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俺と屍と鉄パイプ。  作者: 橘月 蛍
第1部 悪夢の始まり、日常の終わり。
33/47

エッジ|ルナシー

肩で押し出すようにして、扉を勢い良く押し開ける。外にいる奴らが寄って来る前に扉を閉めて、内側からロックされるのを確認し、ブレードを二本とも抜いた。

さてと、集めるなどと言ったが調子を確かめるいい機会だ。今日だけでかなり体の中身が逝っちまってるからな。

入口の周りの奴らを、スイッチも入れずにパパっと刻んで前に出る。引っかかりこそあるが力に任せて一刀に伏せる事ができるというのは人として異常だろう。切れ味のオカシイ日本の名刀ならいざ知らず、振動と熱での切断を主眼においた肉厚の直刀でそれも片手で何ぞ余程筋力と技量がなくては斬れんだろう。とゆうか軽く腕をしならせただけで人体なぞ斬れるものではない。

ぶちゃけ、二刀流は得意な方ではないがこれだけ切れるならあまり技術は関係ないな。

正面の奴を右足で、蹴倒す勢いのまま踏み殺し二刀を振り払う。左半身を押し出す様に前に出てそのまま左手を振り首を刈る。勢いに逆らわず一転して右の刃で周囲を薙ぎ払う。骸の崩れ落ちるより先に上体を蹴り飛ばしさらに前へ。

僅かに意識を切り替えて、周囲の奴らの数と流れを探る。一連の動作にさほど音を立てる要素がなかったせいか、僅かだが蹴り飛ばした奴の方へ進路が寄っている。音量の大小もそうだが、音源の距離を正確に把握しているような気配がある。より近く、より大きい音へと群がるのか。極わずかだが視力が有るらしい事も判っているし、今思えば案外と侮れない索敵能力だよな。

前から迫ってきた奴をコンテナの方へ投げ飛ばしてぶつけ音を立ててやる。やはり殆どはコンテナへ向かうが俺に近いものは踏み込みの音か何かを拾っているようでこちらに来る。

引き連れる奴らを最小限にするために、足音を不完全だが消しつつ階段を挟んでコンテナの有る場所の反対へ出る。音を立てる物が無いわりに他と比べ多少疎らではあるもののかなりの奴らがいる。大体2~300といったところか?

全部処理するのは時間的に無理がある。コンテナへ引き連れて行くしかあるまいか。

二刀を仕舞って背に括った鉄パイプを解く。躊躇無く正面の奴らの中から一つ、かち上げるように吹っ飛ばす。飛んでいったやつによって押し開けられた道を進み、適当な所まで来て床を打ち付けた。奴らの流れが俺の方へ変わったのを確認して今度はコンテナの方へ向けて一つ、無造作に打ち飛ばした。

時折、床を打ちながら近づき過ぎな奴らを叩き殺しつつコンテナへ引き返す。切り替えた意識が奴らが間違いなくこちらを追っていることを感じ取る。スロープから流れてくる奴らががかなり減っている。なんとかコンテナ周りに集められるだろう。集まり具合と奴らの流れから位置取りを調整しつつ、そこそこに奴らを集めてコンテナへ戻る。


