ねこと猫
こんにちは。ねこです。よろしくおねがいします。
ねこはこの財団のサイト内コンテナでレストランを営んでいます。
ここには色んな人がお客様として来てくれるのでとてもやりがいがあります。
そして、たまに意外なお客様もいらっしゃいます。
「さて……今日も開店しましょう……おや?」
「ニャーン」
(この子は確か……)
「あなた、ジョーシー……ですか?」
「ニャ〜」
SCP-529 「半身猫のジョーシー」
オブジェクトクラス:safe
「しかし……あなたは本部のオブジェクト……どうして日本支部のここに……?」
「ニャン?」
「……たしか、下半身が存在しない『以外の異常性はない』イエネコ……つまり言葉は理解できないですか……」
「ニャーン」
「……ふふっ、可愛いですね」
ジョーシーの頭を撫でてみます。
とてもふわふわで暖かくて癒されます。
「ニャー♪」
ジョーシーも喜んでくれているようです。
「……あの」
「ニャ」
「……」
「ニャン?」
ねこは周りを見回します。誰もいませんね?
……よし、大丈夫。
「……ジョーシー」
「ニャ〜!」
「……にゃ〜、です」
「ねこさん、今日も来ました……よ……えなにそれ可愛い」
「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
私が猫語(?)で話しかけた瞬間、お客様がいらっしゃいました……!?
「い、いや違うんです、あ、あの、えっと」
「え何それ可愛いえっもっかいいやって貰っていいですかえっちょっとなんでそんな可愛いんですか」
「う、ううう、うああ〜!!」
ねこは今日も楽しいです。よろしくおねがいします。