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生活モニュメント[3]

準備の為の一歩

作者: 袋小路 めいろ

誰からも連絡が無い金曜日

誰からも誘いの無い土曜日

1人虚しく日曜日

繰り返しは悩んで

充実の意味を考える

勿体無い時間だったかな

理想の時間だったかな

煙が空に舞うけど

帰らない時間




壊してしまえたのは

希望があったから

望むにもエネルギーがいる

燃えカスになる前に

1からの歩み

進む事だけが

正しい訳じゃないけど

初めの一歩だけは

踏み出さなきゃいけない




歩き出したら

いつの間にか

大切なモノができた

大好きな人ができた

笑う事も

怒る事も

その人が居てこその

自己主張だった

わからなかった事が

わかっていく

キラキラした時間

そして

ドロドロした時間

全てが大切なんだと

思えたんだ

消えて無くなるまでは




繰り返しに

別れと出会い

わかる事は難しくても

間違う事があったとしても

認めなくてはいけなかった

見つめてくれるうちに

話せるうちに




一人になって歩いた

大切なモノが転がってる

光らなくなった光

人によってはゴミ

人によっては存在しない

そんなモノ

大切にしたって

他人から言われても

それは違うと言ってしまう

これがあるから

僕はまた人を好きになれる

大切にできる

全てを肯定して

初めの一歩を踏み出す




輝く日々を体験できた

そんな時は痛みさえ

大切なモノだった

知ってしまった感覚

人は一人では笑顔にならない

僕は僕に証明した

その大切な日々を

幸せなんだという事を


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