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2022年のクリスマス。少しイケメンだがあまり目立ちたくない佑樹は彼女もいないため家族でクリスマスを行うことにした。


「メリークリスマス!今年も早いもんで終わるのね」


「そうだなぁ!佑樹と奏は彼女・彼氏と過ごさないのかい?」


俺の妹の旭奏は可愛いけど女子高であるため恋愛経験は疎い。まぁ俺も男子校だから同じか。


「い、いないよ。」 「私も」


「そっかぁ残念だなぁ!」


「もうお父さんたら!2人は良い子だからきっと素敵な人が見つかると思うわよ!」


「分かった。」


「さぁ食べるか!」


「いただきまs・・・」


食べようとしたとき俺の意識は朦朧とした。どうなってるんだこれはやはり彼女がいないのが原因か?いや違う家族4人とも同じ症状が出てる。しばらくした後、めまいはなくなった。


「な、何だこれは?」


「分からないわ。貧血かしら。今日は食べて寝ましょ。」


「そうだな。」


不思議なクリスマスだ。食べる直前にめまいがあるなんて。


「じゃあみんなおやすみなさい。」


12時になった瞬間家ごとどこかに飛ばされた感じがした。翌朝


「起きろ佑樹と奏!外が変だぞ!」


「あぁ眠い!それで外が何だって?」


「まぁ見て見るんだ。」


「ここは東京だっt・・・・え?」


「え?」奏も驚いた。


これは夢なのかもしれない。しかし何度頬をつねっても夢では無いことが分かる。


「ここは日本じゃない・・・?」


眼前に見えるのは日本ではないどこかの世界のようだ。それに何か体に力があるように感じる。


「何だこの力は?」


「お父さんも?」 「お母さんもみたい。不思議ねぇ。」


俺は分かってしまった。この世界がどのようなものかを。


「兄貴、ここはどこなの?」 妹は俺のことを兄貴と呼ぶ。


「そうよ~どこなのかしらここは」


「ここは・・・」


「ここは?」


「異世界だ。」


佑樹の「異世界だ」という4文字の言葉に父も母も妹も驚いていた。そりゃそうだろう。昨日日本にいたのにいつの間にか異世界に転生するなんて。


「ひょっとすると昨日のめまいや頭痛かしら。」


「そうなのかもね。」


「まぁ異世界に来ちゃったけど家もあるしここを拠点とする!」


「おー!」


この家族4人は異世界でどのような暮らしを手にいれるのだろう。また佑樹は本物の異世界だぁと少年心をくすぶられ、目をキラキラさせていた。今日からここでの異世界での冒険(ライフ)が始まる。

新連載です。よろしくお願いします。

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