悲恋の想い
胸中に抱いたこの想い
伝えようにも伝えられない
あなたの想いは
みんな知っているから
あなたが好きな人は
今はガラスの棺の中
幾十幾百の年月を経ても
目覚めることのない
永久なる眠り
あなたは想い人を
ある奇跡で目覚めさせるために
千の年月を待ち続ける
だからこそ
わたしの抱いた想いは
胸中の最奥に
閉ざさなければならない
あなたの答えは
火を見るよりも
明らかなのだから
だけど
胸中に溢れる想いは
閉じてしまうことを
抗っていく
それゆえに
わたしは胸中の想いを
変えるために
愛するあなたへと
想いを告げよう
優しく否定されるとしても
あなたを愛する想いは
あなたの幸せを
心から願う想いへと
変われるのだから
FIN
お読みくださりありがとうございました。
この作品は、未来に書く予定の話に出すキャラクターの心情をベースにしました。
ガラスの棺あたりの文章がそうです。
どういう話なのかは、読者であるあなたの想像に委ねますね。
(クリスマス用の話とゾンビものが終わったら書きますので、それまでお待ちください)
ではでは