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2悪 未婚の若い子で遊ぶのはセーフ

本日2話目です

「あぅぅぅぅ!!!!!」


「おお!回ってます!回ってますよアーク様!」


「あうううぅぅぅ!!!!!」


俺はドアノブを回転させる。が、この先がなかなか大変だ。赤子だからそこまで筋力は発達しておらず、多少ひねる程度しかできない。これ以上回させて扉を開くのは難しいぞ。

だが、やらなければならない。報酬を得るために!力を得るために!!悪の道を極めるためにいぃぃぃぃ!!!!!


「ばううううぅぅぅぅ!!!!!!!」


「素晴らしい気合いですアーク様!!」




……結論から言おう。

無理だった。扉とか幼児が開けられる物じゃないだろ。ふざけんなよ。無理ゲーじゃねぇか。

等と色々思うが、俺の本来の目的は果たされた。10人以上の話を聞くというミッションだな。

扉を開けることはできなかったが、扉が開いたタイミングで外に向かって手を伸ばして騒いだら、外にいた数人から話しかけて貰えた。扉の前にいた兵士っぽい人たちから挨拶されたのが大きかったな。アレのお陰で5人ほど増えた。そして他にも通りがかりの使用人2人に挨拶され、



――――――――――――――――――――

デイリーミッション


達成済み

・10人の話を聞く

 報酬:スキル『エーライ帝国語7』


達成済み

・3時間眠る

 報酬:スキル『持続体力回復2』

――――――――――――――――――――



ミッション達成。無事エーライ帝国語が7になった。これで今日のやるべき事は終わりだ。……と言うわけでもない。まだあるのだ。

この俺のデイリーミッションだが。デイリー以外にもミッションが存在する。表示を切り替えると、



――――――――――――――――――――

ミッション一覧

通常ミッション

・素振りを500回行なう

 報酬:スキル『剣術1』

・ジャンプを1000回行なう

 報酬:スキル『跳躍1』

・10000時間眠る

 報酬:スキル『睡眠1』

・5000回…………etc.

――――――――――――――――――――



といった感じの、別のミッションが表示される。今見ているのは通常ミッション。おそらく他のミッションの名前と比べて考えると、いつでも条件さえ満たせば達成することのできるミッションだということだろう。

そんな通常ミッションの中に、気になる物がある。それが、



――――――――――――――――――――

・10人の母乳を飲む

 報酬:スキル『母乳鑑定1』

――――――――――――――――――――



これだ。

これを達成するには、今の俺の年齢じゃないと難しいだろうと言うことである。俺は悪役としてそれなりの立場の貴族になる予定ではあるのだが、流石に将来これをやりたいとは思わない。権力を使って命令すればできるとは思うがな。だが、そういう趣味があるわけではないのだよ。バブみを感じた人にオギャりたいとか思わないから。

報酬のスキルが必要かと問われると分からないが、一応獲得しておきたい。折角ミッションに存在してるんだからな。ということでこれからは、


ペシペシ。

「あぅ~」


メイドのことを叩き、呼びかける。すると、


「どうされました?」


と問いかけられると共に抱き上げられるので、俺は更にペシペシとメイドの胸部を叩く。するとメイドは納得のいったという表情をして、


「ああ。他のメイドにもやっていたというヤツですか。私は母乳は出ないのですが……咥えさせておけば次第に落ち着くと言ってましたっけ?」


俺の前で服をはだけさせる。俺はそこへ口をつけるわけだが……出ないな。こいつも出ないと言っていたし、そうなんだろう。これでは母乳を飲んだ人数の追加はできない。

が、だからといってこの機会を無下にするのは惜しいから。


「んっ/アーク様!そこはぁ//」


口でいじる。

赤子の時からお盛んすぎるだろと思うかもしれないが、これはこれでミッションがあってだな。



――――――――――――――――――――

・10人以上を○○させる

 報酬:スキル『性神の加護1』

――――――――――――――――――――



○○は自主規制している。どこまでやる必要があるのかはそちらで勝手に想像してくれ。ただ、俺が満足した後メイドは荒い息をして着替えに行ったと言うことだけ伝えておこう。

因みにこれをしてるのは母乳が出ない相手だけだ。結婚後の相手にやってしまうと少し気分的に問題があるからな。結婚相手から奪うならともかく、無責任なのはどうかと……いや、悪になるんだからそれでも良いだろって?

そういう意見もあるかもしれないが、それって二流の悪な印象なんだよな。一流だって勿論女を囲うぞ。だが、きちんと自分が好意を持てる相手を囲っている印象だ。あくまで印象だが。


「あぅ~。あぁ~」


「ああ。はい。ご飯ですね。どうぞ」


メイドが着替えてくる間、代わりの者がやってくる。こっちはきちんと母乳が出た。味はともかく、腹は膨れるな。

ただ、このままだと俺に母乳を与える人数は限定されてしまう。ご飯担当みたいな者ができてしまうからな。だから俺は今後も外の世界を求める。そして、すれ違うメイドを呼び止めて、母乳を求めるんだ。

………………などということを考えてから数日。



――――――――――――――――――――

達成済み

・10人の母乳を飲む

 報酬:スキル『母乳鑑定1』

――――――――――――――――――――

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