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天使or悪魔

作者: 有機ぱん
掲載日:2012/09/20

「ねぇ会長、のどが乾いた。飲み物買ってきてよ。」

生徒会室に副会長の高い声が響く。

会長に同情の目が集められる。

「・・・昨日で終わりって言ったはずだろ。」

そう言うと生徒会室はしんと静まりかえる。


~30分後~


会長は冷や汗をかき始めていた。

その理由はもちろん、副会長だ。

さっきから、大きな瞳で会長を眺めている。

いや、睨んでいるが正解か?


副会長は仕事をしていないわけじゃない。

仕事をしながら会長を見ているのだ。


同情の目が会長を包んでいく。


それが決定打だったのだろう。

会長は静かに席を立ち、副会長に手を差しのべる。

「何が良い?ちゃんと、金は出せよ。」

副会長は天使のような笑顔になり、いつものヤツと、元気よく答える。

そして、150円を会長の手に乗せる。

苦い顔の会長は、お金片手に外に走っていった。


それから10分後、会長は飲み物を手に戻ってきた。


「はい、リンゴジュースのピーチ味。」

副会長はそれを受け取りながら会長にデコピンをする。

「遅いよ。」

それぞまさに悪魔の微笑み。



~次の日~

「会長、お菓子買ってきて。」

生徒会室には今日も元気よく副会長の声が響く。

会長は少し苦い顔になり、お金片手に外に走っていった。

副会長はそれを見て、天使の笑顔に変わる。

「会長の仕事、あとどれくらい?」

メンバー全員に質問しながら、書類に目を戻す。

そして、会長の仕事をいつものように片付けていった。



「いつものバナナ味のポテチで良いんだよな?」

そう言いながら、会長はポテチを渡してくる。

「遅いよ。」

副会長はいつもの様に笑顔でデコピンを食らわす。



その顔は、天使の笑顔なのか悪魔の微笑みなのか・・・。



こんな副会長みたいな友達がほしいですね。

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