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1.決別

これはプロローグだ

俺たちのパーティーは五人だった

勇者、メイジ、タンク、ヒーラー、そしてサブアタッカーだった








________________________

勇「すまないがパーティーを抜けてくれ」

眼前に立つ白の鎧に金髪、そして何より鞘に収まっている聖剣が特徴的な青年である勇者が口を開いた

俺「ヒーラーがいないのは…そういう事か…

わかった、今までありがとう。お前らには世話になった」もうアジトとは呼べなくなったそこから出ようとした

メイジが声をかける

メ「いいの…わけ…聞かないで…」

俺「俺の異能を知ってるだろ

それに理由なら心当たりが二つもあるよ」

多分戦闘で俺が使えなくなったから

俺の異能である【心をよむ】ことができる相手が減ったこと、俺とパーティーとの戦闘スタイルに大きな差があったこと

こいつらは悪くない

戦いで生き残るために正しい判断をした

けど

俺「みんなポーカーフェイス下手かよ

やるならもっとさ…しっかりやってくれよ」

みんなの身体に灰色と濃い蒼のモヤ

灰色は迷い、濃い蒼は悲しみ

勇「やっぱだめだな、お前相手に騙しは」

顔が歪むのを何とか耐えて、勇者がそういうと他二人の顔も歪み始める

タ「やっぱ嫌だわ、ここまでずっと俺らのため

魔王討伐のために尽力してくれたやつをさ

辞めさせるなんて」タンクがそう口を開く

俺「何言ってんだよ、お前らは世界のために、魔王を討伐する、そんな最強な勇者パーティーなんだろ。ならそれを全力でサポートするのが仲間として、友のしての行動だろ?今更揺れんな」

俺の言葉に落ち着きを取り戻したタンクが口を開く

タ「あぁ、ありがとよ。だめだな、頭ではわかってるんだ。これが正解なんだって、けど…」

俺「ならさ、魔王討伐が終わったら、俺の存在を広めてくれよ。勇者パーティーには昔こんなやつもいたんだって」

勇者が覚悟を決めた顔で宣言する

勇「わかったよ、ならそこまで負けれないな

それに、そのための通過点って思ったら魔王だって楽勝さ」

俺「それじゃあ、俺はここでリタイアだ。あとは任せたぜ」

三人「「「任せろ」」」三人の息のあった声がとても印象的だった

俺「あ、そうそう。このことはしっかりヒーラーにも伝えろよ。俺からやめたいって伝えたってことで」

タ「気遣いありがとう。ヒーラーにはどうしても伝えずらかったんだ」

俺「そりゃそうだな。あいつ、今12だろ

こんな闇の部分はまだ知らなくていい」

タ「とは言ってもこれは借りってことで

討伐が終わったら5人で集まってそこの食事代全部持ってやるよ」

俺「お、さすが最年長、太っ腹」


そんな少し特別な日常がしばらく時間が経った

その時は、この後の地獄を俺は想像していなかった

いや、脳裏では考えがあったがその考えを殺していた

そんなことはあいつらに限ってないって

だからだろうか

普段はない、物に対して破壊衝動が出たのは

その新聞記事を、破ってしまったのは

その新聞の見出しはこうだった











「勇者パーティー壊滅!!魔王によっての行動か?」













大雑把にキャラ解説

勇者:爽やかな外見を持つ、まだ少し残った幼さがありながら、リーダーとして優秀な判断ができる

メイジ:話すのが苦手だかこの中でも一番と言っていいほど仲間に対して思い入れがある(正直こっち視点で別の物語にしようか迷った)

タンク:このパーティーの中で最年長であり、みんなの頼れる兄貴分。理屈で行動ができるタイプ。元はパーティーを組んでいた冒険者で冒険者のパーティーのみんなから「行ってこいよ」と言われて参加

ヒーラー:協会の孤児院で生活していたところを勇者パーティーに拾われた。みんなの妹分であり純粋無垢

サブアタッカー:みんなより少し後に加入したソロの冒険者。実力は高くないが応用でどうにかしているタイプな為、行動が分かりずらく味方も合わせにくい。

心をよむ異能という特別性で勇者パーティーに国と冒険者ギルドから推薦された


時間があったり気が向いたら続き出します

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