第二十二話 物ボケとしてオーソドックス
トチです。前書きは短い方が良いと思ってます。
甘食を買ったのに牛乳を買い忘れてしまいました。
私には外せない組み合わせがあります。
チョコとブラックコーヒー、うまい棒とドクペなど。
前書きのほとんどが食べ物ですね。
それでは 第二十二話です
俺はね"メイが家族になるから、新しい服を用意して"
としか言ってないけど、言い方が悪い?そんな事ないでしょ?
これって身請けしたって事?
慌ててワードさんを制止した。
「盛り上がってるとこ申し訳ないんですが、、
あのーそうじゃない、そーじゃないから
何でもかんでも勘違いしてりゃあ、ボケになって
ツッコまれると思ったら大間違いだぞ!
全員集まって!一個一個丁寧に説明するから!」
キョトンとするな!
「あと宴とかしなくていいから!
普通の朝飯の準備して!早く宴止めて!」
従者の女達がビクッとして、小走りで出て行こうとする。
「ちょっと待って!メイの服を普通にして!
あとお化粧ケバ過ぎだから、可愛らしく戻して!
アメリカの子役オーディションみたいだから!
あれ可哀そうに見えるから!やめたげて!」
「、、、れが、ぃぃ、、の」
メイがボソッと呟く。
「これが、いい、、この服がいい、、」
「よし!服はこのままで良い!」
お兄ちゃんはデレデレです。
俺の言い方が悪かったとして謝った。
その方が後々の話しも聞いてくれると思ったからね。
メイも服だけは気に入ってるみたいだし。
まずは身請けじゃなくメイを養子?養妹?として、
俺が預かると言う事で結婚とは違うと話した。
メイがチラッと見たけど、そういうのも違う。
あくまで妹として扱う、まあ家族ってのが単純。
メイの方が年齢は年上だが、見た目が妹だし、
コッチの見た目じゃ俺のが年上に見えるだろうし。
ソウサも妹にって言ってたしな。
この事はソウサも知っている事なので、
特に態度を変える必要はない、従者の方達もメイも含め。
皆に念を押した、急にお嬢様扱いにする必要はないし、
メイも急には変われないよな。
メイにも俺からルールを課した。
一つ、偉そうにしない。
二つ、言いたい事はハッキリ言う。
三つ、誰にでも優しくする。って事にした。
昨日ソウサと決めた受け売りだけどな、
ここにいる全員にも聞いて貰った。
所信表明?初心表明みたいなもんだ。
新しい気持ちで、妹を満喫するためかな?
って事で一つメイに耳打ちして、肩をポンっと押した。
「初めまして、メイ・ルイスと申します
今後とも、よろしくお願いします」
スカートの裾を持って小さなレディらしく挨拶をする。
従者の女性は、ウッと口元と感情を抑えていた。
-------------------------------------------------------
テーブルの上には朝食が並べられている。
出来立てって感じで、パン?みたいな丸い食べ物。
やはり味の濃そうな刻んだ肉、透き通ったスープ
濃いオレンジ色の果物が配膳された。
あの長いテーブルも三人だと少しは賑やかになった。
メイは料理が配膳される度に、
チョコンと会釈をして、凄く申し訳なさそうにしてる。
昨日までは自分がしていた事だしな、
俺がいきなりハードル上げちゃったよな。
でもちゃんと仕事を理解してると、本当の苦労も分かる。
今のメイにしか出来ない事だよ?そこは誇って欲しいな。
「どうやって一晩で打ち解けた?
俺には無理っだったぞ?」
ちなみに俺はニヤケ顔である。
なぜかと言うと、メイ用の椅子はないので、
クッションを三段重ねにして座っているからである。
面白い事を言って、山〇君に座布団もらった噺家さんみたいだ。
ここは"新春こども大喜利"か?と思ってしまうと、
出囃子鳴らして"一席設けたい"ぐらいの気持ちである。
どうにもこうにもニヤけが止まらない。
クッションの上までは上れなかったので、
俺が抱っこして乗せてあげた、まるで親の気分だ。
「、、、ん?ごめん聞いてなかった」
ソウサはヤレヤレと言った表情だ。
メイは俺なんかよりテーブルマナーがちゃんとしてて、
斯の地でのマナーすら知らない俺には本当に見習う所がある。
ただクッション三段の上は初めてらしく、
ピサの斜塔を模ったグラグラゲームみたいに揺れる。
ちょんっと指で横から突きたいのをグッと堪える。
「ななっメイの服って普段着とかないのか?
流石にこれで過ごすのは大変だろ?」
「ありま、る、寝間着と仕事着がある」
"る"って無理やり敬語から直したな。
話し方は徐々に直るかな?
寝間着と仕事着って、ホント徹底してんな。
「なぁソウサ、メイのドレスがあるって事は
他にもメイが着れそうな洋服って無いか?」
「ヨウフク?ってのは知らないが、
そのドレスは従者の一人が、仕立て直した物らしいな」
ソウサは人差し指を立て右手をスッと挙げると、
ワードさんが反応した。
「このドレスを仕立てた者を呼んでくれ」
「かしこまりました」
ワードさんは扉の向こう側に、
こそっと何か支持を出している。
数分すると従者の一人が入って来た。
メイを着替えさせていた、涙を堪えていた女性だ。
「失礼致します、御用がおありとの事で」
「んっご苦労、このメイが着ているドレス
お前が仕立てたらしいが、なぜこのような服を持っておる」
ソウサは固いな、従者の女の人がビビッてるよ。
「はい、その服は私の娘が着ていたものです
娘はルナと共にあります
ドレスは形見として持っておりました、
メイちゃ、、メイ様に着て頂ければ
娘も本望かと思い、私が仕立てさせて頂きました」
ルナと共にある、それは斯の地の言葉で言うと
他界しているという意味だと後に聞かされた。
「そのような大事な服、私のために?」
「はい、娘と同じようにメイ様も大事なのです
教育係としての、役目は本日をもって終わります
私からの贈り物として、受け取って頂けませんか?」
メイが俺に両手を伸ばす。
「そうだね、お礼言わないとね」
メイをクッション頂上から下ろした。
タッと駆け寄り、勢いよく従者に抱き着くメイ。
「いけませんよ、レディがはしたない、、
、、これからはたくさんの、世界を見てね、、」
メイは言葉にならない泣き声を出し、
従者は目一杯、メイを抱き締めていた。
いかがでしたか?
もう少しパロディなどを盛り込みたいのですが、
今の私脳がこんな感じになってしまっています。
きっと不意にやってきますのでご注意ください。
造語の書き間違いルビに注意してます。
評価・誤字の報告など頂ければ、執筆の励みになります。
宜しければブックマークの登録もお願い致します。
次回 第二十三話 サブタイのサブタイ「合縁奇縁」
それではまたお会いできるのを楽しみにしております。
誠意執筆中です。




