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妄想設定作品集  作者: 蒼和考雪
後書きのような何か
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後書き king

魔物とか、基本的にモンスターってだいたいは既存の生物の延長になるのは私の想像力が足りないせいだろうか。と言っても、新たな生物を考えたところで他の人がわかりにくあったらあまり意味もないし、やっぱりわかりやすいのが良いよね。でも、ファンタジーの生物をそのまま流用するのはどうだろう? 作品次第かな。


テーマ:転生する意味があるの? 転生する意味を持たせよう


もともと、この作品はとある狩猟ゲームのモンスター紹介・解説の動画をみていてモンスターハントものはどうだろう、と思い、でもそれだけだとつまらない、転生者を出すのは、転生者である意味は、転生者が特殊な能力を持つのは何故、などといろいろ考え、ならば最終的に転生者が特別なので特殊能力を持つのではなく、転生者が転生することに意味があったのではなく、転生してしまったから特殊な能力を持ってしまう、と言う形になった作品。

あと、モンスターハントも一応題材ではあるけど、作中ではあまり内容にはならなかった感じです。ええ、まあラスボスとか、最初の方とかはちゃんとやってるのにね。雑魚戦しても仕方ないし、話を一気に進める形でやってたので。


まず、この作品における特殊能力は、転生した際に残った記憶がそのまま能力に影響します。主人公はそのあたり分かりやすく、転生前の全記憶を持っていたため、転生前の死の際の記憶が強く影響し、あのような能力になったと言うわけです。

転生前の記憶、と単純に言いますが、普通は感覚的なものなどほんの僅か、コップに並々と注いだ水を飲んだ時にコップに残った水程度くらいしか残らないのがふつうです。その強さで上中下の等級分けをされていますが、ある一定水準以上は王級とされます。この王級は当時読んでいた作品に影響されてますが……まあ、そういった力を持った種を王種、同等の生物の中の王の種族、としての意味合いを持たせた呼び方と合わせて使えるのでいい感じだったかな。

王種では、基本的に人間と動物で得る能力が違いますが、これは知性や精神性の違いによります。人間でも身体能力よりの能力になったり、動物でも魔法的な能力になったりしますが、それは死に際の影響次第。まあ、中には治癒だったりと特殊な精神性による能力を得たりもしますが……知性ある生き物は、知性や情報の量で精神や魔法じみた特殊能力を、動物は本能の強さ、生存競争の生死によるため、だいたいは肉体依存の能力になります。

王種の特殊能力は、上級以上では普通に身体能力にも影響が出ます。もう一方の能力、というよりは性格には普通に強くなるタイプですが。身体能力の場合特殊能力を持つわけでもないですし。まあ、ちょっと精神的にタフになるとか、王種の能力の効きが悪いとかそういうことはあるかも。


王種と呼ばれる種は、厳密には別種の存在ではないので、普通に同種間子供ができます。しかし、その子供が王種となるわけではありません。王種は魂に残った記憶が力となるため、その子供の魂がどうであるかによるためです。王種同士で子供を作っても王種にはならない可能性はあるし、人同士で子供を作っても王種になる可能性はある。王種はその能力のせいで差別的に見られますが、彼らの能力は有用。ゆえに、隔離気味ですがそこそこ悪くない生活は遅れています。

最も、一般の人たちには滅茶苦茶恐怖の対象だったり嫌われていたり。まあ、そこそこ偏見はあります。人や村によるところがあるのですが。

王種の扱いが良い理由は、最初の話で戦う炎の王種で分かる通り、あまりひどい扱いをすると抵抗、反抗されて酷い事態になる可能性が高いからです。王種も、悪い扱いをされないのであれば、ある程度国の庇護下に入ることを良しとする可能性は低くないでしょう。たとえ危険や偏見があっても、その心のまま行動していい結果にはなりません。それを国は理解しています。


