登場人物まとめ(第一章)
登場人物が増え、自分でも少し混乱してきたので、簡単にまとめてみました。
【カモフ】
■トゥーレ・トルスター
本作の主人公。
童顔で白銀金髪、右目は紅、左目は青紫のオッドアイ。
十五歳まで存在を隠されて育った。ただし存在自体は匂わされていたため、街ではいつしか都市伝説として広く知られていた。
十五歳の春に正体を隠して街に姿を見せ、街の暴れん坊ユーリと決闘をおこなう。
■カレル・ベルカ
黒髪に染めた時のトゥーレの偽名。
■ユーリ
黒髪で瞳の色は淡い褐色、男前だが額に大きな傷痕がある。
塩抗夫として育ったがある時、村が兵に襲われ家族を亡くした。その後、同じような境遇の少年たちを集めて街で暴れ回っていた時に、トゥーレと運命を変える出逢いをする。
意外と皮肉屋。長大な両手剣を背負う。
実は水が苦手。
■オレク
青い瞳、茶色の長髪を後で束ねている。
ユーリと同じぐらいの長身で、手足がひょろりと長い。
元サザンの商人で、かつてギルドによって一家離散にあった。
商人らしく情報に通じ、ユーリにトゥーレの情報をもたらす。
■ザオラル・トルスター
黒髪、瞳の色は青紫。トゥーレの父で現カモフ領主。
がっしりとした体格で住民からの信頼も厚い。
元ミラーの騎士として、その名が王国中に知れ渡っている。
■テオドーラ・トルスター
白銀金髪、紅眼。前領主タイトの娘でトゥーレとエステルの母。トゥーレの天敵。
若い時は爆走妃としてサザンでは有名だった?
■エステル・トルスター
髪は明るいオレンジ、瞳は紅眼。
トゥーレの六歳下の妹で、この物語のマスコット。
現役爆走妃。
■タイト・トルスター
前カモフ領主。故人。凡庸と評される。
■オイヴァ・トルスター
テオドーラの弟、バトーの叔父。影が薄い。
ザオラルが領主になる際に奮闘した。
ネアンの街を治めている。
■シルベストル・バーレク
ロマンスグレーにヘーゼルの瞳。三十年前からザオラルに仕える。
怒らせると皆を震え上がらせるが、普段は物静かで非常に優秀な内政官。
ザオラルからの密命を帯びてフォレスへと赴く。
トゥーレ曰く「堅物」
■クラウス・ミルド
小柄でがっしりした体格の顎髭の騎士。
武人らしく豪快。シルベストルとは犬猿の仲。
■ルーベルト・ミルド
茶色がかった黒髪で坊主頭、瞳の色は灰色。
クラウスの子。鉄砲の名手で射撃の腕はトルスター軍で一、二を争う。
鉄砲好きが高じて自ら改造する程で、トルスター軍勝利の鍵を握るかも知れない少年。
残念な子。
■セノ
隻腕の監督責任者。
ジャハの乱で左腕を失った。
【ウンダル】
■オリヤン・ストランド
赤髪、茶色の瞳。かつてミラー騎士最強と言われた男。
四人の妻と七人の子をもうけた。
■リーディア・ストランド
赤髪、青緑の瞳。本作のヒロイン。
非常にお転婆で、サザンではけもの憑きと呼ばれる姫。
幼い頃トゥーレと結婚の約束をした。
■エリアス・ストランド
ウインド家長男
ダニエルと次期領主を争う。レボルト城主。
一部では名前だけ登場。
■ダニエル・ストランド
黒髪、茶色の瞳。ウインド家次男
■ヨウコ・ストランド
ウインド家三男
■ヴィクトル・ストランド
ウインド家四男。
細身だが、父に似た身長。
幼いトゥーレと一緒に遊んだ。
■セネイ
リーディア付きの侍女。
かつてはふくよかな体型だったが、リーディアに鍛えられ今ではすらりとスリムになった。
アレシュの姉。
【ストール軍】
■ドーグラス・ストール
この地方最大の版図を持つ。
王家の縁戚に当たり、虎視眈々とカモフに食指を伸ばす。
何度も名前だけは登場しているが、登場はもっと先。
■デモルバ・オグビス
エン砦を任される。騎士としては非常に優秀。
エン砦撤退時には進退の判断が非常に早く、結果的に多くの部下の命を救う。




