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俺と屍と鉄パイプ。あと、鉄・・・じゃないパイプ。
別に方向音痴じゃねぇし。
どこだ?ここ?
奴らを避けながら移動していたせいで現在地を見失った。ダセぇ。
あれは?金物屋か?裏手は鉄工所のようだ。
多少使える物があるだろう。
あった。
金属製の棒状の物が、沢山ある。
長さ重さと相談しながら大量にリヤカーに突っ込む。刃物を扱って無いのが非常に残念だ。チッ。
何だ・・・・・・コレ。
見つけたのは鉄パイプ。いや、ステンレスパイプ。軽い。コレって・・・最高級合金製?
ただのパイプなのに・・・あほくせぇ。
あの社長頭おかしいんじゃねぇ?
それ以前に何でこんなところに?
まぁ、いいや。アイツの思考なんて読めねー。とりあえず貰いだな。このままだと滑るか。多少の溝なら耐久性に影響無いだろう。
どこだ?・・・あった。
「フフフフフ・・・。」
不覚にも自分が笑っていた事に気づいていなかった。
行くか。
幾つか物を加工して、自分は鉄パイプ(正確には違うが面倒臭い)を持つ。
「魔改造完了ってな。フフフフフ・・・。」
ニヤニヤとしながら、歩き出した。
あと、2日で短編仕上げないと!
何で俺と屍と鉄パイプ。書いてるかな!?
バカだからさ!