主人公は死の間際、一瞬が長いと言う捜索でよくある時間感覚の加速を経験した結果、それを実際に起こす事のできる能力を得ました。時間感覚を加速し、自分がその時間感覚の中で普通に動くことができる。一種の時間加速です。ある程度以上になると負荷がやばいことになりますが、一応この加速の限度は存在しない設定です。ちなみに、身体能力が高いですが、王種は全員高いです。能力でもなんでもなく。


ケティさんは、博愛主義者の治癒能力持ちの女性。まあ、王種たちの住む家のまとめ役、母親役みたいな。作中では多少におわせてる感じでしかないですが、言い方は酷いですが、娼婦みたいな感じでいろいろしてます。その辺は、博愛主義の行き過ぎ故、ですかね。

ゴウトは王種扱いだったかな、ってレベルの話ですが、あそこにいるなら王種だな、と。能力に関して語ったことあったっけ、と言うことで最終付近で能力が追加されて出番が増え、決め手になった武器作成した人。イメージはやっぱりドワーフ的な。物作りをしてくれる支援要員。

炎の王種は村で王種の危険があったため、恋人を守るためにその力を使い、結果的に村に利用される形になりました。そのくせ、扱いが酷い。そして、恋人も化け物である王種の恋人なんて、ということで別の男と懇ろに。そしてそれを元恋人の炎の王種に見つかり、炎の王種は自分の立場を改めて把握し、なぜこんなことにと考え最終的には狂気にかられ暴走しました。まあ、これは極端ですが似たようなケースは珍しくもないです。そうならないよう、国は特別な隔離地を作っているのです。

メティエは鳥の王種を出して連絡役を受け持ってくれる子です。最も、引きこもりで家にこもりっぱなし。王種の大半はコミュ障というか、人とかかわることを嫌う性質になり、仲間の王種である相手ですら、あまり積極的にかかわりません。それらの王種に物を頼めるケティは少々例外的な付き合いかた。まあ、彼女の博愛主義あっての物ですね。


どうでもいいですが、私の方針として戦闘は長引かない、一瞬で終わるという考え方です。これは基本人間同士の戦闘イメージの生だと思います。例えば斬り合いを行った場合、腕か足でも一回斬られれば、その痛みで動きが鈍り斬られた部分の使いようがなくなり一気に弱体化、その後一気に攻めれば終わり。問題はそれに至る経過ですが、相手と実力差があるのに相手を斬ることができないのはどうなの、ということで相手より強ければ相手が回避に専念でもしない限りは比較的早く結果が出ることになる者として書いていると思います。まあ、そこまで単純ではないとはおもいますが……まあ、主人公強いから、っていうのもあるでしょう、この作品では。


王種の過去話。こういう過去話って、大体は伏線ですよね。まあ、伏線ですけど。封印とか言われると確実に復活するフラグですから。ちなみに話に出ていた王宮の能力は重力。現在時点ではかなり緩い王級認定ですが、当時の時代ではこの王種を倒せるくらいの実力が王級認定です。まあ、危険視されて殺されてる可能性が高いですが。人を救っても報われない。


王種解放戦線。目的は現在の王種という存在の立場の改善、不当な略取や偏見による虐待など、酷い目にあっている王種の救出などを目的として掲げています。最も、その目的はナンバーツーにいいように利用され、ナンバーツーの目的である王種が支配する王種のための国を作るための組織になっています。全てがその意見に賛同しているわけではないですが、そこそこ多くの人間がナンバーツーに賛同、賛同していなくてもナンバーツーの能力による精神への干渉により仲間にされたりと、まあ大変な組織です。一応、国作り自体は考えられていることではありますが、それを個人利用しようとしているナンバーツーが原因で色々と問題が起きているのが現状の状態だっとわけです。国作りの考え自体が誘導されたものである可能性は……どうでしょうね。