「さて、段取り仕上げだ。」


鉄パイプを振り上げ、コンテナの天面を打つ、打つ、打つ。

コンテナが凹むぐらいの力で叩きまくる。中の奴らには申し訳ないがコレが一番手っ取り早いんだ。

奴らの流れが一気にこちらへ向くのと殆ど変わらないタイミングで天面の扉が開いた。


「うるっせぇわボケェっ!!!」

「おお、すまんすまん。もう奴ら集まってくるから準備し給えよ。早いとこしないと登ってくるぞ?」

「やるならやると言っておけこのタコっ!お前らボケてねぇで準備しろ!」


コンテナの中からガヤガヤと準備する声が聞こえる。VSSを持って天面へ上がってきた灰斗が周囲を見渡す。周囲にひしめく奴らを見て顔を顰めるのに苦笑いを返す。


「相当殺ったと思うがなかなか減らないな。」

「仕方あるまいさ。この程度の町でも万と少しはニンゲンが居たわけだしな。」

「そんなにいたか?」

「いたはずだな。ちなみにうちでも5000強は居たんだぞ?」

「物量ってのはかったるいな。ん?準備出来たようだ。」


コンテナの中から何人かが上がってきてC4をバラ撒き始める。特に失敗もなくバラ撒き終わる。


「じゃあ中入って爆破だ。」


上がってきた何人かに灰斗が顎をシャクって次々コンテナの中へ戻る。最後に俺が入って、天面の扉を閉じた。


「ふっ飛べ糞共が。」


俺が降りて、灰斗が指示を出そうとするのより早く、紗那が蹴りで起爆装置を起動した。

瞬間、コンテナが揺れる。

転倒しないように梯子に掴まりながら衝撃に耐えた。


「容赦ねぇなおい....。まあいい、行くぞ。」


戦える奴は全員何かしらの武器を持って、コンテナの外へ出る。

かなり集めたからか屋上に居た気配の殆どが消し飛んでいた。随分と疎ら担った奴らを見渡し声を上げる。


「大した数じゃない!サクッと殺って階段とスロープを確保しろ!」


俺の声に疎らに返事を返して散っていく。

俺はそれとは別に、階段を挟んで反対にいる、引っ張ってこれなかった分を片付けに行く。

散らばる奴らを次々二刀で屠り、屋上に鮮やかな血紋を描く。粗方片付けたところで、建物の下から一つ気配が飛んで来るのがわかった。


「全く、今度は誰だ?」


飛んできた朱は、今まで遭ったモノよりも更に骨肉隆々として体高は3メートルを超えるか。


「なんだ、たつか。お前は生き残りそうではあったんだが意外だな。まあ、私でもコレだ。わからんでもないか。」


咆哮と共に迫る突進を撫でるように逸らす。奴がヒトだった頃の事を思い出して思わず吐き捨てた。


「何時も荒いと言っておろうが。馬鹿者が。荒々しさとは繊細なものだと言っているに。はっ、お前の名前ごと叩き斬ってやろうよ。」


左の刀の仕舞い、右の刀を絞るように左肩へ担ぐ。右手は包み込むように、左手は僅かに触れるように。


一刀いっとう竜断りゅうだち。お前の得意技だったな。だが、帯剣できなければ何とぞ役にも立たねぇよ。ま、格闘なぞ鉛球にゃ勝てねえからよ。教える前にこんなことになったがな。」


嗤い語る内に向き直り、咆哮一つ。あかの巨体が尋常ならざる加速を見せる。


だが


「遅いっ!」


床を踏み締め砕き割り加速する。縮地と言わないまでも朱を上回る速度で踏み込んで、絞った弦を解き放った。

剣撃はまるで叩きつけるような荒々しさを以って振るわれる。こちらに向けた朱の肩口にぶち当たって通り抜け、斬線をままに抉り取る。

それに僅かに遅れて朱の巨体が吹っ飛んだ。


「はっ。跳ね返されるような軟な突進すんじゃねぇよ。それでもうちの部員か。赤子からやり直したらまた鍛えたろうよ。覚悟しておけ。」


二度と起き上がることの無い朱にそう言い捨てて、残りの奴らを掃討した。





目に見える分をヤって、灰斗を捕まえる。スコープから目を逸らさず呆れたような疲れたような声音が返ってきた。


「状況は?」

「とりあえず今のところ押さえ込めてる。明らかに敵の数が減ったのが救いかね。」

「そうさなぁ。まあ問題は鉛かね。」


屋上の掃討はどうにかなったもののとにかく弾がない。配置はほぼ半々。サイガを階段に置いてミニミをスロープに置いてるくらいか。スナイパーは大宮と灰斗だけ。最早動かない屍達を見渡す。片付けないとダメかねぇ。


「弾倉が有り余っている状態だから全部詰めさせているが、アサルトでも弾倉三桁行かないな。」

「ミニミとの配分に気をつけろよ。」

「わかっている。が素人だから微妙なところだな。一応10以上用意するように言ってるがベルトリンクが怪しい。」


残り時間は...10分強か怪しいな。


「そろそろ気配がしても良さげだが、なかなか来ないな。」

「10分で何キロ飛べると思ってやがる。」

「知らん。」

「でぇすよねぇ~....。んんっ!すまない。」


ネタに走った瞬間殺気の篭った視線が彼方此方から投げられた。面倒じゃないか真面目な雰囲気でいるのも。もう少しだからと気を緩めればきっと死ぬだろうが、過度に緊張したところで体が動かなくなるだけだろうよ。まあ、俺達に限って言えばまず無いんだろうが...。


