表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

3.回

やってきたのは大迷宮。

ギルドの管轄外で、運営は領主が行なっている。



俺は通行証を銀貨10枚で買うと、迷宮の中へ深く深く潜っていった。



さよなら俺の生命線。

そしてこんにちは。大嫌いな異世界魔物。





大迷宮の仕組みは魔物を討伐すると討伐ポイントがカードに自動で加算されるようになっている。貯まったポイントは金銭や物に変換できて、一ポイントで大銅貨一枚。



素材も引き取るけど、ポーターなしだと移動の邪魔になるので、目的の魔物以外捨てる。

その為、捨てられた雑魚とかは結構落ちてたりするけど、今回は俺も捨てていく。

そして、魔物を狩った素材は出入り口にある建物で買取をしてもらえる。



迷宮の構造は複雑だ。平行な壁が様々な方面へと別れる。その何処かに魔物の出現エリアがあって、そこを抑えて狩るのが一般的。



ゴブリンなどの雑魚だと普通は抑えない。もっと効率がいい場所もあるし、小柄ですばしっこいから相手が面倒だというのもある。



が、今回のメインはそれ。




召喚スキルを使ったら手頃な場所を見つけ、

狭い通路に一列であるものを並べた。


《残り561ポイントです》


無機質な声が脳内に響く。


俺は短剣を手に、壁を背にして軽く座った。


なるべく動けるようにしながら。




何分か経った。目の前が光っている。

ゴブリンの登場だ。



「グギャァ」


ゴブリンはすぐさま俺を見つけて襲いかかってきた。

かに見えたが、次の瞬間足が吹っ飛んだ。


「セイッ」


すかさず首元に短剣を突き刺す。

血がどくどく流れてゴブリンは絶命した。


《ポイントが加算されます。残り571ポイントです》



10ポイントか。結構儲かるな。

っと、迷宮ポイントは1ポイント。流石、雑魚なことだけある。



今回俺が仕掛けたのは地雷。1個五百円くらいだと聞いたことがあったけど、実際安くてある程度威力があった。


金貨三枚。つまり銀貨三百枚であり大銅貨三千枚。



後は三千回これを繰り返す。

召喚ポイントは5ポイント上回るから、徐々に敵が増えても問題なくなる。



この場所は浅い階層だから強敵はいないし魔物のリポップも早い。そのくせ複雑になった奥地だから人も来ない。格好の場所だ。




何で今までそうしなかったって?

銀貨10枚払うと生活できないんだよ。

月の食費と家賃、生活費に銀貨8枚かかる。

30日働けば大銅貨の稼ぎが150枚で銀貨15枚だけど毎日働ける訳でもないし、仕事が見つからないこともある。

銀貨10枚の支払いは身を焼くくらい重いのだ。

そしてここは魔物が跋扈する。


呆気なく死んでいった仲間を見てるから。

クソクソ言っても生きてはいけるから。

あの恐怖が嫌だったから。


俺はここに来なかった。

のに、何でかあの双子が昔の自分に似ていたのか、助けたいと思った。



というかそもそもここの危険度が高い。

途中、徘徊する魔物に対処できないからだ。

一回二回はいいけど何回もこれを続けると死ぬ。故に今回はほぼ三週間ここに籠って狩りをする。




予備日を2日引いて19日の狩りだ。

壁の向こうはセーフティーゾーン。

偶々見つけたのは僥倖が過ぎる。

魔物が来れないし、寄り付けない場所。こんな浅いところにあるのは謎だが、睡眠がしっかりと取れるので良しとする。

三千枚稼ぐには毎日160体ぐらい狩る。

活動時間は10時間。

つまり1時間に16体。

30分で8体。

15分で4体



リポップの感覚は3分だったり5分だったりする。

恐らく予備日を使うだろうけどやるしかない。


ゴブリンの肉って不味いけど食料にはなるんだぜ。




《残り566ポイントです》

《ポイントが加算されます。残り576ポイントです》

《残り571ポイントです》

《ポイントが加算されます。残り591ポイントです》

《残り581ポイントです》

《ポイントが加算されます。残り591ポイントです》

《残り586ポイントです》

《ポイントが加算されます。残り606ポイントです》








3時間が経った。

腕が、動かない。が、ここは回復魔法でカバー。地雷に巻き込まれたりしたけど回復魔法でカバー。回復魔法強ぇぇ。


何度も、何度もゴブリンを刺していくうちに短剣が折れたので召喚をした。あと、時計も召喚しておいた。しめて110ポイント。短剣がかなり高かった。属性付きだからか、その後折れることはなかった。刃こぼれは別途で買った砥石で直す。



これはきつい。かなりハイペースだけど数日で心折れそう。



そーゆー時はゴブリンを殺す。めっちゃ殺す。だんだん楽しくなってきた。地雷もあるけど直で殺すのも楽しい。パターン化は危険だしね。

え?ゴブリン殺しが心折れそうじゃないのかって?

