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ちょと待て、ストップ

矛盾点のオンパレードが始まりかけているので少しずつ直そうと思います


更新速度が落ちます、その代わり内容がグッと濃くなるので覚悟の用意を!


突然だとか、何言ってんだ、とか言うのはあえて無視しよう


人間の体って武器になりそうなところいっぱいあるじゃん

例えば爪とかきっと頑張れば刺せるし、頭突きで釘入れれるんじゃないか

それに殴ったり蹴ったりするだけで大抵のことはなんとかなるのだ


俺の身長は平均より上らしいし手足の長さはそこそこある

殴るか蹴るか迷うこともある、これはどっちもできるものの悩みだ


ぶっちゃけた話殴るより蹴った方が強い、けどそれは威力の問題で総合的に観てどうかはわからない

確かにパンチの方が安定してるし連続で叩き込めたりする

止まった物体相手なら蹴った方がいいだろう、なんたって強いから

でも相手は人型でそこそこの頭脳がありたくさん動き回るゴキブリみたいな奴が多いのだ。

踏み込んで蹴りを放った時に合わせられて防御されると厄介だ


それに、蹴りのモーションはかなり隙ができる

ここ一番の時や確実に仕留める時以外はカウンターをもらいやすいのだ


けれど直線距離で考えるならパンチした方が速い

けどパンチダウンしても起き上がってくる時があるが蹴った時はだいたい無反応だ


俺の戦い方は殴って蹴ってダウン


それしかないし一番強い

人類最古の武器は言葉ナイフって言うけど拳だと思う

武術の達人なら素手で拳銃くらい止めれるでしょきっと


岩も鉄もなんなら隕石だって壊せる気がする


そう言う訳で拳最強、脳筋が一番強いって話をしたかったの


わかる?


「違う!」


思いっきり否定された

ユノは何か人間じゃないものを見る目で見ている

それはとても冷たい目だ、呆れているのだろうか

いやそれ以上かもしれない


「あなたは何を言っているの?」


岩の上に座っているユノは足を組んだ

穂を杖をついていた


どんどん冷たくなる目線の圧力に負けそうになる



「確かに私はデコピンで惑星破壊くらいはできるけど、わざわざ近づかないでできる魔法の方が強いに決まってるじゃない」


出来るんだ


実際にできると言われると驚く、一回くらい見てみたいものだな

お手本があれば出来るはず、直ぐにでも習得して地球割ろう


何度か頷いていると


「脳筋になったせいで頭悪くなったの?使うと便利よ脳味噌」


なんて言った


酷い言い草だな、とても悪意を感じるぞ


それに脳筋プレイやれって言ったのあんたじゃんか

見捨てるなんて酷いな


「兎に角こんなふざけたプレゼン聞いてる時間はないの」


そう言って俺が前もって渡した紙を破って燃やした

灰になった努力の結晶は儚く飛んで行った


「今回はやって欲しいことがあるの」


「何ですか?また変な頼みごとは聞きませんよ」


そうだ、少し前に向こうの世界の事を話した時にドーナツの話が出てきたのだ

案の定食べたいなーなんて言ってお願いするから俺は頑張って作ろうとした時のこと


そこで事件は起こった


ここに卵はないのだ、だが俺は失念していたため

きっとあるだろうと思い気楽に約束してしまった


そのため不思議なジャングルの中を何日も徘徊した

そしてようやく見つけた球体の物体は卵ではなく本当よくわからない物体X

なんの解決にもならずに終わった、ユノは数日間不機嫌だったから機嫌取るのめんどくさいんだ


結果的にそれっぽいミステリーサークルを作ってなんとかした



「何も変なことしてないでしょ」


「いいやあれは酷い、チョベリバですよ」


「おっと危ない、水成ワールドに引きずり込まれるとこだった」


危ない危ないと頭を振っているユノを見る

これ以上脱線するものかと思ってんだろう、最近分かってきたからな


たいそうな名前ついたな良かったな俺


「本題に入ろうか」


「拳最強説のことですか」


「あなたには迷宮に行ってもらいたい」


さらっと無視して無理やり繋げた

人の意見を聞きましょう、ジジババはこれだから


痛い


いつのまにか目の前に居たユノにすねを思いっきり蹴られた、これじゃあ弁慶も泣くわな

蹴られたとこをさすっていると


「今すごく失礼な事考えなかった」


「いえ、何も」


「なら準備しろ、明日出発だ」


「ユノは行くの?」


ここは気になる


「私は行かないが見守ってる」


「え、大丈夫?ご飯食べれる?」


これは問題だぞ

こいつ家事能力皆無だから俺がやってんのにする奴居なくなったら凄いことになりそう

両親が家を空けた時の学生みたいな感じだね


服とか洗わないだろうし

それにあいつ服燃やして再構築すればいいとか言ってる奴だもん

要らんもん消せばいいとか食事の必要ないって開き直ってるからね


「服畳んでね、後ちゃんと歯磨くこととか」


「あなたは私の親か!」


だって妹みたいな感じだしさ、見た目とか

放って置けないから仕方ない


「さあやったやった」


ユノは俺を引きずって屋敷に入る

階段と廊下をずりずりと引きずられる、できるだけ抵抗したが無理だった

何も出来ずただ引きずられて部屋に投げ入れられたのであった


三回転して床に倒れた


「迷宮って何処……」


そんなとこ記憶にないぞ

起き上がって抗議しようとすると扉が閉じられた


逃げたな




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なんでボンキュッボンにしなかったのかは水成が手を出さないためです

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