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都市伝説と呼ばれて  作者: 松虫 大
第二章 巨星堕つ
96/204

登場人物まとめ(第二章)

二章までの登場人物。

一章に比べ随分と増えてます。

【カモフ・ウンダル】

■トゥーレ・トルスター

本作の主人公。天邪鬼(あまのじゃく)

天性の乗馬と鉄砲の腕は、カモフの中でも一、二を争うほどの腕前。

普段、特に男性の前では惚けた態度をとることが多いが、女性にはさりげない優しさを見せる。

そのため童顔で珍しい白銀金髪(プラチナブロンド)で、ミステリアスなオッドアイを持つ彼は、サザンのみならずフォレスの女性からも人気があるらしい。

第一章でウンダルのリーディア姫と婚約した。

そのリーディアと一緒にすると所構わず甘い雰囲気を辺りに撒き散らすことがある。

まぜるな危険。

●カレル・ベルカ:目立つ金髪を黒く染めた状態のトゥーレの偽名。

ひと目を忍んで外出する時の姿。

本人は完璧に化けていると思っているが、サザンでは周りが気を遣って気付かないふりをしてくれているだけだったりする。


■リーディア・ストランド

本作のヒロイン。

幼い頃からトゥーレに想いを寄せていた。

第一章でそのトゥーレと婚約した。

本来は色白だが、乗馬や鉄砲の訓練に明け暮れているため日に焼けて浅黒い肌をしている。

父や兄に憧れ騎士を目指し、そのため手の平は何度も豆を潰しゴツゴツしている。

馬術に関してはオリヤンも認める程の腕前を誇る。

トゥーレと一緒にすると所構わず甘い雰囲気を辺りに撒き散らすことがある。

まぜるな危険。


■ユーリ・ロウダ

元塩抗夫。トゥーレの右腕。

騎士に叙任されロウダ姓を賜る。

武官として日々成長中。

誰もが振り返るような男前だが、額に大きな傷痕があるため決まった相手は見つからなかった。

そのため本人も結婚については半ば諦めていたが、エステルから想いを寄せられたことで彼女と婚約した。


■エステル・トルスター

本作のマスコット。

興奮すると目の前の事しか見えなくなる傾向が強く、それにより周りを大混乱に陥れる。

また、上目遣いのおねだりポーズの威力は絶大で、父ザオラルですら狼狽えさせる程の威力を誇る。

ただし兄であるトゥーレには効かない。

酷い船酔いに遭うも念願のフォレス行きが叶い、予想通りやらかした暴走妃。

「ユーリに懸想している」発言で父を混乱させた。


■オレク・ウトリオ

元サザンの商人の子。トゥーレの左腕。

騎士に叙任されウトリオ姓を賜る。

領地経営に目覚め、トゥーレからサトルトの運営をオリヴェルと共に任された。

サトルトでのルーベルト対応に頭を悩ませている。

ニオール商会のコンチャと結ばれた。


■ルーベルト・ミルド

クラウスの子。

ユーリ、オレクと共に騎士に叙任された。

坊主頭がトレードマーク。

鉄砲の名手であり、自ら改良もおこなうなど設計者としても優秀だが、許嫁よりも鉄砲を優先する残念な子。

しかし彼の開発する火器がトルスター軍勝利の鍵を握っているかも知れない。


■ザオラル・トルスター

トゥーレの父でカモフ領主。

元ミラーの騎士として英雄視され、精悍な姿はサザン住民の憧れ。

娘エステルが婚約する際には暴走しユーリに殺意を向け、珍しく狼狽する姿を晒したことを知る住民はいない。

オリヤンが倒れたと聞き、トゥーレに後事を託しテオドーラとともにフォレスに向かう。


■オリヤン・ストランド

元ウンダル領主。

二メートルを超える体躯と赤い頭髪から『赤髪の巨人』と呼ばれた。

ミラーの騎士を三十年近く務め、史上最強と言われた騎士。

長男エリアスから叛意を向けられ負傷、その傷が元で急速に衰えていく。

最後は眠るように逝った。享年七十歳。合掌。


■テオドーラ・トルスター

トゥーレとエステルの母。トゥーレの天敵。

ザオラルを鎮めることができる数少ない人物。

エステルがユーリを求めた際には、いち早く娘を応援した。


■シルベストル・バーレク

三十年前からザオラルに仕える最古参の部下。

怒らせると皆を震え上がらせるが、普段は物静かで非常に優秀な内政官。

まれにトゥーレの玩具と化す。

目立たないがトゥーレのフォレス行きには毎回従っている。

トゥーレがデートしている間は、フォレス城で交渉をおこなったり情報収集するなど、忙しく働いているらしい。


■クラウス・ミルド

ザオラルが信頼を寄せる武官。

小柄でがっしりした体格の顎髭の騎士。

槍術ではザオラルですら及ばない。

息子のルーベルトに頭を悩ますことが増えた。


■ヘルベルト・ニグス

ザオラルの古くからの部下。

クラウスの副官を務める。

領主のお茶会でテオドーラとトゥーレの黒歴史をうっかり口走ってしまう。


■オリヴェル・ニナイ

シルベストルの右腕。

寡黙だが非常に優秀でトゥーレからサトルト開発を任されている。


■ピエタリ

かつては鯨取りを生業としていたが、ザオラルに請われ一族を引き連れて移り住んだ。

