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空虚の器  作者: みん
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記憶送り

あの時初めてあった夜は闇ばかりで明かりなんて一つもなかった。

でも君はとても明るく輝いて見えた。


きっと他の誰とも違うからだったのだろう。

きっと特別な存在だったからなのだろう。

赤く紅く染まった君の姿をただただ見つめていた。


その鮮血は君のものなのか僕のものなのかはたまた誰か他の人のものなのか、今になっては分からない過去となってしまった。

あの時の記憶だけ美しく儚げに残酷に空虚感を残して僕の中に残留している。


ああ。


ああ。


僕は今君の前に立ってすぐにでも抱きしめたい。

愛しさなんていらない、ただあの時の空虚感を

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