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混沌世界に終焉を~転生先は最後の皇帝でした~  作者: 針鼠は妙な夢を見る。
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親との顔合わせ


今日は親との顔合わせだ。前もってララさん(愛称で呼んでる)から伝えられてたけどすっごく緊張してる。

ようやく親と会えるんだ、前世では悲しい別れだったけど今世では絶対に仲良くしよう。

顔合わせのことをララさんはもっと難しい言葉を使ってたけどよくわからないや。もっと勉強しなければ。

それでいまさらながら親の名前を聞いたんだけどドドール・ロロが父さんでミリア・ロロが母さんらしい。

...ドドールって絵本にもでできたけど同名なのかな。


「ルル、今からお父さんとお母さんに会うけど準備は大丈夫?お父さんはhafaiだから礼儀はしっかりね」


ララさんだ。...それにしてもhafaiってなんだ。


「ララさん、hafai、なに?」

「hafaiはすごーくえらい人だよ、ものすごーくえらいの」


偉い人なのか、家もすごく豪華だしなんだか鼻が高いな。


「この先にお父さん、お母さんがいるわ、私はここから先は入れないの、一人で頑張れる?」

「わかっあ!がんばゆ!」

「えらいえらい、ルルは頑張り屋さんだね!」


褒められた、なんだか嬉しいぞ。











そんなこんなで両親の前にいます。って俺を持ち上げたおっさんが俺の父さんだったのか。

「がっはっは!調子はどうだルルーシュよ!お前は俺の一人息子だ、しっかり俺の後を継いで国を引っ張っていくんだぞ!」

相変わらずだ、国を引っ張るってそんな偉い人なのか。

「調子はいかが?可愛い私の坊やよ、あなたは将来国のトップになる人です。とはいっても一歳児に言ってもわかりませんか...」

いやわかってますよ母さん!トップって要は皇帝ってことか、大丈夫かおい。

それにしても綺麗な母さんだ。俺も美男子になったりして...将来が楽しみだ。

「わかっあ!」

とりあえず返事は元気よく。

「まあいい返事!これなら心配はありませんね」

「そうだな!がっはっは!」


どちらもいい人そうでなによりだ。








二人とは何気ない話で盛り上がった。ララさんがいい人だ!とか、昨日は何やった、だとか。

まだ語彙力がなくてあんまりしゃべられなかったけど楽しかった。


前世でも家族との会話ってこんな感じだったのかな。あんまり覚えてないけどとにかく幸せだったなあ。

四話は今日投稿します。

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