが見れるということはそれがわかると干渉してくる可能性もあるので。知らなければ手を出されない方が多いはず。彼はその能力を自分の近くに存在するそういう存在で危険のありそうなものを排除するために使います。もっとも直接どうにかできるわけではなくあくまで話し合いくらいしかできませんが。おかげで大変なようです。近場から移動させる程度以上のことはあまりしません。


姉の風の精霊はケーカ。妹の水の精霊はエルナ。KL。精霊はエネルギーを生み出す源。そのうえ排出するものもないので滅茶苦茶クリーンなエネルギー源。しかし彼らも独自の意思があるのにそれを利用しようなんて流石人間ですね! とまあ人間を悪く言う言い方はやめましょうか。彼ら精霊は自然が自然らしく存在している場合そのエネルギーを取り込み強くなります。風の精霊であるケーカは彼女のいた世界よりもきれいな風を感じ、それに惹かれて世界に空いた穴の方へと向かいその穴の向こうに分身をつくり主人公と出会うということになります。

分身を作るのは意思の分割みたいなことを行ってやっています。この分身はいわゆる分霊とかそんな感じの御霊分けのようなもの。まあ精霊は超自然物のようなものともいえるかもしれないようなものですし。なお本体は本体なので本体の方が駄目になると分身も消えます。この分身は精霊で微妙に違い、風の方は空気と風のつながりから本体と分身が薄くつながっている感じです。一応本体の意思と分身の意思は別物ですが離れすぎると繋がりが途切れてしまうので本体から送り出せる石の維持できる距離の問題が発生しています。水の精霊は水はそれぞれで別に存在できるのでそれぞれで明確に意思をもって別々に行動できます。また水の精霊はそれぞれで独自に力をため込めます。風は溜めても本体の方に流れて行ってしまうので個々で力を溜め続けるのは難しいです。さらに言えば風は空中にある程度力が漏れるのですが水はその身に完全に内包できる、ため込みやすい性質を持ちます。なので姉よりも妹の方が強くなりやすく強さを維持しやすいという特徴があります。


世界の穴は本来移動ができるものではありません。しかし精霊二人のように自分の意思を送り込んだりはできます。しかし肉体や霊体のような明確な存在を持っている状態での移動は不可。なので本体は移動ができません。それでも穴越しに力の行使とかいろいろできるわけです。

なぜ移動できないかと言うと一番は穴の大きさの問題です。あと単純に穴を通り抜けるだけの存在を維持し続けるだけの力も必要です。実在していない意思やらなにやらは世界移動の干渉力の影響を受けないのですが。なお同じ条件でも人間と精霊では肉体の性質の違いで精霊の方が楽に移動できるでしょう。


お姉ちゃんは結構ちょろいです。異性に対しての免疫がなくちょっと一緒に出歩くだけでデート!? どうしようっ!? って叫ぶタイプです。ちょっとかわいいっていっただけで顔真っ赤にして言った相手に惚れかねない程度には免疫無くてちょろいです。

それにたいして妹の方はしっかりしています。そのうえ結構酷いシスコンで姉命で姉のためならなんでもできるようなタイプ。でも姉関連だと甘いのでそっちからつけばなんとかなるでしょう。


主人公の世界において幽霊が実在する、妖精が実在する、そんな世界であれば特殊なものが他に存在するのも当然なこと、霊地と呼ばれるような特殊な力が満ちている地域が存在するのも当然なこと。つまりは霊山はそのまま特殊な力を持っている場所となりそこに存在する水は当然その力を宿しています。しかもその力は精霊二人の住む世界よりも自然豊か故に膨大。名水とか天然水とかその手の物は……天然水はどうだろう。


精霊の持っている力は人間に分けることが可能です。いわゆるその存在とのつながりを作る方法であればなんでも可能ですが、より深く精神肉体共に繋がれる方法であればあるほどいいということになります。エルナはその手法を使ったのですがケーカの方はもっと簡易的に行われました。それでもたくさん力を分けることができるのはエルナの補助があったから。そもそもエルナとケーカは双子なので二人の間には特殊なつながりがあります。主人公とつながったエルナであれば主人公と自身のつながりとエルナと自身のつながりを利用してなんとかできます。なんとかします。

ちなみにエルナとケーカで知識が全く違うのは精霊の性質によるもの。水はその場に留まったり他の水と流れを作り上から下へと知識を流れ伝えます。それに対し風は各々が勝手に奔放に放浪し適当に持っている知識を好きに伝えることが多いです。もっともその個人で全く違ってくるのですが。


最後は精霊二人を匿った結果その存在を知られ普通の生活ができなくなる…………ことはないですが、超常関連の仕事をやることになった主人公。まあそれにより諸々の問題はなんとかなるようです。最もここでのお話は二人と過ごすことになるまでのお話ですが。


そんな短いお話。もともとこの作品は場繋ぎとしての意味合いもありましたし、本当に再構築した作品を作りたいとかいう突発的な考えから書いたのもあってかなり短い感じ。しかしこの作品の主人公は正直……いえ、個人的感情です。読み直ししてて舌打ちしたくなったりぐぬぬと唇をかんだりはしてません。自分の子たちが幸せになるのであればそれが一番、自分のそれはまた別物。そもそも別人だし!

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