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快適な空の旅

巨大な鉄の船

その先端部に位置する所が操縦席

そこに行けばこの船を止めることができ空中から魔導収縮砲を撃たれる心配もなくなるのだ

善は急げ飛竜で近づき機体の羽根に飛び乗った


ここで飛竜とはお別れだ


こいつは強調された魔物だ元の位置が魔族の本部に戻るのだろう

通信機があったし魔法なんて何でもありのファンタジーだぞ

動物の心を読むくらいできるだろ


そのことも考慮してトドメを刺しておく


ごめんな



甲板の上には何人かの兵士がいた

あんまり数は多くない、やっぱりこの中では百人もいないと観るか

心眼を発動するまで分からんが


飛んでくる矢を掴む


位置がバレたか

乗り込んだことが知られていたのか

探知機でもあったのかふざけんな


そして飛んでくる矢を全て叩き落としながら走る


「隊長!止まりません!」


「構うな撃て」


そのまま駆けだし近くにいるものから殴っていく

弓から手を離さず接近しているのに射抜こうとする兵たちを蹴り飛ばす

ようやく剣に切り替えてて斬りかかってくるのを見据える


斬りかかる腕に敵の着ていた上着を巻きつけ固定し関節部位を膝で蹴り上げる

腕をへし折ってもだえ苦しむ兵を殴り飛ばす


すると隊長と呼ばれていた彼らの上司が近づいてきた

大剣を引きずって歩いてくるのを見て薄っすら拳を握る


「どこの流派だ?実践的な格闘技だな」


隊長は大剣を担いで話しかけてきた

何をしたいのかわからない、時間稼ぎなら早いとこ終わらせた方が良さそうだが

今は情報が欲しい、話を続けてこの建物内部を心眼で観る時間を得る


「あーわかる?これ凄い人が使ってたやつ見様見真似でやってみたんだ」


よくアクション映画とかでやっているやつだ


「小さい頃テレビで観て凄いなーって思ってた」


話の途中で駆けだし殴りかかる


俺が走り出すのと同時に隊長が大剣を横に振るう、咄嗟に斬撃の下を滑って距離を詰める

隊長は意表を突かれるが動揺を隠し無理やり軌道を変え俺に向かって刃を向けるが

すでに懐に入っている、脚を蹴り飛ばし体勢を崩させてから殴る


床をバウンドした転がっていく

もう意識はないだろうから先に行くか


どうにかして落とせないかなこの船



甲板を制圧し内部に踏み入れた


そこには複数の椅子が並べられていてまるで旅客機の様だった

もしかしたら旅客機を改造したものかもしれない

古代文明とやらは随分と発達していたそうだからな、確か俺が使った文字を読めるようにする魔道具も古代文明産だ


椅子にはシートベルトらしきものが付いており引っ張ると中から紐が出てきた

手を離すと巻き込まれて自動でしまわれる、普通だな


そうこうしている内に敵兵がやってくる


六人の敵兵が奥の部屋から現れる

そして杖を持った奴が魔法を放つ、氷の尖った塊が発射され転がって避ける

避けた所に斬撃を放たれており凱殻で防御し刃を掴みへし折ろうとするが横からの衝撃に飛ばされ手を離してしまう


そして打ち上げられ椅子の上に落ちる

上から斬りかかってくる敵兵の攻撃を避けなくてはいけないが無理そうだ


咄嗟に椅子を倒すレバーを引くと何かが外れた様に後ろに倒れた

俺の首を切断すべく振られた剣が自分の目の前を通るのを見た

間一髪躱し、がら空きになった腹部へ蹴りを放ちよろけた所にもう一度蹴りを入れる

今度は顎先から蹴り上げたから敵兵の意思を奪った


向こう側から数人の敵兵がやってきて俺を見るたび襲いかかってきたのだ

咄嗟にベットみたいになった椅子から奥に転げ落ち体勢を整える

さっき倒れた椅子を盾にできないかと思いもう一度レバーを引くが何も起こらなかった

蹴り飛ばし無理やり背もたれを元に戻すと

上から斬りかかってくる敵に向かってちょうどぶつかった


視界を遮断された敵兵に背もたれごと後方に蹴り飛ばす

すると窓ガラスを突き破って外に飛ばされていく


入れ替わりになる形で敵兵が拳を突き出してくる

半歩ほど後ろに下がって回避しようとするが拳が顔面に届いてしまった

凱殻で覆っているから大したダメージにならないが避けたはずだが


フェイクに引っかかったのか、動きを読まれていたのか

