第2話 この戦いはまだ序章に過ぎなかった
「至急至急。SATが襲われているとのこと。犯人の人数はおよそ30人。国会占拠事件と関連してる可能性あり。」
この無線が入り現場がバタバタし始める。
20xx年3月29日 PM4:27 機捜223 SAT襲撃現場に向かう
現場指揮官の指示で俺らはSAT襲撃現場に向かうことになった
国会周辺には報道陣が多数駆けつけ現場から出るのも一苦労だ。
襲撃現場に向かう途中に最悪の無線が入ってきた。
「警視庁より各局。SAT部隊との連絡が途切れた。現場には向かわず国会に戻れ以上」
周辺にいたパトカーが引き返していく。俺らも引き返そうとしたその時。
「至急至急!国会内から銃撃を受けています。応援を・・・・」
そこで無線が途切れた。俺らは急いで国会に戻る。
20xx年3月29日 PM4:42 国会前
俺らが戻った時には生きている人は誰もいなかった。
警察官、報道、一般人全員が血を流して倒れていた。
パトカーは燃え、ガソリンのにおいが充満していた。
俺らはこの状況を見て呆然と立ち尽くしていた。
すると足元にまた紙飛行機が飛んできた。中には
【これで俺らの実力が分かっただろう。さっきも伝えたように、この戦いを終わらせる方法は一つだ
それはこの国を俺ら日本軍に譲ることだ。降参は決してしない。再度言うがお前らに拒否権はない】
と書いてあった
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