そうだけど違うんだ。

殺すのは楽しいけど、殴られるのは嫌って事。うーん俺もよく分からない。



拳銃とかあっても良いけど、ポイントを貯められるなら貯めときたい。

奴隷を買った後生活しなくちゃいけないしね。



ゴブリンは不味いけど、食べられなくもない。他の死体はめちゃめちゃ広いセーフティーゾーンに置いてある。他の魔物がおびき寄せられない様にしないと。

匂いは我慢するしかない。命に比べりゃ安い。


あー、絶対あの尻尾でモフる。俺にはその権利がある。いや、義務がある。



今更偽善者なのは分かってるけど、女の子のあんな表情は見たくなかったんだよなぁ。

アホすぎるだろ、俺。







一週間が経った。独り言が増えた。



「ゴブリン君こんにちは。

そして死ねぇぇえ!!」


「ゲフゥ」


「うーん君でかいねー。死ね」


「ゴフェ」


「弱い弱い死んでねー」


「グファ」


「あ、ちょと強い?いや、弱いわ」


「ギャァ」


「うん、さよーなら」


「ガォフ」




切って切って切って切って切って切ったよ。


何匹め?知らない。日にちは数えてるけど代わり映えのしない毎日だ。

変わるのは寝床の向こうの死体の山くらい。もうクセェクセェ。しょうがないから異世界の消臭玉を使った。高かった。200ポイントした。








また一週間が経った。


そろそろ終わりが見える頃かも。

独り言はやめた。なんか飽きた。

ゴブリンは見たくない。

トラウマを超えてトラウマに至った。見るだけで殺したくなったし、そもそも目についた時点で何で死んでないの?って思うくらいに殺した。リポップのタイミングを掴んだのでかなり楽になった。

あはは。楽しいなー楽しい眠い。

腕は何十回と折れた。3回失明した。両足が吹っ飛んだ時はビビったけど何とかなった。

ゴブリンって美味しいね。水とゴブリンがいれば人類生きていけるよ。

ちょっと舌触りが悪くて味がしなくて汁が出るだけ。

世界の終わりが来てもゴブリンさえいれば安心さ。



3日が過ぎた。


そろそろ時間だね。俺はゴブリンと肩を組みながら迷宮カードを見た。

え?何で魔物と肩を組んでるかって?



馬鹿言うなゴブリンは兄弟さ。毎日兄さんを殺すのが俺の役目。兄さんの鳴き声が俺の中に染み渡るんだ。無論、今も事切れた兄さんと肩を組んでいる。




ーーーーー

ユキ・クロメ

ランクD

討伐ポイント3347

討伐記録

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ゴブリン

ーーーーー



あれ、いつのまにか3000ポイントを超えてた。寝る間も惜しんで頑張ったしね。


そういやセーフティーゾーンにも死体が満杯だなぁ。


よし、そろそろ帰るか。


金貨三枚、案外いけるじゃん。




そう、思った瞬間。ごぉっと、後ろからあり得ないほど禍々しい気配を感じた。



まさか。

いやまさか。



あり得ない、あり得るはずがなかった。

何故ならそこはセーフティーゾーン。

かつての仲間とともに過ごし絶対に魔物が来れない場所だと知っている。



それでも現実は変わらない。

闇の中から夥しい殺気が飛んでくる。



体の震えが止まらない。

恐れていた、魔物が来てしまった?

初めて見た時は気絶しかけた。いや、気絶してたら仲間に叩かれた。

その後みんな殺されて俺は回復魔法を使う猶予すら与えられなかった。

まぁ、あいつら俺を囮にするつもりだったみたいだけど。

阿鼻叫喚の地獄を生き抜いた俺は、それからポーターの道を選んだ。

その、魔物が。



後ろにいるっ!!?


「グルァァァァァァァ!!」




やばいやばいやばいっ。

とにかく走る。

荷物は捨てて、ひたすらに走る。


角にぶち当たっても機敏に方向転換。

あんなの、人間が相手しちゃいけない。



「グァ!!グルゥァァァァ!」


助けてっ!!誰か誰か助けてくれ!!死ぬ!マジで死ぬ!!