ディレルはリーダー、長、まとめ役。王種ほど強力ではないですが、上級の風の能力を持つ王種です。単純に強いタイプ、本来であれば主人公と対立して戦う未来があったかもしれませんが、ストーリー展開が若干書いているうちに代わったため、その未来は消失、共闘する運びとなりました。強さは作中で分かる通り、攻撃も防御も優秀で自動防御ありのマジで強い人です。主人公は微妙に相性が悪い相手ですね。

エリシェは主人公の隠していた王種の能力を見抜き、それを国に伝えた人物です。元々は国側の王種だったのですが、その王種の能力を判別することが可能な能力をマルスに見込まれ、洗脳され王種解放戦線に。そういったか困り、主人公的にはかなり敵意のある相手です。彼女の行動は職務上の物である以上、仕方がないことなんですけどね。彼女の能力能力の共有。最も、自身に作用する精神系の特殊能力以外を使用するのは難しいですが。もしできれば上級でしょう。そういった能力使用よりも、共有による能力の所持や内容が分かるほうが強みです。

フェリルはタダの連絡員。なのに名前がある、まあ紹介する以上名前は必要だよねってことでのチョイキャラです。まあ、連絡役を同行させるのはリーダーとして当然ですよね。

副長のマルスは王種解放戦線の話の黒幕。まあ、そのまま王種の国を作る、人間を下に見ると言う考えで動いている人物です。能力は本人の自爆している通り、認識を入れ替える能力。これは人の精神の身に作用するのではなく、世界の認識を入れ替えることすらできる強力な物。洗脳から語感への影響など、様々なことができる能力。入れ替える、と言って既存の認識と入れ替えると言うよりは、認識を別のものにすり替える、割り込ませるみたいな感じの方が近いかもしれません。

王種解放戦線の話の後、洗脳で向こうにいたエリシェは戻ってきて王種の住む建物で過ごすことになりますが、その時に主人公と和解をします。これはもともとそういう予定ではなかった感じですが……まあ、そうなるなって感じの流れですかね。一応主人公も自分のことは仕事であることは理解しています。主人公があの時エリシェに対し敵対的になった最大の要因は、自分が国に仕えることになったのに相手が自分の都合で王種解放戦線に行っていたという理由があったからの方が強かったりします。


隣国の王種との戦闘、王級二人目の王種である彼は、前世の記憶をある一点においてほぼ全部持ち、その結果王級です。主人公のようにすべてを持っていなくても王級ですが、そう考えると主人公の能力の強さはとんでもないはず。ちなみに彼の能力は、神儀一刀の再現。神儀一刀に関しては後の作品の後書きで語りますが、超絶チート剣技です。自分で色々とどういうものか考えた結果、そういう結論に至りました。ガチのチートレベルの技能です、マジで。

主人公の時間加速もチートですが、相手の神儀一刀もチート。一歩踏み込むだけで、一秒間を十秒間とする加速状態に入れます。主人公の普段使う、時間の十倍加速と同じです。その上、相手は剣士としては最上位なので、主人公が負荷がかかるほど能力を使っても勝てるとは限らない相手だったりします。

この相手を切っ掛けに、というよりは、この相手の使う十の一、十秒間の一秒、テンカウントを発言したことで、主人公の考えていたことに対しての確信に近い答えを得ます。まあ、王種は前世の記憶があると言うやつですね。最終的に主人公は前々世、前世のその前世の記憶を思い出します。神儀一刀と対峙したことのある別世界の自分の記憶を。本能、経験、前々世の記憶、その三つが逃げろと言うのは奥義……にはなれなかった、一歩手前の技がとんでもないから。

雲絶ち。雲を切り裂くほどの一撃。故に、天剣の状態ですら雲を切り裂く一撃になったのですが……同時に、山や森も。この一撃が、多分当たった? それはないかな、多分気配とか、剣気とかそういうものを感じて呼び水になったと言うか、封印されて眠りについてたところを上でガッシャーンとガラスを割ったような状態にされ、竜が飛び起きて現れた、と言うのが真相かもしれません。


