承久の変
鳥羽くんが隣街の不良の北条くんの陰口を言っていて、北条くんが鳥羽くんをシメにくると噂になっていた。
鳥羽くんは意外とメンタルが弱く、逃げ隠れしていた。
「どうしよう?俺、シメられるのかな?(;_;)」
「大丈夫だよ!俺たちみんなでかばうよ!」
「友達を売ることなんて出来ない」
お人好しの子規くんや茂吉くん、自意識過剰の啄木くんが盛り上がっている中、定家くんはバッと走り出した。
「逃げ出したんだよ!弱虫だなあ(^^)」
しかし定家くんは逃げ出したのではなく、北条くんに密告に言ったのだった。
鳥羽くんの陰口を密告していたのも定家くんだった。
鳥羽くんたちは北条くんにとらえられ、生意気な啄木くんが半殺しにされ、鳥羽くんは怯えて泣いていた。
たまたま伝説のスケバンと恐れられている晶子とヒモの鉄幹が通りかかり、晶子が「小学校泣かせてんじゃねぇよ!」と一喝し、その場はおさまった。
鉄幹はヘラヘラ笑っていた。
定家くんは物陰で鳥羽くんを抹殺する計画の進行を観察していたが、挫折に終わり、チッと舌打ちした。
しかしまだいろいろ悪の計画があった。
爆発すればいいのに。(-_-;)