サトルトに住居を与えられ、港や造船に活躍している。

移住当初から冬までは仮設住居に住み続け、トゥーレを心配させた。


■フォリン

エステルの側勤め兼護衛騎士。

武具の扱いにも秀でており、本来は側勤めとしてエステルの傍にいるが、彼女が外出する際には護衛騎士として傍に仕える。

エステルに最も振り回されるひとり。

フォレス行きの際には船酔いで真っ先にダウンした。


■アレシュ・コウデラ

茶髪・翡翠の瞳。リーディアの筆頭護衛騎士。

文武両道で将来を有望される若者。

そのためコウチやヴィクトルから側近に求められたこともある。

リーディアの側勤めを務めるセネイの影響で、幼い頃よりリーディアに仕える事を決めていた。

妻はエリアスの娘ユディタ。


■セネイ

リーディア付きの侍女。アレシュの姉。

かつてはふくよかだったが、長年リーディアに振り回された影響(?)ですらっとした美人になった。

タカマで襲撃に遭った際には、襲撃のきっかけとなったアレシュを謹慎させた。


■エリアス・ストランド

ウインド家長男。

父と同様二メートルを超える体躯と真っ赤な頭髪。

そのため敵味方から『赤鬼』と呼ばれ、恐れられている。

エリアスを襲撃するが返り討ちに遭い投獄される。

後に何者かの手引きにより出奔し行方を眩ませた。

オリヤンの死と共に挙兵する。


■ダニエル・ストランド

ウインド家次男。

二メートルを超える長身は父と変わらないが、髪の色は黒髪。

エリアスの失策により、オリヤンから領主を譲り受けた。

執拗にエリアスの行方を追うが、挙兵を許してしまう。


■ヨウコ・ストランド

ウインド家三男。

兄弟唯一二メートルに届いていないことを気にしてるらしい。


■ヴィクトル・ストランド

ウインド家四男。

身長は高いが父や兄と違ってすらりとしている。

エリアスに代わってレボルトを任される。


■インドラ(故人)

オリヤンの正妻。エリアスの母


■シャルロタ(故人)

オリヤン二番目の妻。ダニエルの母


■ファリス

オリヤン三番目の妻。ヨウコとヴィクトルの母


■アデリナ

オリヤン四番目の妻。リーディアの母


■ヨニ&ユハニ

影が薄いがトゥーレの護衛として付き従う。

二人とも弓の名手であり、タステ山頂の奪還作戦で活躍。


■イロナ

ルーベルトの元許嫁。

エステルの側勤めを務めている。

進展しない結婚の話に業を煮やし、ルーベルトに自分と鉄砲のどちらが大事か迫った。

その後、早々に別の騎士と婚約した。


■オイヴァ・トルスター

テオドーラの弟。

ネアンの街を治めている。


■ビリエル・バルトン

オイヴァからエン砦を任される。

撫で付けられた黒髪と茶褐色の瞳、立派な顎髭。


■ケビ・バーレク

シルベストルの長男。

父に似てどことなく執事っぽい風貌だが武官。

普段は父の護衛を務めている。


■シルヴォ・バーレク

シルベストルの次男。

優秀な内政官。父の補佐をおこなっている。


■テオドル・ロズスン

かつてギルド派に所属していた騎士。

六十代半ばで白髪。頭頂部は禿げている。

高齢であるが背筋がピンと伸びた矍鑠(かくしゃく)とした人物。


■ニグス・オリアン

五十を過ぎた騎士。ギルド派。

ザオラルに対して不満を抱いている。

ギルド復活を夢見ている。


■リーズス・バックルンド

エリアスの部下。

トゥーレとリーディアを亡き者にしようと画策するが失敗し、トゥーレに首を刎ねられた。



【その他】

■セノ

隻腕の監督責任者。

ぶっきらぼうで口数が少ない。

トゥーレから無茶振りをされ、色んな所で土木工事をおこなう。


■ノード

セノの通訳兼補佐官。

執事然とした物腰。

彼のお陰でセノとの会話がスムーズになった。


■コンチャ

オットマの娘。

赤毛ウェーブ、オレンジの瞳。

オレクとは幼なじみ。

直感に優れ、初対面ですぐにトゥーレの本質を見抜く。

のちにオレクに嫁いだ。


■ルオ

オットマの長男。オレンジの瞳。

まだ二十代半ばと若いがニオール商会代表を務める。

苦労性で常に悲壮感を漂わせている。

トゥーレの無茶振りに振り回され疲労困憊なことが多い。


■オットマ

先代ニオール商会代表。

体調を崩し、ルオに商会を任せ引退。

今では悠々自適な毎日を送っているらしい。


■ヴァイダ

魔砲を開発した鍛冶職人。

ヴァイダ工房頭領。

ルオと並ぶ苦労性。

ルーベルトの細かすぎる注文にも応えることができるため、ルーベルトに付きまとわれることになった。



【ストール軍】

■ドーグラス・ストール

この地方最大の版図を持つ。

王家の縁戚に当たり、虎視眈々とカモフに食指を伸ばす。

何度も名前だけは登場しているが、登場は三部。


■デモルバ・オグビス

エン砦失陥の責任を取らされ、一般兵に落とされた。

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