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『灯台荘』   作者: 浮世雲のジュン


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2話「灯台荘の住人たち —研究棟の午前—」

2話「灯台荘の住人たち —研究棟の午前—」

透(視覚障害)

透は、研究棟の外で杖を軽く地面に当てながら、

町の音を聞き取っていた。

「今日は海の音が近いですね」

その声だけで、彼が“音で世界を読む人”だと分かる。


真昼(聾唖)

真昼は、みかに手話で何かを伝えている。

みかは光で返事をする。

言葉がなくても成立する会話。

それが真昼の“日常”。


雫(脱うつ)

雫は、ゆっくり洗濯物を干していた。

「……今日は、これだけで十分。」

その一言が、灯台荘の空気を柔らかくする。


そら

宙は風を追いかけて走り回っている。

「風が跳ねてるよ〜!」

意味不明だけど、灯台荘には必要な存在。


文子さん

研究棟に向けて湯気を送っている。

「junさーん、お茶できたわよ〜」

湯気で場を整える人。


絵凛(番頭)

研究棟の入口でランタンを揺らしながら、

「junさん、午前の光がきれいだよ。」

灯台荘の“心の温度管理係”。


蝦蟇口がまぐち先生

研究棟の窓から、

「じゅんさ~ん! 落ちた〜!」

と声が聞こえる。

落下3回の伝説は、今日も更新されるかもしれない。

透の音の世界


真昼とみかの光と手話


雫の“今日はこれだけで十分”


宙の風


文子さんの湯気


絵凛のランタン


蝦蟇口先生の落下伝説の続き

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