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第91話 さあ我が下僕よ






「…………………………………」

「………………………」

「……………………………………」

 痛み。

 これはまるで噛みつかれたかのようだ、だがその痛みで目を覚ます。何が起こったのだろう。吸血鬼と戦っていて、走り込もうとして。

「さあ我が僕よ、あいつらを仕留めなさい」

「タナカっ」

 正面にいるのはアルフ、イリア、メリベルは吸血鬼と戦闘中、マイヤーと全身鎧は遠目でしかわからないがチート持ちであろう日本人っぽいのと戦闘している。次に手持ちの武器だが、なにも減っていない。そして何より問題視しないといけないのが僕どうこう言ったのがファクラーさんなのだ。

「タナカに何をしたんだファクラー」

「私はあなた方と初めてあったときからあなた方を監視してました。そして確信しましたあなた方は使えると。なので取り入り、そして今吸血鬼にしたのです」

「使えるだって」

「あなた方はチート持ちとその仲間なのにお互いに助け合っている。ならば殺し合わせたら最高のショーになるでしょう、ねぇ魔王様」

 ファクラーの後ろにさらに男が1人、アルフはそれを見て怒る。

「貴様が」

「おおっまずはこの男勝負をしてもらおう」

 もういいだろう、証言はとれた、こいつは敵だ。正真正銘敵だ。ならば簡単だ、アルフに目配せする。

「悪いなタナカっ、俺は魔王を倒す」

「戦え下僕」

 ショットガンを構え、正面から向かってくるアルフに向け。

「どうですか魔王様これが私が見せるショ」

 アルフが横を通り抜けると同時に振り返りファクラーの口に銃口を叩き込む。

「ウッグッ」

「はいはいわかりましたよっ」

 そして目をそらし引き金を引く。ためらいなどはない。

「貴様ぁっ」

「お前の相手は俺だ」

 アルフと魔王がやりあう、それに自分は手を出さない。なぜなら。

「リズとエレナはどこに行ったんだ」

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