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Alice、絵本



待たされてるあたしは、

出発前にアルフがいれてくれた

紅茶を飲みながら

チェシャ猫の部屋を見回した。


さっきアルフが、「…らい」

と言いかけてチェシャ猫が

とめたことを思い出す。


名前、ライなのかな



チェシャ猫の部屋は正直汚い。

ピンク色の家具が並んでるなか

テーブルにはたくさんの猫の

グッズがある。


自分をチェシャ猫、って

呼んでるのは猫が好きだからなのかな


ふと大きめのピンクのベッドに

目が行く。

紙がたくさん落ちてある。

ベッドに腰掛けて1枚1枚集めた。


…これ、絵本?


「不思議の国の…アリス」


ずきん。

記憶が、なにか、思い出せそう…


集めた絵を眺める。


真ん中にはトランプに囲まれた

あたしと同じ服をきてる女の子


…これ、お姉ちゃんの本の子に似てる


その子の横には、

ピンクと紫のしまをもつにやりとわらった猫。


帽子を被った男性。


白い…ウサギ。


なに…これ


思い出せそう…



頭が…痛い。


痛いよ…



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