「ちなみに、だ。LGのヘリは中型人員輸送機タイプで300km/hくらい巡航で叩き出す。更には1000km近く飛ぶからな。増槽付けてだが、化け物だぞ。」

「と、言われても全くわからないのであった。」

「....それもそうか。」


最大巡航はともかく、航空機関係の航続距離がとにかく異常すぎるんだよあの会社。中型なら時速200キロ強の4、500キロくらい飛べりゃいいとこだろうに。


「ま、さておき何もなければなんとか持つかね。」

「ところがどっこい、そうも行かないみたいだけど。」

「紗那さ~ん。いらん情報持ってくるなし。」

「うっさいハゲ。」

「禿げてないんだけど。」

「知るか。コンテナでお待ちです。開けたくないからよろしく!」

「おーけい、OK.一発ぶん殴って来るわ。」

「精々ボコボコにされないようにな。」

「辛辣な。だ、大丈夫だ!問題ない!」

「.....」


ノーコメントかよ....行くか。





コンテナを開け放つと同時に拳を振るう。愚直に突っ込んできた阿呆の頬に綺麗に決まってぶっ飛ばした。


「おっと...まさかのクリティカルにおいさんもびっくりだぜ。っと。手前はガキじゃああるまいに振り回されてんなよ...無茶ぶりといえばそうだがよ...。」


深月の姿が見えないが、とりあえず直人をどうにかするのが先決だろう。面倒な。

起き上がり荒い息を吐きながら、こちらを睨む瞳はしかし、俺を見てはいない。


誰だ...誰と闘ってる...?


俺も何かと闘っていたような覚えはあるが何分意識もなかったしどうにもならん。少なくともどうゆう状態にあったかわからない以上、正気を取り戻してもらわねば撤収出来んな。

睨み合いながらも全く交わることのない視線の先を探りながらも、愚直な攻撃を繰り返す直人を往なし続ける。


ちっ速いな!竜なんか目じゃねぇぞおい...


スピードもそうだが、力もやたらと強い。こんなもんマトモに当たったらさすがに痛い目見ちまうわ。部員どもと殺りあっている時は話しかける余裕があったんだがな...最初はともかく。

何度と躱し往なす内に徐々に衝撃が伝わるようになってきた。対応してくんじゃねえよ面倒だろうが馬鹿野郎。

時折衣服の隙間から覗く朱に僅かに気を取られながら攻勢に出る。


「ふっ!」


上段蹴りを往なした勢いのまま、左手を呼気と共に突き出して鳩尾に叩きこむ。破壊よりも衝撃に重点をおいた一撃だがたたらを踏ませただけに終わるか。

もう一度と思った時、嫌な予感がして視線を奥へ向けたと同時に腕を掲げる。視界一杯に何かが迫るのを捉えた途端、体が吹き飛んだ。

空の箱を幾つか破壊しながらコンテナの壁に衝突する。普通の人間なら間違いなく死んでいるような轟音を立てながらも、揺れる視界を何とか保つ。


やってくれたな...さすがに今のは効いた。全身に響く。


もう一度迫ってきた何かを身を屈める事で避けてそのまま抜ける。挟まれる形になるが仕方あるまいさ。

抜けた先で迫ってきた直人にキツイのを一発お見舞いして下がらせ、振り向きざまに裏拳を振り払うが止められた。引っ張られるのに合わせて思い切りタックルをかますが、分かっていたかのように投げられる。

固定された腕以外の部分で無理矢理に体を捻って着地して、腕を引っ張り返す。一瞬の抵抗の後に放された勢いで後ろへ転がって距離を取る。


どうすんだよこれ...めっちゃ強いんだけどよ....


正直予想外過ぎた。直人が妙にこなれてるのも嫁さんのせいだろう。二人の目はやはりこちらを睨みながらも俺を見ていない。

と、唐突にコンテナの扉が開く。意識の逸れた二人の隙を突き、直人を引き倒して殆ど手加減抜きで殴る。殴ったのと逆の手で音を切るような速度のローキックを防ぐ。頭狙いのそれは防御の上からでもかなりえげつないダメージを入れてくる。


「龍人!深月は抑える!とりあえず直人を落とせ!縛り上げてでも連れて行くぞ!」

「深月の方が強いからな!知らんぞ!」

「「二人がかりだがなっ!はっ!」」


俺に笑ってる余裕はないぞ。

深月が思い切り殺気をぶつける灰斗と紗那の二人に気を取られながらも、僅かにこちらに意識を残しているのを感じながら、黙殺して直人に向き直る。手加減抜きで殴った時一瞬こっち見たな。ちょっと荒っぽいが真面目に殴り倒してやるか。

この最初がどうにかなればきっと、後はこいつらでどうにかするだろう。


「故にコレが段取り仕上げだ。」


先に仕掛けてきた直人の拳を完全無視して、顔面にイイのをぶち込んでやる。俺の肺の中身も大分持って行かれたが、その程度だ。仰け反った直人の足を掛けて支点をすべて奪い、アイアンクローしながら床に叩きつける。ほぼ遠慮なしにヤッたそれによって直人が糸が切れたように動かなくなる。

