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第4話 なぜ俺を信用したんだ
僕は本当に現場指揮なんてできるのか。そう思っていた。
「指揮官!日本軍を自称する人から指揮官宛に電話です」
私は電話に出た。すると受話器の向こう側で男がこうつぶやく
「わたしはあなたのことを信用しています。これからの電話はあなたに直接します。
あなた達に拒否権はありません。」
そう言って電話は切れた。
20xx年3月30日 AM0:01
二回目の電話がかかってきた
「夜ご飯を準備してくれませんか?ちなみにあなた達に拒否権はありません」
電話の男はご飯を持っていくか係に俺を指名してきた。
私は彼らにピザを渡した。現場の警察官は相当の疲れが出ていた。でも日本軍の奴らは違った。
みんなまだ元気だった。
20xx年3月30日 AM7:34
報道規制をかけたため朝の報道番組では一切報道されなかった。
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