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#000 プロローグ

今日から「小説家になろう」にて投稿を始めました。『夜桜ひまり』です。

『村人だった俺の『暴食の罪』の能力が強すぎるんだが?』

これが私のデビュー作ということで・・・非常に緊張しております!

この作品はキリスト教の『七つの大罪』が主軸になっている戦闘系ラノベです。

心を仏にして読んでみてください!面白く感じますので!!

Episode0 ~プロローグ~


俺はこの普通の村で、農家の子供として生まれた。

ルマノ村に一人暮らしで住んでいる17歳の農家『ソウタ』子供の頃は両親と住んでいたけど、

今は両親共にいない。だから農業を仕事にして稼いでいる。

なんの取り柄もなければ、得意なことなんて一つもない俺の唯一の趣味は、

自分の畑を眺めることである。

この調子なら天気がよければ一週間で収穫の時期が来るな、

とかが分かる父親譲りの能力(スキル)『天候予言』や『農業の教え』というのが俺にはあった。


そんな俺は勉強も普通で運動神経も普通、俺は『普通』で形成された人間だ。

でもそんな自分が嫌いではなかった。別に生活も困ってないし、

これから先、農作業だけしておけば安定した生活が続けられる、俺はある意味『人生の勝ち組』なんだ。


モンスター討伐とか世界を救うなどと、格好つけてるだけで何の実績も残していない、

夢やロマンを追い続ける冒険者なんて意味がないんだ、経験値が増えた?

ふざけないでくれ、経験値が増えてどうなるって言うんだ、

中途半端に増えてもレベルが上がらなきゃ意味ないんだよ。

変わった風に見えてるだけであって実は対して変わってないんだよ、

この世にはそんな『冒険者』という役職に着きたい子供がたくさんいる。

まぁ・・・『無駄な挑戦』を続けている冒険者は百歩譲っていいとしても、

問題は『それ以外』の冒険者だ。


『冒険者』っていう役職に着いてるだけで一生懸命仕事をしている農民達に対して威張り、

上からものを言う奴だ。

親の地位と金でどうにかなった分際でよく人に対して上から目線で物事言えるよな、

恥ずかしくないのかよ、プライドってもんはないのかよ。

まぁ情けない奴等の集まりだし、そんなもんないわな・・・


説明が遅れたが『冒険者』になるためにはどうすればいいのか、

これは『三つの方法』がある。一つは、『努力タイプ』だ、

元々の人間としての戦闘や魔力ステータスが少なくても真剣に努力をすることで『冒険者』という役職に着くタイプだ。

俺はこのタイプが一番好きだ。努力している奴は貶さない、

これは俺が生きている中で最も重要視してるところである。

しかし、これを聞いて矛盾してるな、と思ったところがあると思う。

それは『夢やロマンを追い続ける冒険者なんて意味がないんだ』この言葉だ。

でもこれは努力とは言わない。何回も何回も学習せずに同じことをして失敗してる奴のどこが努力してるって言うんだ、

これを聞いた人はこう反論してくるだろう、

「努力が実らないだけだ!」と・・・努力が実らない・・・?

違う、そいつは実らせようとしてないんだよ。

これ位でいいや、と自分の中で勝手に限界を作って生きてるんだよ。

だから何しても上手くいかないんだ。


もしくはこういう例もあると思う、『誰が見ても凄い努力をしているのに実らない人』・・・

これに関してはお気の毒だが諦めたほうがいいと俺は思う。それは自分には合ってないんだ、

そう思ってその夢を諦めよう。諦めたら試合終了・・・?

諦めも大事だ、元々試合なんて始まってもいないんだよ

。だから、終了なんて言葉はないんだ。話しが少し反れたな、


それで二つ目の方法だが、『実力タイプ』だ、

これは恵まれててよかったね、この位しかかける言葉がない。


最後に三つ目、これが俺が一番嫌いなタイプ、『権力タイプ』だ。

このタイプこそ無能の集まり、さっきも言ったが親の地位や財力を使って

『冒険者』という役職に着く奴が多すぎる。

そいつらは努力もしてなければ、勿論、実力もない。

それなのに冒険者になりやがる。

この世は理不尽で構成されているんだ、俺は物心ついたときからそう感じている。


―――お前は随分と捻くれてるんだなぁ。


突然の出来事だった、俺の脳内に声が響いた。何だ今の、と困惑している俺を他所にそいつはドンドン話しを進めていく、


―――そんなお前を俺は気に入った、お前に『暴食の罪』の能力を譲渡してやる、感謝しろよ。


『暴食の罪』・・・?少し気になるがそんな意味の分からないものはいらない。

俺は安定した普通の生活を送りたいんだ。

こんなとこで意味の分からない奴に邪魔されてたまるか、

と言わんばかりに俺は心の中でそいつに抗った。

だが、そんな俺の行動は意味を成さなかった。

突然意識が朦朧とし始め、俺はその場に倒れてしまったのであった

・・・そいつはシャットダウン寸前の俺の脳内に言った、


―――どうしようもない世の中を『喰って』、俺達の理想郷にしようじゃないか。


―ソウタが現在所持している能力(スキル)

・天候予言・・・未来の天気が分かる

・農業の教え・・・農業全般が上手くなる、育てた作物が美味しくなる

今回は『プロローグ』ということでどうだったでしょうか。

自分なりに頑張ってみたのですが・・・!

まぁこんな感じで出来るだけ毎日投稿頑張っていきたいと思っております!

また暇なときに見て下さい! ではでは!!

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