表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺と屍と鉄パイプ。  作者: 橘月 蛍
第1.5部 状況把握、目標策定
41/47

状況は最悪。テンションは最高。お話の後のお話で。

ちょいと息抜き。

不快と思われる表現が有ります。注意。

 7.62mmの鉛の塊が顔の横を通り過ぎる。

 実に平穏。世界一普及した守人のための殺戮兵器は、今日も元気に火を吹いている。


「集合は二キロ先。ふむ。ソロでヤる仕事じゃねえわな。」


 研究室で研究して(遊んで)いたら呼び出されてコレ。どうなのよ。

 お仕事はつつがなく終了。けれども、最後に派手な花火を上げて周りは敵だらけ。

 そうそう死なずとも痛いのはイヤ。7.62mmの鉛球なんて防弾具もしてない身体を壊すには十分すぎるってものです。

 ここまででせっかくのおべべはずったんぼろりん。端切れてはらり。

 残弾なんてものはとうに無く、ひろったあき(AK)ちゃんは、ホットなキス(飛んできた銃弾)に粉微塵。やってらんないね。

 頑丈が取り柄の刃の付いたっ切れに、十cm少々のナイフが一本。


「そいで、お時間がありませぬ。急ごうではないのよ。私よ」


 そいでは舞いろう死の輪舞曲ロンド

 そして踊りだした先で、私は雨ふる鉛(銃弾の嵐)に出会うのです。

 焼け鉛なぞ、くろうてやる義理も無かろうて。

 鋼の意志が鋼の身体を、黒く染め上げて歩みだせ。

 爆ぜる火花を微笑みで迎えて前に前にと進むのだ。


 まあハッキリ言おう。

 衝撃と熱で十分痛えのだよ、こなくそっ!

 ぱかぱかと阿呆あほうのように、あき(AK)ちゃんばぶっ放すクソッタレの脳天にナイフを一品食べさせる。

 クタリと崩れたほとけさんよ、ちょいと失礼、娘をおくれ?

 わっちがシャンと、がっしゃんと、使ってやるっけ、安心しなすってぇなあ、ほとけさん。

 さあてと、鉛の数は足りないが五つ六つの仏を作るには十分か。


 ではゆこう。

 仕事納めは午後六時。只今の時刻は午後三時。

 孤軍奮闘(ワンマンアーミー)孤立無援(援軍は無し)。目標は後1870メートルってぇところかい。

 さっさと帰って、研究し(遊び)たい。


 さあ! 他人の嫁(誰かのAK47)が火を吹くぜっ!

だれかしゃんのお話。

D.Dを開発しつつ戦地の方でもお仕事っていたのだった。ちゃんちゃん。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