俺以上の手合いか、まともに殴り合いたくないなその隙に何されるかわからん


距離を取ろうと後ろに下がろうとすると敵兵は床を蹴って詰め

拳を振り上げて殴りかかってくる


そして俺はシートベルトを引っ張り紐を引き出す

殴りかかる拳を掌で下に向けて叩き逸らす、拳を逸らしたままジャンプし壁を走った

敵の背後に回り絡まったシートベルト首を絞める、必死に取ろうとするが俺だけの力じゃ無い恨むんだったら頑丈に作ったどっかの誰かにしな


仲間を助けようと剣を抜くがこの狭い空間内で椅子に手が当たり抜く事が出来なかった

その迷いの隙に絞め落としか完了してシートベルトから手を離す

自動で巻き取られるときに首に巻きついていたせいで金具部位が大きく振り回される

遠心力で金具部位が敵の頭部に激突し意識が落ちた


「ストーンキャノン」


殴り合っている内に詠唱を唱え拳ほどの大きさの石を創り出し俺に向かって放った

火や水を使ってくれれば良かったがそうはいかないだろう、燃えたら大変だ

飛んでくる石を掴み威力を落とさないよう一回転して標的に向かって投げる

脚を貫通して壁にめり込んだ、脚をやられ床に倒れこむ兵の両手を踏んで砕いてから奥の部屋に進む



扉へ手をかけることはしない

心眼の反応から目の前に三人待機している


どうしようかな




何かを引きずる様な音と共に扉が開く


そして扉が開くと同時に槍が突き出される

扉ごと貫いて壁に突き刺さるが


そこに刺さっていたのは扉とすでに死んでいる魔族の死体

魔族の兵はすぐさま槍を引き抜き構える


そして残った兵が警戒して扉の奥を覗き見る

しかしそこには誰もいない仲間の死体しか転がっていない


二人が奥の部屋に入っていくのを確認してから

残った兵に向けてガラスを突き破って後ろから頭部にドロップキック


「ガハッ!」


意識を奪い、腰にかかっている弓を引き抜き矢を引く

敵にめがけて放つが彼らは転がって回避した


「どこから来た!」


「きっと奴は窓から来た、割れる音がしたしな」


剣に持ち変え斬りかかってくる

同時に斬りかかってくるのでまずは一人足止めする


剣の腹を叩き軌道をそらす


剣を弾き飛ばし弦を引いたまま弓を頭から被せ弓をを首に当てうなじ部分に矢を当てて引く

弓によって首を絞められたまま喉元から矢が突き抜ける


背中を蹴って背後に飛ぶ

斬りかかってくるのを凱殻で剣ごと貫きぶん殴る

顔面を捉えて壁を貫き吹っ飛んでいった


力加減間違えた


消耗を抑えるために最低限でやってたのにな


まあいいや次行こう


その部屋は広く特に何もない所だった

逃げ遅れたのか戦う意思が感じられないが玉砕覚悟で殴りかかってくる

こんなのに手を使うこともない


床を踏みぬき止めてあったネジを相手に飛ばす

留め具が無くなった甲板を掴みぶん投げる、敵の目の前の視界を遮り甲板ごと飛行船から突き落とす


これであとは操縦席だけとなった

窓から入れないのを見るとやっぱり扉から入るしかない

ドアノブを回し扉をゆっくり押して背後に飛ぶ


しかし誰も出てこないさっきは反応があったんだがおかしいな


もう一度心眼を発動させると操縦席には誰もいなかった

無人かそれとも逃げたか俺を迎え撃った中にいたのか


そのまま中に入り操縦席を眺める


仕方がないので操縦してみる事にする


えっと?


これがなんだろう?

燃料となる魔力の残量かな


そんでこっちが探知機か何かか?

このハンドルで進行方向を変えるのか


言葉はわかるが機械に強いわけではない

なんとなくわかるという凄い人じゃないどこを触っていいか分からん


一旦後ろに下がって考えてみるか

ここで待機していてもいいと思うし情報も入ってくるだろうし


『カチッ』


なんか音したぞ


『機体爆破』


そう書いてあるスイッチがあった

そしてもう信号は入っている


巨大な音と共に爆散した




飛行船を爆破させ地面に降り立つ


戦況は変わったのだろうか

次の狙いは戦線を死守する事に決めた

落下の最中、俺が空中でドンパチやっている内に押し上げられていた

魔導収縮砲を撃たれたらヤバイしな


感想やご指摘をいただけたら幸いです

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