右に、左に、ひたすら走る。もう息とか何もできないけど走る。


「回復、回復、回復っ!」






思えば、複雑に入り組んだ迷宮の奥だったとしても、どうしてこんなに浅い階層であんなに広いセーフティーゾーンがあったのか、とか。



なんでゴブリンのリポップ場所が三方向壁だったのか、とか。



通路が狭過ぎた、とか。




そういや2週間と3日ゴブリン以外に出会わなかった、とか。



ゴブリンの死体は腐ってるのに虫はたからない、とか。




なんで俺みたいな雑魚がこんなに稼げたのか、とか。



ゴブリン弱過ぎ、とか。



当たり前の疑念を、俺は後回しにしていた。





情報は、命取りだ。


昔の仲間はいつも言っていた。

俺は全面的に同意した。

だが、今回ばかりは魔物のリポップ狩りとゴブリンの情報、魔物の浅い階層の出現頻度くらいしか仕入れなかった。



金と時間を惜しんだのだ。


そういや奴隷の店に入る前からしばらく飯を食べなかった。

迂闊な行動を選択し続けた気がする。麻痺毒を出す奴隷店だ。金があっても本当に奴隷を買えるのかもわからない。



何故!!!!


分からない。





赤い肉体が俺の肩をかすめた。


走っても逃げ切れない。




そう、悟った頃には。







(もう、いいか)


諦めがついていた。




異世界生活はクソだし、魔物も凶悪。そこら中の人間が俺を貶めてくるし。なんでか俺は自分を殺して誰かを助けたがる。





(疲れた)


走っていた足が、歩き始めて。






(誰かを憎むのも、恨むのも、不平を言うのも、足掻くのも)




俺が死のうと変わらない。双子の奴隷には悪いが、俺も出来る限り頑張った。それしか言えない。


ゴブリンを殺しまくって死生観がずれたのも否めないが、とにかく、もう、いい。






しまいには立ち止まった。






走るのはやめだ。


楽に行こう。辛いのは一瞬。そうすりゃ何もしないでいい。


ゆっくり魔物を振り返る。

いっそ清々しい。さぁ、殺せ。こんな世界はいらねぇ。



「グガァァァァ!」


どかっと俺の体が吹き飛んで、壁に当たって動かなくなった。


あれ、なんかデジャヴ。













目が覚めた。



誰も…いない。




奴はどこに行った?



そもそも俺は死んだはず。



またこのパターン。これで天使が出たら一回殴っていいと思う。



それでもシーン、と静まり返った迷宮内はなんの気配もしない。



場所は俺が跳ね飛ばされた場所。

だって血痕が残ってる。


というより、出口に比較的近い場所だ。



「ん、カードが無い?」



ぱた、ぱたと外套を叩く。


あった、あんな向こうに。

拾い上げると確かに俺のカードだった。


内容も変わってない。



助かった?あの状況で?

いやいやそんなはずは無い。でも俺は生きてる。





「とにかく、外に出るか」



どれくらい意識がなかったのかわからない。

3週間経ってないといいけど。



荷物は諦める。大切な物は外套の中にあったし、諦めたのは時計と生活雑貨のみ。

あと短剣。



すぐに出口について、受付に行った。



「よぉ、お疲れさん」


気さくな受付が対応してくれた。

変わらない。死後の世界でも無いみたいだ。



「換金をお願いします」


「わぉ、こりゃ稼いだねぇ。幾ら換金する?」


「全額で」


「あいよ、ちょっと待っててくれ。」



受付は慣れた感じだ。

ランクが低いのにソロだから怪しまれると思ったけど大丈夫のようだ。

それに俺の名前にも反応がなかった。


こう言っちゃなんだけど、割と有名らしい。俺の名前。



受付は一度後ろに下がって、また戻ってきた。



「はい、換金代金だ。また来てくれ。

最近は利用者が減っててなぁ。」


「機会があったら」


「おう」



大迷宮の受付の建物から出ると奴隷の店に向かった。



が、「兄さん、そこの兄さん!奴隷はいりませんか!今なら屈強な男から体つきのいい女まで何でも手に入りますよ!」



変なのにまた捕まった。


「奴隷ばかりなのかここは。」


「何と、すでにお客様でしたか!」


「あぁ、白い看板がある所だろう。」


「白い看板?いいぇ、違います!あんなとことうちを一緒にしないで下せぇ!あそこは違法な取引ばっかりですぜ?

