隣にいてくれる
朝起きたらカーテンを開けて朝日を浴びる
部屋着に着替えて 部屋を開けたら
もふもふの犬 がいた
「しばおはよう、早起きすごいね」
柴犬だから「しば」簡単な名前だけど
しばが「いいよ」って言ってくれたきがしたから「しば」
元々しばは捨て犬で、高校生の時に拾った
親の了承を得て一人暮らしになるときに一緒につれてきた
少し しゃがむだけで 抱き着いてくる
僕の大切な家族
しばを離した後、台所でごはんを作って
テーブルに置く しばも一緒に食べる
食べ終わったら お皿を洗って食洗器にいれる
しばはよく僕のうしろにいるけど
なにもしない 手も足もでないから
ちょっと変わった犬だな、って時々思う
部屋に戻って
窓辺の机に座る
しばは自然にくっついてきて
座布団の上に座っている
「インクたおさないで待っててね」
時々しばの悪戯心が勝って
書類にしばの手形がついてることがある
あんまり重要じゃないただの資料だからいいけど
……しばの知性ってすごい高いのかな
仕事がひと段落したら
部屋のすみで丸まってるしばに声をかける
「しば~ おいで~」
しっぽと耳ががピクッて動くのが可愛い
そんなしばを抱きしめて椅子に座る
「疲れたよ~」
頭を少しだけお腹にあてて
ぎゅーって抱きしめる
ふふふ
もふもふだ ふわふわだ
「もふもふチャージ……」
自分でも何言ってるかわかってないけど
しばが安定剤の役割を果たしているのは確か
好きだなぁ……
「しばぁ」
「くぅん?」
「癒し」
毎日 うとうとするしばを捕まえて
ブラッシングするから
しばの毛は ふわふわ さらさら
あー 気持ちいぃー
ねぇ、しば 僕ね
「しばがいればいい」
最初は小さかった君がこんなに大きくなって
僕にたくさん懐いてくれて
しばが大好き
さ て と、続きやらないとね
「チャージ完了……もうすこし」
そしたらその声が本当にわかるかのように
しばは またあの座布団の上に戻っていく
不思議
「あと少しだー 終わったらしばとご飯食べるんだー」
「わん」
うちの犬は起きたら布団の横で寝てたりします。目が覚めて起き上がったら本当にびっくりするんだからな(;´・ω・)