仰向けにして生きているのを確認して、ちらっと朱が見えないことも確認して息を吐く。


全く手間かけさせやがって。殴り倒して正気にさせるってドコのジャンプだよ。俺あれあんま読まんけど...。


灰斗と紗那の状況を確認しようと振り向くと尻が飛んで来た。

予想外の自体に避ける間もなく顎の下(てか殆ど首)に直撃する。勢い良く倒れこんだ俺の後頭部が直人の鳩尾に突き刺さり、俺の首の骨がゴキッっと立てては行けない音を立てた。


「ごはっ!?」

「痛っつぁあ.....ちょ、ドコにいんの!あ、てか大丈夫!?」

「お前が....飛んできたんだ....だいじょば....ないわ....」


直人が目を剥きながら体をくの字に折り曲げる。文句を言いながらも俺の状態に驚いている紗那に痛みに耐えながら返す。珍しくあたふたして、考えたようで考えのないような様子で思いついたように俺の頭に手を添えた。


「うわっどうしよ?えっと....」

「ちょっ!?ま、待て!まっ「えぃっ!」ぎゃあああああああ!?!?」


再度、鳴っては行けない音を立てられて、思わず悲鳴を上げる。何をどう考えても神経ごと首を無理矢理に直されれば痛いに決まっている。と、ゆうか、コレ、洒落に、ならん。


「遊んでないで手伝え!クソっ!」

「ごめん、直ぐ行く!」


コレでよしと言わんばかりの顔で紗那が灰斗の応援に戻る。全然良くねぇよ....。

と、俺の背後で直人が呻いた。


「最悪の気分だ。」

「知るかボケ....」


正直、痛すぎてかまってやる気力が全部失せた。灰斗と紗那に任せてコンテナ出るかな...。


「あー、くっっそいっっってぇぞくそっ!」

「クソクソうるせぇよ....」

「うるせぇだまれしね」

「やってらんねぇなおい...」


なんで、男二人で罵り合いながら黄昏れなきゃいけないんだ。全く。


「おい、あれお前の嫁だろどうにかしろよ...」

「.....勝てる気が「俺もしねぇよ」だよな。」


ちらっと何気に無事な壁掛け時計を見る。もうそろそろ来るな。終わらせるか。


「俺も手伝うからどうにかしろよ。」

「すまないが、頼む。」

「あいよ....」


痛む全身に四苦八苦しながら立ち上がる。多少時間があれば治るんだろうが...シンドい。


「交代だ!あと、出来たら穂月呼んで来い!」

「「任せたられた!」」


纏めて言うんじゃねえよ。

床を砕かん勢いで落とされた踵落しを避けた二人と入れ替わるように直人と前に出る。


「遅くなりました。」


と、聞こえた途端には、長い黒髪が俺達の間をすり抜けていた。

そして、深月が穂月に向かって一歩踏み出したかと思えば、その体が宙に浮いていた。体勢を立て直すような暇も無く中空で乱回転させられ床に叩き付けられ、深月の体から力が抜ける


全く何をやったのか分からなかった。


表現としては正確じゃない。完全に目で追えていたし、どうして体勢を立て直せなかったのかもわかるし、深月が混乱して十分に能力を発揮できなかったのもわかる。だが、一体どんな技術を以ってそれが為されたのかがわからない。動きを追えていたにも関わらず、だ。


「こんな隠し玉がいるとは予想外だな....社長に問い詰めてやる....」

「もう来ますので、撤収準備を。」


一切の動揺もなく、そう言ってコンテナを出て行く穂月の背中に声を掛ける。


「とりあえず、ヘリが来たら手当しろよ。」

「......気づかれましたか。鍛錬が足りないようですね。」

「そう言う問題じゃないが...中半、勘みたいなものだしな。あと、少し殺気を抑えてくれるか?」

「あぁこれは、失礼しました。」


伊藤と似た空気を感じたんだが....。視界に入るまでは気配の一つも感じなかったが、深月の前に立った途端一般人なら殺せるんじゃないかって殺気を撒き散らしやがった。


「ま、とりあえず撤収だ。」

「スロープは車二台落としてきたし階段にも落としてきたから暫く平気じゃないかな。」

「よくやる。スロープはともかく、階段どうしたんだ?」

「無論、飛び降りた。」


こいつらも本当に大概だな。


溜息と苦笑いを混ぜながらコンテナを出た。深月は穂月に片手で担がれていった...。

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