ラスボスは竜。まあ、主人公の推測は蜥蜴の王級王種ですが……まあ、暫定的に竜扱いです。大きい、巨体であるってのはそれだけで強力な存在です。よくトロールとか、大きい奴は動きが鈍くて速さで勝てる、みたいな話もありますが、そういうのは人間で対処できる大きさだからです。蚊が人間に攻撃を仕掛けて人間を殺せないように、そうそう人間が自分の何百倍の存在に攻撃を仕掛けても勝つのは難しいでしょう。ええ、能力あっても難しいです。おかげで妄想の中では楽に勝ってるのに、わざわざどうやって勝ったのかを考えなければならない程度には大変です。こういう想定していない部分が妄想には多くて困ります、ええ。

実は、復活自体は予兆がありました。作中における王種が人里へ降りてきて討伐依頼が増えたことはこれに由来しています。復活を感じ取り逃げてきたというわけですね。一応王種は本能的な部分は下手な生物よりも高いですし。まあ、お約束として人間は王種でも能力その手の物をもってなければ鈍いですが。


主人公と敵対しなかったためか、王種解放戦線が最終戦に参戦。まあ、実のところもともとディレル自体とは和解するので最終戦では出る予定だったのですが。あれあれ、えっと、よくある最後の闘いでみんな集まるあれみたいなイメージですね。まあ、敵対せず共闘したからこそ、今回普通に参加させやすかったです。本来なら、竜に主人公の引導を渡したくないからな、って感じだったと思います。ライバルキャラ?

竜戦には、剣技の王種の男も参加。この人はむしろ戦闘に参加したかったでしょうけど、残念ながら呼び戻されているため、最後に一発入れたといった所です。実際こいつが参加して入れば、倒すことは出来た可能性が高いでしょう。しかし、隣国の王種なので隣国の意向に従わなければいけないため、参加はできませんでした。まあ、最後の一発で鱗を残してくれたので。

鉄を切り裂くのに鉄で作った刀で、というのは難しいですが、斬鉄は不可能ではない……んじゃないかな? 木製の剣で木を伐ることができれば可能ですね。達人でもなければ無理、でしょう。それを強引に押し通せるのがブレイブの能力、加速の力です。ちなみにこのときそれまで決まっていなかったゴウトの能力が決定されています。設定していない部分があるとこういう時に利用できるんですよね。もともとゴウトは物作り、ドワーフの武器屋、鍛冶屋みたいな立ち位置としておいてましたし、能力もそれっぽくするのにちょうどよかったです。加工できない物でも自在に加工できる能力、どうやってかは不明ですが。よく鱗や爪で武器を作る話がありますが……実際どうなのでしょう?

最後の一撃は落下による脳天への突き刺し。生物である以上、脳を破壊すれば死ぬ……とまではいかなくとも、相当な一撃となるでしょう。頭蓋骨などもあるのでかなり強く差す必要があるため、色々と策を弄しました。それは同時に主人公が落下で死ぬこともほぼ決定的になるのですが……実は、主人公の能力は前々世を思い出したことで強化されています。前世を思い出すと強化される、と言うのは王種の設定的な部分、前世の記憶が能力の強さの決定に繋がる、という部分の通り。そのおかげで、なんとか落下による加速をある程度弱められましたが……まあ、高所からの落下には変わらず、硬い鱗に激突。死亡するかと思った、と言う所ですね。ちなみに、最後はエリシェに看病されているわけですが。恋愛的なあれは、あの時点ではないです。将来は知らないけど。


話としては巨大王種を倒し、一区切り。その後も主人公の物語は続くわけですが、まあ、これ以上の映画になりそうな大事件ってのはないですね。まあ、それ以後王級を倒したと言うことで面倒ごとに巻き込まれる羽目になるんですが。そのあたりは書くことでもないです。


まあ、こんな感じの後書き。ここで書いているおおよそは作品中で十分解説しているとは思いますが、改めての解説と作品中では出せない部分など。

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