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俺と屍と鉄パイプ。  作者: 橘月 蛍
第1部 悪夢の始まり、日常の終わり。
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俺は屍・・・じゃない?

夢現。

頭が痛い。

吐き気がする。

酷い風邪の症状みたいだ。


(・・・・・・・・・?)


何だ?

変な感じ。

違和感。


(奴ら・・・?)


囲まれた。

戦った。


(噛まれた!)


噛まれたんだ。

俺は奴らの仲間入りか?

何で意識がある?


(どうして思考できる?)


音が聞こえる。

冷たい。

温度もわかる。

薄ぼんやりと目も見える。

身体の感覚はある。


(酷い血の味だ。)


駄目だ。

意識が遠退く。

これで終わりか?


ぁー。わかんねえ。


真っ暗。


-----


冷たい。

何かが全身を打つ。

小さくて沢山。


(雨?)


喉渇いた。

口開ける。

雨水。

不味い。


(あ、戻らないと。)


そうだ。

アイツ等待ってる。

起きないと。


----


「うっ。んっと。」


身体は軽かった。まだ熱を持ってる。

なんかスッキリしてる。


「うわぁ。ひでぇ。」


体中噛み傷だらけだ。痛みと出血は無い。

流れた血で一面どす黒い。くせぇ。


帰ろう。


近くにあったリヤカーを引いて歩き出す。

武器は多少残っていた。

ふふふっ









生屍?

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