兄さん、そこはやめといた方がいい。悪い噂しか聞かない。」



男は神妙な面持ちで言ってきた。

いや、悪いのはわかってるけど一応対策はしてある。それに双子を放って置けない。


「いや、既に奴隷を買う約束をしている。」


「うーん、でしたら、うちで護衛を雇うのは?今なら格安で提供します。そうすりゃいざって時の力になります。」


「・・・いい案だ。幾らする?」


「そう来なくっちゃぁ!ささぁ、取り敢えずご覧になってからお決め下さい。」



これもデジャブがする。なんなんだよ。


男が通したのは少し汚れた商店のようだった。


その中には檻に囲われた人がいた。

女、男、老人に獣人もいる。



「護衛なら獣人でさぁ!今なら1日銀貨5枚。

買うなら銀貨20枚!!」


確かに、かなりガタイのいい獣人の男がいた。

俺は何人か見てみるものの、これといって惹かれるものはなかった。実は、鑑定スキルを使ってる。


その為男がそれほど強くないことも知っているし。経歴も酷かった。



「いや、いい。他にはいないのか?」


「お客さん、予算はどれほどで?」


「買うなら銀貨50枚、日雇いなら銀貨20枚まで。又はそれ以下だな。」


「だったらこちらへ。違う部屋に案内しやす。」


男は一度俺を振り返ってから付いて来るよう言ってきた。

一応、こいつの経歴は法律内のグレーゾーンってとこ。

信用はできないけど前の奴隷店よりはマシだ。



今度は少し見た目が良くなった部屋に来た。客によって対応が変わるのか。


「こいつは獣人でもかなり使えますぜ!」



確かに、それなりには強いみたいだがゴブリンに毛が生えた程度。


おっと、ゴブリンが俺から消えてくれない。


「他には?」


「うーん、そうなるとこの男はどうでしょう?1日銀貨10枚、買うなら銀貨55枚ですよ」



おぉ、かなり強い。この人、人間なのに獣人より身体能力が高い。


でも、ダメだな。

これくらいなら俺でもなんとかできる。

回復魔法さえあれば、問題ない。

回復魔法、偉大なり。



「もう少しだな」


「これ以上なら1日で銀貨30枚でさぁ」


「そうか、それ以外はもういないのか?」


「へぇ、あとは性奴隷だけになります」


「いらん。ならいい。悪いが帰らせてもらう。」


再び扉を開けてさっきの部屋まで戻った。


「まぁまぁ、ちょっと待って!ね?」


「待たない。」



さっきいた檻の部屋は薄暗かったけど、今俺が入って来たので光が入ったようだ。窓一つしかないもんな、この部屋。



そして、気づいた。壁の一番端に、檻と違う、金属で囲われた小部屋があった事に。

薄暗い中でさらにひっそりとしている。

さっきは見落としていたようだ。


「これは?」


「あぁ、売れない奴隷です。顔が潰れて声も出せない。たまたま引き取ったのが運の尽きでした。誰が見ても買わないから死ぬのを待ってるんです。幾らあっしも人殺しは嫌なんでね。飯は与えてます。」



まさかの謎理論。よく客にそんな話ができるな。それとも、ここではそれが許されるのか。


「見てみたい。この扉を開けてくれ」


「げぇ、いいんですか?見た目も酷いもんですよ。」


「構わない」


まぁ、そこまで言うなら、と男が言うと、懐から取り出した鍵で、扉を開けた。





あくまで、興味半分だった。

どんな奴隷がいるのか、そもそもなんで隔離されているのか。単に気になっただけの事。


だが、そこで俺は目を見開いた。もう、目が飛び出るくらいに。

この前の麻痺毒の比じゃない。頭のてっぺんから足の指先に電撃が落ちたかの様な衝撃が全身を駆け巡った。


「幾らだ。」


「へ?」


「幾らか聞いている。この奴隷を買おう。」


半端ない腐臭が漂って来たけど、そんなの俺には関係なかった。

片腕がないし顔もよく分からなくなってる。口以外見分けがつかないくらいにぐちゃぐちゃだ。身体中に火傷の痕やら痣もある。

それでも俺ははやる胸を押されきれなかった。



なんてったってこの世界に来て初めての幸運なのだから。いや、少し不謹慎かもしれない。

彼女からしたら悪夢の最中なのだから。


だから、なんとしてでも手に入れたい。



「本気ですか!?俺としては飯しかくわねぇし、臭いもすげぇ売れ残りの金食い虫がいなくなるのは願ったりですけど」




酷すぎる言い草だ。一発殴りたい。


「いいから、いくら払えばいい。」


「ええっと、銀貨一枚でいいでさぁ。」


「それでいいのか?」


「勿論、ただ今後ともご贔屓にお願いします」


「わかった。また来る。」




代金を払って俺の外套を羽織らせた。

ボロ切れみたいな服だったし、幾分かマシだ。

その分、俺の素顔は晒されるが、もう問題ない。彼女がいれば。そう思うほどの存在なのだ。

男は俺の顔を見て何か言おうとしたけど無視した。



行動と言動はともかく、根っからの悪人ではないようだ。



少しだけ感謝する。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