第3話 刑事部長の無茶ぶり
しばらくして現場に応援の警察官と検視官などが到着した。
現場には100人を超す警察官が集まった。全員いつ銃撃を受けてもいいように防弾チョキを着用した。
20xx年3月29日 PM6:24
「警視庁より機捜223あて。至急警視庁に来てくれ。」
俺たちが警視庁に呼ばれた。俺たちは何かやらかしたかとひやひやしながら警視庁に向かった。
20xx年3月29日 PM6:28
俺は刑事部長室に入った。すると刑事部長が
「先ほどの銃撃で指揮官が殉職してしまったんだ。そこで頼みごとなんだが、現場の指揮をしてくれないか?」
ととんでもない無茶ぶりをしてくる。
俺はもちろん現場の指揮なんかもやったことないし、ましてや階級だって巡査部長だ。
こんな俺に現場の指揮なんかできるわけもない。俺が断ろうとしたとき刑事部長はつぶやいた。
「拒否権はありません」
俺は言われるがまま現場の指揮官になってしまった。
20xx年3月29日 PM7:09
「規制エリアを広げてください。それと報道規制もお願いします。」
一応は指揮官だが正直、俺はこの現場を指揮できるか不安だった。
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